ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

その33 教育界の大御所「教育とは何か」大田尭先生来る

2011年11月27日 | 日記
11月26日午後、「生きるとは、学ぶとは」教育はアート。
93歳の教育研究者です。「かすかな光へ」という映画の上映の後、講演。
わずかな時間だけしかきけなかったのが残念。
しかし、自分の足で歩き、健在で安心しました。
国益にそった人間を創る教育の在り方に抗い、
人が学び生きるとは何かを問い続けた方でもありました。
震災うけた後、互いに関わることで生きる手ごたえを分かち合えないか。
モノカネ、無機的な社会のなかでかすかな光を手探りで求めたいいうことでした。
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その32 野口芳弘さん国語の学力をどうつけるか

2011年11月27日 | 日記
 11月26日(土)は教師にとって魅力的な研修がたくさんありました。
参加した2つの情報をお知らせします。
1つは分析批評の野口芳弘さんです。トスの向山洋一というと分かっているかた多いと思います。
20年前、県内の学習会は150人を超す教師が集まっていました。千葉の小学校教師での実践は定評がありました。彼は75歳になりました。現場を退職後 北海道教育大の教授で10年前退官されました。
数年各大学で講師をなさったり、各地で講演をなさっています。
岩手では年に1回、11月花巻で学習会があります。参加者はかつての半分ぐらいでした。
今回は7回目です。実際はもっと多いと思います。
 ここ数年、道徳の主張が多くなったように感じられます。
しかし野口節は健在でした。
今回授業は、夕立ち(1年)イルカのねむり方[3年)
今、会として学習用語の系統性を創るのが課題といってました。
私自身、国語の公開で研究主任として15年前国語の身につけたい用語の系統性を
主に西郷先生の文芸研で教わり創って公開したものです。
野口先生から違いは何かをとうたのですが
明解には答えられなかったのが残念でした。
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その31 困った子は困っている子 いいお話でした。

2011年11月23日 | 日記
11月22日火曜日の夜の2時間の予定が質問が相次ぎ9時までたっぷりと大和久さんの優しさあふれるお話を聞いて学習しました。困った子は困っている子、一方的な親も実は困っている親の裏返しというスタンスです。2つの事例をもとに話が展開しました。どちらも、ごく普通の学校・学級で起こっており、どうしたらいいいか、なやんでいるものでした。
なぜ発達障害(ADHD)等の子たちが増えてきているのか。
今も昔もいたはず。
社会、大人社会、子ども社会の許容範囲が狭くなってきたと、大和久さんが述べていた。
大目に見るとか、許しあえる関係性ではなく、今は自己責任が強調されているのである。
つまり生きにくい世の中になってきたということなのだ。
数パーセント学級に存在する見方は社会のものさしが一層シビアになってきたということか。
子どもにどう共感してあげれるか、
それによって子ども達が随分かわるのだということがよくわかった学習会ででした。[続く)
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その30 続き 県教研について

2011年11月20日 | 日記
 10月下旬と11月中旬 教科別と問題別が1泊2日で開催されます。これが岩手の特徴です。
それぞれ300人くらいが参加します。小分科会も含めると30ぐらいの分科会に分かれてます。
今全国でこのパターンを維持出来てるのは本県ぐらいです。
1日目は10時から6時まで。2日目は8時30分から12時までです。
かつては3時までやってました。私は組織委員なので前日の金曜の夜からの参加で基調報告を作成します。30年以上これに携わっています。今年は震災の影響か参加者が例年より少ないように感じます。またレポートも震災がらみが多かったです。
 遅れましたが全国教研に選出されました。
金曜日夜12枚のレポートに書き直し提出してきたところです。
テーマは「学校図書館の活性化をどう進めたか」
    ―本の好きな子どもを育てる読書活動ー
期日は1月下旬。場所は北陸です。
今まで全国教研にはレポーターや司会者、等で数多く参加していました。
残念に感じるのは20数年前に全教と分離してから分科会によっては共同討議者の質の低下、
(生活指導分科会はガラッとかわりました。)レポーター県のかたよりがみえます。
詳しくは後日。
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その30 しあわせ運べるように・・ぶち合わせ太鼓

2011年11月14日 | 日記
 11月13日教研2日目。
夜の交流会では「しあわせ運べるように」これは阪神大震災で作られたうたを
今回の3,11用に書き直したものです。
全体集会でこの分科会で発信交流しました。

津波にもまけない
強い心を持って
なくなった方々の分も
毎日を大切に生きてゆこう
傷ついたふるさとをもとの姿にもどそう
ささえあうこころとあしたへの希望を胸に
響き渡れ 僕たちのうた
生まれ変わるふるさとの町に
届けたいわたしたちの歌
幸せはこべるように

さて2日目文化の分科会
ぶちあわせ太鼓 2時間。 3人で1台の太鼓
順々に打ってつなぎ
最後にみんなで
小学2年生もまじって10人ぐらいでやりましたが
2時間で十分みにつきました。
太鼓がなかったら古タイヤを改造してできます。

集中と笑いのたえない2時間でした。
講師S先生ありがとうございました。
学習発表会などで活用できます。

詳細を知りたい方はメッセージ下さい
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