ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-128 総力をあげて文化座公演「旅立つ家族」

2023年09月02日 | 日記
9月に入っても残暑がまだまだ厳しい昨今。すいかも完売
これからスイカ畑の整地作業に入る。今は枝前のラスト週間だ。
秋野菜の大根・白菜はどうにか1週間かかって各5袋の種まきが終わったばかりだ。

さて月末に文化座公演を観劇。総勢30人近い出演者、
大規模でかつ質の高い芸術で観劇して心に残る名作であった。
韓国の国民的画家イ・ジョンソプ 韓国のゴッホなどと称され小学生でも知らない子どもはいない
と言われている。特に牛をモチーフにした一連の作品が有名である。

1916年、大正5年 今の北朝鮮の豪農に生まれたジョンソプ。
平壌に住む実業家の祖父の家で学び、1935年、東京帝国美術学校に留学。文化学院で
山本方子と出会う。ひかれあうが帰国するジョンソプ。
手紙のやり取りをしながら方子は朝鮮に渡って結婚。しかしその数か月後、日本は敗戦。
朝鮮ではその5年後朝鮮戦争が勃発。
2人の子を抱えて芸術と家族を守るためにプザンへ。そして済州島へ。たどり着く。
その後、生活のために夫婦は別居して方子は子どもを連れて日本へ。
夫のjジョンソプは健康状態が悪化、39歳で亡くなる。
一方、方子は100歳まで長らえ、夫の功績を広めた。

激動の時代を生きる2人のロマンと生活苦。
見事な演出に引き込まれた2時間40分であった。
劇団四季の「ミス・サイゴン」に匹敵するくらいの内容で見ごたえがあった。





コメント
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