学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

必読書150冊を見てのち

2021-02-01 19:54:42 | その他
今日から、いよいよ2月ですね。その始まりとなる今日は、曇天で寒い1日となりました。冬らしくていいものです。

今月の雑誌、『芸術新潮』は「愛でたい読書」がテーマ。今の必読書150冊を紹介した内容になっています。仕事柄、美術の本はよく読むのですが、教養のための読書、というよりは、文章を書くための読書が多いので、ここで紹介されている150冊はほとんど読んだことがないものばかりでした。若桑みどりさんの『イメージを読む』は、私もボロボロになるまで読んだので、それが入っているのは嬉しい限り。その一方で、高階秀爾さんの『名画を見る目』や辻惟雄さんの『奇想の系譜』、木下直之さんの『美術という見世物』などがが入っていないのは意外でした。3冊とも、私のおススメです。雑誌を読んでいたら、絵を無性に見たい欲求が湧いてきました。この欲求、大事にしたいですね。

休日の今日は、朝からあくびが止まらず。温かいお風呂に入って、早めに寝ることにします。それでは、今日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。