ジブリに来るようになって、鈴木さん【注1】と話しながら、ずっと考えるようになったテーマがあります。コンテンツとはなにか、創作とはどういう魔法なのか、ということです。
ひとつ考えていることは、どんな種類のコンテンツであれ、モノづくりのやりかたはさほど変わらなくて、結局は過去のコンテンツに影響を受けて創っているということです。
そして一流のクリエーターが独創的なコンテンツを生み出すときというのは、自分の創っているコンテンツとは別のジャンルからアイデアを持ってくることが多いのです。同じジャンルの中で真似をしつづけていると、どうしてもある枠の中で収まってしまいます。そういうのを鈴木さんは「そんなのつまんない」というのです。
吉川さん【注2】も、新しいテレビ番組を過去のテレビ番組だけを参考にして作っていては駄目だといっていて、同じことですね。
もうひとつ考えていることは過去のコンテンツに影響を受けるということを理屈で計算している部分と感覚で無意識にやっている部分があって、その割合はクリエイターによってさまざまなのです。
【注1】鈴木敏夫(ジブリのプロデューサー)
【注2】吉川圭三(日本テレビ制作局専門局長)
□川上量生「アイデアの見つけ方って? ~ジブリ見習い日記 ときどきニコ動 連載77~」(「週刊文春」2014年6月12日号)から引用
↓クリック、プリーズ。↓

クレマチス(楊貴妃)

ひとつ考えていることは、どんな種類のコンテンツであれ、モノづくりのやりかたはさほど変わらなくて、結局は過去のコンテンツに影響を受けて創っているということです。
そして一流のクリエーターが独創的なコンテンツを生み出すときというのは、自分の創っているコンテンツとは別のジャンルからアイデアを持ってくることが多いのです。同じジャンルの中で真似をしつづけていると、どうしてもある枠の中で収まってしまいます。そういうのを鈴木さんは「そんなのつまんない」というのです。
吉川さん【注2】も、新しいテレビ番組を過去のテレビ番組だけを参考にして作っていては駄目だといっていて、同じことですね。
もうひとつ考えていることは過去のコンテンツに影響を受けるということを理屈で計算している部分と感覚で無意識にやっている部分があって、その割合はクリエイターによってさまざまなのです。
【注1】鈴木敏夫(ジブリのプロデューサー)
【注2】吉川圭三(日本テレビ制作局専門局長)
□川上量生「アイデアの見つけ方って? ~ジブリ見習い日記 ときどきニコ動 連載77~」(「週刊文春」2014年6月12日号)から引用
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クレマチス(楊貴妃)
