ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2021-80 あの台風10号から5年

2021年08月31日 | 日記
東日本大震災から10年、
そして本州1広い町の岩泉町を襲った台風10号からまる5年が過ぎた。
若い頃、着任し3年間、住んでいた町だった。
中心地の向町のアパートの2階だった。
目の前にうれいら山がそびえ立ち、まるで山水画の中にいるような
懐かしい気分にさせる街並みだった。
週末、盛岡に帰省するたびに町外れの小さな店から
鮎の塩焼きを買って帰ったものだった。

5年前の8月30日。
大雨が岩泉町を襲った台風10号。
平地が少ない岩泉町に鉄砲水のごとく大量の雨が降った。
犠牲者27名。その内のひとりに教え子の父親もいたのだった。
物静かで誠実な方だった。
いてもいられず、すぐに岩泉町に車でいったら街並みは土砂にまみれ、
すっかり変わっていた。みんな土砂のかきだし作業の真っ最中。
アパートの大家さんの手伝い。1階まで水浸し。
橋が流れた大木にせき止められ街中に水があふれだしたようだった。
あのきれいな街並みが・・。
今は閉校になった校舎にいった。
近くに住んでいた元PTA会長さんの家は半分被害にあっていた。
犠牲になった教え子の父親のお宅に向かった。
お姉さんが片付け作業。。お悔やみを渡して帰った。

後で教え子たちが地域の再建、堤防の設置方法など中心になって
検討している様子がテレビのニュースで放送されていた。
災害に負けずに立ち上がっている様子を知りうれしくなったものだった。






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2021-79 ほっと一息、我が家のねこたち

2021年08月31日 | 日記
8月末、久しぶりの休日だ。
7月6日に我が家に住み着いた子猫。
当時は600㌘だった子猫。
動物病院で6月1日誕生日にしましょうと決められた。
ということは今が生後3か月になる。
体重は3倍の1800㌘だ。
心配していた前からいた猫との関係。
初めは嫌がってフーフーと威嚇していた猫だった。
しかし子猫はお構いなしに家猫の尻尾にじゃれつく。
初めは遠ざけていたのだったが・・
1か月過ぎたあたりから関係性がでてきた。

何でも動くものに反応する子猫で動きも素早い。
とにかく軽く所構わずかじるのだが歯が十分はえていないので
あまり痛くはない、また肉球も柔らかく爪もまだ伸びていない。
それでも無条件に反応する子猫で物音に驚くと真上に飛び跳ねる。
その様は滑稽だ。
今ではねているときにそばに近づいて一緒ねていても
追い払わなくなってきたのだ。
やんちゃな子猫の世話をするような目線になってきた。
がまんしている家猫の変化を感じた。

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2021-78 コロナ感染の蔓延

2021年08月30日 | 日記
コロナ感染が全国的に蔓延。
学校は2学期が始まり、感染が危惧されている。
ジムの近くの県立高校は休校措置。
職場の近くの中学校も校庭に生徒の姿が見えない。
ここも休校措置だった。
文科相がコロナ感染措置として発症者がでた場合、5日から1週間程度、
学級、学年、場合によっては学校の休校措置の指針を発表。
インフルエンザのような期間設定である。
文科相大臣は
「一律の全国休校措置は取らない、子供たちの学びを大事にしたい」と話していた。
ほっとした。昨年の全国一斉休校から教訓をえた、現実に即した対応だ。
それにしても3密を避け、マスク着用をし、コロナから身を守らなければと
近場に発生していることを受け危機感を感じた。


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2021-77 パラアスリートたちからの学び

2021年08月30日 | 日記
パラリンピック6か目。様々なパラアスリートたちが活躍している。

今回の試合で注目したのが谷さんと成田さんだ。
谷さんは8年前の2013年、オリンピック大会のプレゼンターの一人。
「スポーツの力」を訴えた。
14年結婚して翌年子どもが誕生した39歳のママさんアスリートだ。
17年から幅跳びからトライアスロンに転向。
その間は苦難の連続だったようだ。今回は選手団の旗手も務めるパラの顔だ。
ひとりのアスリートとしての結果に注目した。
スイム750m13分6秒。凄く速い。自分は400m8分台だ
バイク20キロ39分。最後のラン5キロが26分53秒。自分は27分台。
右足切断した体で走り続けしかも泳いでバイクをこなした上での記録だ。
凄い強靭な精神力と鍛えた体だと推測できる。最下位の10位だとしても立派な記録だ。
ちなみに車椅子でトライアスロンのベテランの土田和歌子は1時間22分32秒。でランが速く9位。
谷さんは彼女より種目内容は違うが9秒速かったのだった。

次はパラリンピック6回目の51歳のベテランの水泳のアスリート成田さんだ。
下半身が動かない中での50mバック。泳いでいる姿をみると足が横に流れている。
腕だけの推進力だ。記録は47秒で6位入賞。彼女は喜びにひたっていた。
自分は60秒はかかっているのだった。いかに足をつかっていないかがわかるのだ。
ダウン・アップキックを基礎からやり直さなければと感じた。

アスリートたちの日々の努力を感じたパラリンピックでもある。



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2021-76 前進座の「ひとごろし」の観劇

2021年08月29日 | 日記
山本周五郎作品

舞台は越前福井。自他ともに認める臆病者のひとりの家臣。
殿の小姓頭をきり殺した剣術の達人の仇討ちを志願。
どんな結果になるだろう。かえりうちに合うのか。・・・

立場を変えると自信を失った人に送る臆病者の物語。
刃物をつかわず結果的に相手をおいつめていくという滑稽物だ。


周五郎は庶民や身分の低い武士などに焦点をあて
ささやかなしあわせ、喜び悲しみに深い共感を寄せた作品を多く残している。
だから味わい深い。

いつもの演劇とは違う舞台の作りだった。
狂言のような4人のコロスが音を奏で、演じる笑劇。
一味違った演劇だった。


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