ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-22 7年ぶりの音読

2023年01月30日 | 日記
寒い真冬日が続く真っ最中、昨日は飛び込み練習。数ヶ月ぶりの飛び込みだった。
コーチの方からは目線と飛び込む位置は1つ目の水中ラインでとのアドバイス。
コツを思い出し10本飛び込んで終えた。

ところで現役の頃から音読の学習会を月に1回やり続けていた。
それが約7年前に終了したのだった。
というのは、講師の元アナウンサーであった前田正二さんがお亡くなりになったからだった。
3月だった。だから正確には6年と10カ月になる。

市民の朗読劇に出演することになった。出演の公募があったので申し込んでいたのだ。
先日、その1回目の顔合わせがあった。参加者は14名。その内プロが4名おられた。
年齢は老若男女様々だった。
練習は本番までにゲネプロ含めて10回の予定。
3月下旬が発表本番だ。
朗読劇は震災短編小説「あの日から」の1編で高橋克彦作「さるの湯」
練習では早速、台本の通し読みをした。
ナレーター、セリフなどそれぞれ役割を分担しながら読み合わせをしていった。
間の取り方、人物の距離感など考慮してセリフを、など、4時間の稽古が終わった。
演出の方のアドバイスを聞き、同じようなことを前田正二さんがかつて云っておられた事を
思い出して懐かしい気分に浸った。





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2023-21 消費者は勝手でシビア

2023年01月27日 | 日記
産直巡りの午後の交流会でアドバイザーから
21項目でチェックした後の報告会、その評価を巡って、
「皆さんは生産者ではなくお客様目線で店舗をみたはず。
しかし評価が甘すぎる。消費者は最も勝手でしかもシビアですよ」

お客さんは、いつもはいる人とは限らない。偶然立ち寄る人もいる。
産直の中には、営業しているかさえ分からない所もある。
まずは外観が大事だ。のぼりはやっている時だして終了したらしまうなど。
ポップも目を引きつける意味で効果的だ。統一感があれば一層よい。

産直の悩みから
Q冬場は品数が少ない。A売り場を縮小したらよい。夏場と同じだとガラガラに見え購買意欲がわかない。
q新規生産者の加入が進まない、値段が安く採算割れで若者にとって魅力がない。
A今は価格が上がっている。ここで生産物に転嫁させて上げなければますます苦しくなる。
q魅力ある工夫例は
A消費者は野菜のことをよく知らない人が多い。
野菜の特徴とか調理の仕方などをポップに説明すれば喜ばれる。

県内ででは産直は276店舗をピークに減少しつつある。
沿岸部は少ないがこの盛岡周辺は激戦区でもある。
各店舗それぞれ特徴を生かしまだまだ工夫が出来る余地がある。

プロの目線で店舗の分析。大変参考になった。

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2023-20 寒波の中の産直巡り

2023年01月25日 | 日記
最低気温はマイナス10度、最高気温マイナス6度
なんでも10年に1度の大寒波襲来とか。これから1週間は日中でも0度前後が続く。
そんな中、生産者による産直巡りがあり、4か所を総勢20名で2つのブループに分かれて
他店舗の工夫を学びに出かけた。

日頃の生産者ではなくお客様目線にたって店舗の取り組みや工夫をそれぞれ
外観、店舗、商品、サービス、販売促進、スタッフなど21項目でチェックするのだ。

せっかく行くなら初めての箇所を選択。紫波のN産直と矢巾のS産直へ。
N産直は設立27年と古参で会長が出迎えてくれ説明して下さった。
そこはフルーツロードの一画にあり、リンゴの写真付きのポップが種類ごとにたくさん掲示されていた。
9月のシャインマスカットの高級ぶどうの収穫時期になると9時前から行列が出来るらしい。
リンゴやぶどうなどフルーツで売り上げの3分の1から半分くらいの割合になるようだ。
しかし今年の長雨は生産者泣かせの結果だったようだ。
加工品として漬物が何種類もあった。懸念されることとして、今年の6月以降制度改正により
漬物が出荷されない、出来ないのではと心配していた。
というのはきちんとした製品加工場所が確保されないと売られない法改正ができたのだった。
販売するには自前で拡張しなければならないのだ。経費も100万円ぐらいかかると。
産直に出荷する生産者はベテランの高齢者が多く、
そこまで出資しなくてもと二の足をふむ方も多いと予想される。
産直にとっては品数が減ることは売り上げにも影響するのだった。

