ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2020-101 百寿を祝う会

2020年09月26日 | 日記
母の百寿を祝う会を実家にて開いた。
本来なら県外の人たちも集まりホテルでの予定であった。

しかしこの昨今である。
自宅にて近場の人だけが集まってのささやかな会であった。
コロナのため駆けつけられない遠方の親族から
花束やお菓子などのプレゼントが贈られてきた。
心温まるありがたいことだ。

その日の母の半日。
午後から美容師がきて着物の着付け。
次にカメラマンが到着してセット。
そして地元の新聞記者からのインタビュー。
長生きの秘訣は?等
規則正しい生活。そして何でも食べること。等と答えていた。
今でもしっかり食べている。
そしてようやく夕食会。
この日の合わせて、母の略歴をまとめてしおりを作成。
そしてその当時の新聞をまた参加者の誕生日の新聞も用意し渡した。
誰しも生まれた日に何があったか知るいい機会になればと思ったのだった。

母にとって人生で一回の大きな節目である。
何より喜んでくれたのはうれしいことだった。







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2020-100 祝 100歳

2020年09月24日 | 日記
今日、10時40分頃
県と市の職員が実家に来訪。
母の100歳の長寿を記念して国から総理大臣名の表彰状と
市から市長の直筆の色紙とお祝い
県から達増知事からお祝いのメッセージと
清衡塗りのお椀を頂いた。
ありがたいことである。
担当の方がいうには
母のように玄関先まで自力で歩いて受け取った人は
2割ぐらいですと話されていた。

ここまで支えてくれたデイサービスの方々や
日々世話をしてくれた姉に感謝・感謝である。

よく長寿の秘訣はと言われるが
母の場合は
食では若い頃から肉好きであった。
そして商業高校を出ているせいか、そろばんが達者で
今は間違いもあるが計算が得意である。
そして姉がいうには
なにより気が強く、メンタル面が強いということらしい。
今は適当にぼけているのだが。
まずはともあれめでたいことに間違いはない。



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2020-99 100歳の敬老の日、

2020年09月21日 | 日記
今年のコロナ感染の中、
無事、母は100歳を迎えた。
なんでも100歳以上は8万人でうち女性が88パーセントの7万人なそうだ。
県内では100歳が910人うち女性が813人とか。母はそのうちの1人だ。
まさに人生100年の時代だ。
大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生き抜いてきた。

今年に入って、近代史の明治、大正、昭和の前半の社会を
TV土曜日の近・現代史で理解しようと努めている。

母は「おしん」より20歳若く、森光子と同年だ。
また漫画家の長谷川町子とも同年。瀬戸内寂聴より2歳上にあたる。

母の両親が亡くなったのは半世紀前だ。
当時中学生だったがあのバタバタと慌ただしい日々ははっきり記憶に残っている。
その頃、大工の棟梁をしていた祖父は病に伏せており、
誰もが祖父の方が先になくなるだろうと思っていた。
しかし、突然、元気だった祖母が脳溢血で倒れ、そのまま亡くなってしまった。
75歳ぐらいだったらしい。
祖父には亡くなったことを伏せ、祖母の葬儀の打ち合わせをしていた。
祖父はこれを敏感に察したのか翌日、祖父も亡くなったのだ。78歳だっただろうか。
結局、信じられないことに⒉人の葬儀を一緒にすることになったのだ。
⒉人同時の葬儀、これは幸せな結末かもしれない。

当時は平均寿命が60歳代だったから母は長寿の家系なようだ。
母は親族が集まってわいわいすることがなによりうれしいようだ。
子どもや孫、ひ孫たちに会えることを楽しみにしている。

100歳の誕生日にはみんなが集まってお祝い会を開く予定だった。
しかし、このご時世だ。コロナ感染が怖い。
やむなく誕生日の数日後の平日に近場の人たちだけのお祝い会にすることにした。

なんとも残念であったが仕方がない。
当日は精一杯の感謝のお祝い会を開きたいと思う。



















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2020-98 初秋の異変

2020年09月18日 | 日記
9月15日の当地の八幡の祭り。
毎年、この祭りと共に秋風が吹き栗が落ちるのだが
今年は異変。
まだ実が落ちない。
昨年は秋の彼岸頃には10キロぐらいの収穫があったのだった。
今年は2キロ弱。
何か変だ。原因は・・・異常気象。
6月7月の雨と8月の高温。
ニュースで栗農家の方が嘆いていた。
今までにない不作の年だと。

遠い他県の話かと思いきや
これが現実だ。

気を取り直して
秋野菜の白菜の苗の残りを植えた。
昨年の倍の30畝。
11月にはしっかりたまになってくれればと願いつつ、やっと完了。








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2020-97 児童虐待と子どもの貧困

2020年09月18日 | 日記
二日間の研修の中で特に残ったこと
それは児童虐待の現状と子どもの貧困の現状報告であった。

虐待といえば千葉県の痛ましい事件報道が生々しく記憶にあるのだが
あれは転居というはざまの中で児童相談所の引き継ぎがうまくいかなかった
ことがあげられる。
 県内でも報道されないが痛ましいことが起こっていることの
実例が報告されたのだった。
たばこを背中におされ点々と一列にその痕跡が残っていた子どもなどの例。
親の不安定さ、や社会的に孤立し支援者がいないなどの課題が見えてくる。
また食事を与えないなど・・
最前線でキャッチできるのが学校や学童などである。

しかし、子どもの貧困は見えにくい。
7人に一人つまり40人に6人ぐらいが当てはまるのだ。
クリスマスの日、ケーキでもない。
コンビニで好きなおでんの具を初めて食べたといった児童がいたそうだ。
子どもも親も隠そうとする。いじめの対象になるからだ。
しかし、給食がライフラインの子もいる。
コロナで学校が休校になっった際に
このような家庭は現実的に厳しい生活に陥っているのだ。

子どもの関わる立場の最前線にいる立場から
予防的なことはできるのだということをしっかりうけとめたいものだ。







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