(1)華やかに見えるキャビンアテンダント(CA)だが、深夜勤務や海外との時差などが日常的で、実はハードな職業だ。そんなハードワークをCAはどうやって乗り切っているのか。
フライトによって異なるが、長時間飛行の場合、CAも休みをとって機内で仮眠をとる。
〈例〉成田~ニューヨーク便の勤務スケジュール。
■出発前日
21:00 早めに就寝
■出発当日
16:20 搭乗開始
16:50 成田空港出発
お客さまサービス開始(約3時間)
19:50 機内販売、化粧室清掃など(約1時間)
20:50 交代で食事(約1時間)
21:50 2班に分かれて交代で休憩(各人約2時間)
お客さまへの軽食サービス
02:50 到着前の最後のお客さまサービス(約2.5時間)
05:35(米国東部時間16:35) 到着
■到着後
23:00 夜になってから就寝
■到着翌日
08:00 起床&朝日を浴びる
終日 街歩き&CA仲間と食事
(2)離陸後の約4時間は、乗客への食事サービスや機内販売、化粧室の清掃などを行う。次の約6時間は、乗客が眠る時間帯に入るので、CAも交代で食事や休憩をとる。最後の約2.5時間は、再び乗客にサービスを提供する。
休憩は2交代制で約2時間。実は、機内にはクルーレストと呼ばれる秘密の部屋がある(保安上の理由で非公開)。一人ずつのスペースに区切られ、フルフラットの状態で仮眠をとることができる。
ぐっすり眠れるが、すぐに寝付けないこともある。そんなときも「眠れないことを気にしないことが大事」だ。
ただ、限られた時間でぐっすり眠るための工夫は欠かさない。機内は冷えるので、海外で購入したベビー用の湯たんぽをおなかに乗せ、体を温めるとよく眠れる。ほかにも、好きなアロマをかけたマスクを着けたり、カフェインレスの温かい飲み物を飲んだりしてリラックスする。仕事と休憩のメリハリをつけることで、長時間勤務でも集中力を維持するのだ。
現地時間の夕方に到着後は、疲れていても夜まで眠らないよう気を付ける。現地では、向こうの時間に合わせて生活し、街に出たり、同僚と食事したり、アクティブに活動してメリハリをつけるのが時差ボケ解消の秘訣だ。
(3)CAが見る「できるビジネスパーソン」の時差ボケ解消法は、
「慣れたお客さまは、乗った瞬間から到着地の時間で動き、そのときに現地が夜なら、耳栓とアイマスクを着けてすぐ眠っていますね」
□コラム「世界を飛び回るCAが伝授 長時間フライトでの快眠法」(「週刊ダイヤモンド」2017年7月1日号)
↓クリック、プリーズ。↓
★ファシーというブランドの湯たんぽはベビー用品なので機内に持ち込むにもサイズがちょうどよい。
フライトによって異なるが、長時間飛行の場合、CAも休みをとって機内で仮眠をとる。
〈例〉成田~ニューヨーク便の勤務スケジュール。
■出発前日
21:00 早めに就寝
■出発当日
16:20 搭乗開始
16:50 成田空港出発
お客さまサービス開始(約3時間)
19:50 機内販売、化粧室清掃など(約1時間)
20:50 交代で食事(約1時間)
21:50 2班に分かれて交代で休憩(各人約2時間)
お客さまへの軽食サービス
02:50 到着前の最後のお客さまサービス(約2.5時間)
05:35(米国東部時間16:35) 到着
■到着後
23:00 夜になってから就寝
■到着翌日
08:00 起床&朝日を浴びる
終日 街歩き&CA仲間と食事
(2)離陸後の約4時間は、乗客への食事サービスや機内販売、化粧室の清掃などを行う。次の約6時間は、乗客が眠る時間帯に入るので、CAも交代で食事や休憩をとる。最後の約2.5時間は、再び乗客にサービスを提供する。
休憩は2交代制で約2時間。実は、機内にはクルーレストと呼ばれる秘密の部屋がある(保安上の理由で非公開)。一人ずつのスペースに区切られ、フルフラットの状態で仮眠をとることができる。
ぐっすり眠れるが、すぐに寝付けないこともある。そんなときも「眠れないことを気にしないことが大事」だ。
ただ、限られた時間でぐっすり眠るための工夫は欠かさない。機内は冷えるので、海外で購入したベビー用の湯たんぽをおなかに乗せ、体を温めるとよく眠れる。ほかにも、好きなアロマをかけたマスクを着けたり、カフェインレスの温かい飲み物を飲んだりしてリラックスする。仕事と休憩のメリハリをつけることで、長時間勤務でも集中力を維持するのだ。
現地時間の夕方に到着後は、疲れていても夜まで眠らないよう気を付ける。現地では、向こうの時間に合わせて生活し、街に出たり、同僚と食事したり、アクティブに活動してメリハリをつけるのが時差ボケ解消の秘訣だ。
(3)CAが見る「できるビジネスパーソン」の時差ボケ解消法は、
「慣れたお客さまは、乗った瞬間から到着地の時間で動き、そのときに現地が夜なら、耳栓とアイマスクを着けてすぐ眠っていますね」
□コラム「世界を飛び回るCAが伝授 長時間フライトでの快眠法」(「週刊ダイヤモンド」2017年7月1日号)
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★ファシーというブランドの湯たんぽはベビー用品なので機内に持ち込むにもサイズがちょうどよい。