組織の仕組みを聞いて次はS産直へ30分かかって移動。

そこは医大に近い場所にあった。前の産直より狭かったが売りが焼き芋。
入り口に薪ストーブを使っての焼き芋があった。
なんでも10月中旬から約半年間の販売。1本当たり市価より3分の2ぐらいの値段で人気があるようだ。
他にも黒ニンニクなどや漬物や小さな珍しいうりもあった。
ここでも今年度改正され、影響を受ける漬物の話題。

午後は見学した産直のチェック項目をまとめて報告会。
それそれの観点で多くの気づきがあった。
その後、産直のK支援員の方のポイント説明とアドバイス。
覆面調査員として沿岸部の44か所を回った時の経験と産直の課題と改善点を指摘して下さった。

寒くて道路事情も悪い中だったが、それを上回る大きな刺激を受けた産直巡りだった。












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2023-19 田中館愛橘物語

2023年01月24日 | 日記
田中館愛橘没後70年を記念して愛橘の半生を描いた演劇が公開された。

田中館愛橘は1856年生まれで同級生が原敬総理大臣、佐藤昌介初代北大総長、と
花の安政3年生まれとして知られている。
今の二戸市生まれで愛橘の會祖母は南部の「赤穂浪士」ともてはやされた
相馬大作の実姉である。藩士の息子で地球物理学者、帝国大学名誉教授など

今回は原敬と愛橘の親交が丁寧に描かれていた。
少年期、藩校「作人館」で学び、原は田中館愛を「ダテ君」と呼び合う仲だったようだ。
お互い、上京して愛橘は帝国大学に進学。ここで物理学を学ぶ。
恩師は元白虎隊の山川健次郎で帝国大学総長。

物理学者として世界を駆け回り、「2番目の月」と呼ばれた田中館愛橘。
日本式ローマ字やメートル法の普及や地震対策などに尽力を尽くした。
メートル法の導入当時、日本古来の尺貫法とどう折り合いをつけ社会を混乱させない
で浸透させるか当時の様子が再現され苦心した愛橘がよく伝わってきた。
原敬とフランスで交流した様子も加味されていた。また海軍大臣として米内光政まで登場していた。
原敬が65歳で暗殺された時の愛橘は
「声もなく 死におくれて 冬のせみ」と落胆した様子を残している。
それから30年後愛橘は亡くなる。
教え子は本田光太郎、寺田寅彦、木村栄など優秀な人材がおり
種まき翁とも呼ばれていたと。
郷土の偉人がところどころにちりばめられ
それらを1時間強のドラマと歌で仕上げた脚本と演出、
音楽など効果的で見応えがあった。




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2023-18 行って見たい世界遺産から

2023年01月24日 | 日記
今日から最強の寒波襲来とか。
大寒が過ぎて2月までのこの1か月が最も寒い日々だ。
特にこの1月末までがマイナス10度前後の予想。
昨日は2回も外出先で転倒してしまった。雪の下がアイスバーン状態だったのだ。
単なる打ち身ですんだのだが慎重に・・がかかせない。

さて日曜日TBSの世界遺産を何気なくみていた。
これまで放映された中で視聴者が選んだ行って見たい世界遺産ベスト10特集。

10位 オーストリアのアルプス、ハルシュタットの文化遺産
9位 スペインの要塞都市クエンカ
8位 カナダの氷河カナデイアンロッキー
7位 カンボジアのアンコールワット
6位 アルゼンチンのイグアスの滝
5位 古代エジプトのオクソール、ツタンカーメン巨大な134本の柱
4位 ペルーのナスカの巨大地上絵
3位 イタリア、ミラノのダビンチ 最後の晩餐
2位 沖縄、奄美大島、西表島
1位 奇岩と縄文杉の鹿児島の屋久島だった。

若い頃 いった場所がいくつか入っていた。
スイス側だったがアルプスでは目の前に夏のモンブランが見え素晴らしい光景だった。
エジプトのルクソールでは死者の町にツタンカーメンがあった。
小さい子どもももレンガを運んでいたり、その国の事情が見えた。
ピラミッドや巨大な134本の柱など古代エジプトの世界を堪能した10日間の旅だった。
海外旅行に行くと必ずといっていいほど美術館や博物館巡りがセットされている。
普段は年に数回しかいかないのにだ。しかしミラノやフランスではルーブル美術館、
ロシアのエルミタージュ美術館など見応えが多くて時間をかけてじっくり見たい箇所だった。
西表島には学生時代1週間民泊して泳いだり、貝殻のブローチを作ったりのんびり過ごした日々だった。
あの亜熱帯のマングローブなど同じ日本かと目を疑う光景に驚きだった。
そして昨年いった屋久島、もののけの世界を何時間も歩き続け疲れた印象が残っているが
違う季節にいったらどう変化しているだろう。
日常の生活からいつかまた飛び出して行って見たい世界遺産の箇所巡りだ。





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