ｈ２５の１０ 「３５歳の高校生」の「スクールカースト」について

４月のテレビで
「３５歳の高校生」のテーマがスクールカーストだったので
見てみた。
今日の教育問題をすぐとりあげているとはさすがマスコミの
フットワークの軽さである。

さてスクールカーストであるが
誰でもが経験し分かっていることが言葉になった感がある。
ただし
テレビのようにコミカルてきでもなければ
教師の場合は無意識でもあり生徒を成績でオブラーにみてしまう
教師病とも言える代物と感じる。

生徒間ではあんな風に表立っているケースはやり易いのではないか。
これもみえてない部分で生徒間で無意識又は自分から演じているのではないのか。

しかしあのテーマでのドラマ内容はスクールカーストというより
いじめの構図であった。

とらえ方がいかにも矮小化されていると感じた。

h25の９ 辞書作りの裏方がみえた「舟を編む」

連休の前半、「舟を編む」の映画と本を読んだ

２４万語の辞典作り
それに関わる編集者の苦労など
大変根気のいる仕事である１０年の歳月がすぎ

完成パーテイでは
もう次の改定版のスタートの話。
右とはどう定義しているのか
各出版社での違い
⑩の０のある方が右とこの本では説明されていた。

紙の類も面白かった。
この作業がよく本になり映画になったなと。
作者の三浦しおんのわかりやすい文体と
交差する人間模様に興味を感じた

h25の８ 一人親家族と貧困の実態 岩手の場合

　岩手大学の藤原氏のプレゼンは分かり易く明瞭であった。

・一人親家族はいわては全国より多い。（東北は概して多い）
・一人親家族の生活困難は日本社会が抱える社会的な問題から生じていること
・一人親が多い今日。一人親が普通に働き生活していける社会を形成することが
　　　人権問題としても不可欠
　今回の震災では
震災孤児が岩手は９４人
どちらかの親は４８１人である。震災前は
一人親世帯の中で母子世帯が１万１千（９割）父子世帯が千人（１割）
圧倒的に女性が多い。

年齢からみると
生まれた直後は両親がいるが
年齢が１さいずつ増えていくと
１％ぐらいずつ増え
１０才では１割が一人親
⑬歳では１２％
⑰歳では１３％と増えてきている。
その収入は
一人親は標準１世帯の半分以下なのであった。
なぜか分析は後日。

h25の７ 教育を考える会「シングルマザーの実態」

今朝、４月下旬というのに
車のフロントは真っ白。田畑には霜が。

今日は授業参観日。ＰＴＡ総会の振り替え代休。

さて昨日「シングルマザーの実態」というテーマで
教育懇が公会堂であった。

講師は岩大の経済の教授。（女性）

震災前から沿岸や県北の就業率は中央より
低く、今回の震災で一層困難になりつつある。

ある地域４割の準要保護が震災で７割に。
以前は給食費やら集金を差別感が生じないように
全員にから封筒を配って配慮したが

今では多くが準に陥ってしまっていると。
さてシングルマザーは更に困窮しているとのはなしを
データーをもとに話されていた。

h25の6 お上のいうことには・・最後の一句

４月音読会　例会

教材は森鴎外の「最後の一句」

父親が処刑されることを聞いて
その子ども達が身がわりを申し出る
お白州場面。

取り調べ役が「その願いを聞き届けになるとすぐに殺されるぞ」
と念を押す場面で
子のいちが
「よろしゅうございます」
そして、やや間をおいて
「お上のいうことには間違いがございますまいから」
と答えた最後の一句をどう考えるか。

様々な意見がでた。
何を象徴しているのかと。

読み方では
もっとお白州という場面であり
立体感がでるように
よみたい
と多くの人が指摘された。