ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-141 森達也監督の「福田村事件」

2023年11月30日 | 日記
12月を前にして本格的な雪。積雪は11センチ。
朝、久しぶりに車に積もった雪を払った。気温も下がって体感はかなり寒い日だった。

今月末までの映画、どうにか見ることができた。
1日、1回のみだったのでなかなかその時間があわなかったのだ。
その映画とはあの話題作の1923年9月1日関東大震災で起こった「福田村事件」だ。
冒頭部分は大正時代の利根川沿いのありふれた農村地域。
その時代がよくわかる丁寧な描写だった。
日露戦争で亡くなった夫の遺骨を抱えその家に後家で戻るシーン。
国のために亡くなったと称える部落の人々。ある出兵場面で
ある戦で生き延びて帰った老人(榎本明)は「死なねえこった」と呟く。
一方讃岐地方、薬の行商で15人が関東に向かって旅立つ。その親方が永山栄太。
千葉の福田村では朝鮮から帰国した教師(井浦新)が慣れない農業に従事。
大学での村長(豊原)がここで教えてれと懇願しても同意しない井浦。
彼は朝鮮独立戦争で日本兵が朝鮮人を教会に押し込め火をつけて虐殺する場面を目撃。
あれ以来精神を病んでいたのだ。その妻役が田中麗奈。配役の役者はそろっていた。
前半は1つ1つのそれぞれの群像劇が丁寧に織り込まれていたのだった。

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2023-140 雪を前に畑じまい

2023年11月24日 | 日記
ガザでの休戦4日間、とにかく実現できて良かった。
これがずっと続けばと願います。
さて今週は24日から雪印。その前にやる事が多々あった。
タイヤ交換。そして畑の整理。
そして母が亡くなり、喪中欠礼の葉書を出す事。
23日までにようやく全てが終わった。
時間を要したのが欠礼葉書。
新規入力が100人分の宛名打ち。+自分の分
祝日が入るので相手方に届くまでに6日かかるそうだ。
次にタイヤ交換。いつもは家で行うが
今回はタイヤを購入したためにその販売店での調整。
混んで希望の日程が合わなかったのだった。
事前予約なしの当日分で交換できた。
そして23日。畑じまい。
ピーマンはまだ緑のものは収穫しながら抜き黒マルチを剝がす。
除草よけシートをはがす。10本。天日にあて乾かしてから倉庫へ。
最後は菊芋堀で1日の作業を終えた。
がらんとした畑をみながら、春の植え付けから夏の収穫などを思い出した。
明日の夕方から雪マーク。
これから本格的な冬の到来だ。
早朝もう一つの畑で3日分の白菜の収穫予定だ。


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2023-139 芸術祭合唱、今だからこそ平和の歌を

2023年11月15日 | 日記
土曜日が現職交流会。
その次の日が芸術祭、合唱参加だった。
当初の予定は1週間後だったはず。
仕方がない。交流会の後の2時間後がリハーサルという過密スケージュール。

問題が一つ。歌詞をしっかり覚えていなかったことだ。
本番は楽譜なし。
歌いこみをしていれば暗唱できていたのだが、時間がなかった。
残された1日で覚えきるしかない。
翌日、本番。発表は3時。3曲。
どれも、今、切実に願う平和の歌だ。歌詞を観客に伝えたい。
本番直前までに何度も叩き込んだ。
リハーサルではこの社会情勢に想いを照らし合わせて、自然に涙がこぼれた歌詞の内容だ。

本番、指揮を見ながら、しっかり歌詞を一つ一つ大事に歌った。
不思議と楽譜を持たないと、感情が込められて表現豊かになることに気付いた。
しっかり前の観客にその平和を訴え届けることができた。
終わった。・・・最後まで追い込まれた芸術祭の合唱だった。

歌詞の一部紹介。 人間だから 作詞作曲 故 小林康弘 
たくさんの命が積み重ねた この国の平和をかみしめる
今も絶えることのない 世界中の争い
人間だから 憎しみあうが 人間だから 許しあう
語り継ぐ想い 届け 時を越えて
人間だから 傷つけあうが 人間だから 手をつなぐ
残したい記憶 届け 時を越えて

子供の空
風が強く吹き荒れて 木々も草も泣いている
目をそらし口閉ざして 顧みることもせず
風が強く吹き荒れて 街が明日が遠ざかる
今 声をあげる勇気が 自由の道を照らす
虹かかる 子供の空を 咲く花をそよぐ木を 誰が壊すの
手渡そう 子供の空を 願うのはただ一つ 永久につなぐ命


今日のニュースではガザの包囲された病院で乳児らが命絶えている危機的状況が報道。
今のガザ地区に住んでいる人々の地獄のような日々と重なりあい
この歌を歌うと自然と涙が出てきました。 











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2023-138 やり遂げた現職交流会「学校の多忙化問題」

2023年11月14日 | 日記
昨日の朝、みぞれのようになってとけてしまった初雪。
寒い日々が続きます。
先週は盆と正月が一緒に来たような忙しい濃い日々だった。
今年の活動の集大成といえる現場の教員との「現職・退職者交流会」の企画・運営。
そしてコーディネーターとして現場の教師の報告を受けて
その原因と対策の方向性を示す内容であったのだ。

振り返ると、10月末日、資料となる教育書を注文して
5日で手元に届く。
その間に多忙化の原因となる、夏に読んだ教育現場での正規雇用と非正規問題
なぜ非正規が増え、そして今なぜその非正規が少なくなったかをまとめる。
次に届いた本をもとに基礎定数問題をまとめる。
そして、学習指導要領の変遷。
この3点を柱にして、かつてから一向に改善されない教育現場の多忙化を
分析し方向性を導き出していった。
この1週間睡眠不足だった。
当日、現場の教師が今迄になく参加してくれた。2対3の割合だ。
今までは1対4ぐらいだったのだ。
それだけ訴えたい、今の多忙化を話したかったのだ。と察した。
交流会の時間は2時間30分。たっぷり話し合い、
これまで以上の有意義な交流会だった。




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2023-137水泳大会で初の野菜販売

2023年11月06日 | 日記
1月前に大会があり今年度は終了かと思い、畑の収穫や片付けなどに精を出していた。
後で11月4日にパラとシニアなどの規模小規模の大会があることを知った。
すでに申し込みが済んでいたので、今回は
選手としてではなく、その会場で野菜の直接販売をすることとなった。
練習仲間も数人出ていた。
当日、軽トラックに白菜、大根、紅はるか、ジャガイモを30セット作って、乗り込んだ。
あいにくの雨。軽トラから野菜搬入で雨にあたってしまった。
ジャガイモが多少雨にあたって濡れてしまったが仕方がない。

店を出したら、早速、人が集まってきた。
ここで野菜があるなんてと。
値段はおつりがないように、大根100円、ジャガイモ1袋100円、白菜200円、300円と
きりのいい値段設定にした。
県外から参加の選手が「安い」と何回も購入しにきてくれた。
人が少なくなったら合間に選手の応援。

昼時の2時間半だったが初の野菜販売。何とも言えない不思議な気分だった。



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