みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

要支援の問題が「障害」

2011年08月03日 | Weblog
 8月2日の読売新聞に発達障害についての記事が掲載され、
その中で京阪神での取り組みについて取り上げられています。

 発達障害は
注意欠陥・多動性障害(ADHD)/学習障害(LD)/広汎性発達障害(PDD)
などに大別されていて、
広汎性発達障害はその中で自閉症/アスペルガー症候群
などの分類がされています。

‘先天的な脳機能障害’が発達障害、
‘後天的な性格の歪み’が人格障害と区別する向きもありますが、
原因についてはどちらも告げられた人は快く思うような言葉ではな
く、障害を受け入れないということになりかねないので、原因の追
究よりは問題への対応のほうに重点が置かれています。
 以前だったら‘落ち着きのない子’、‘変わった子’という認識
で留まっていた子どもも“など”の言葉が解釈されて
普通の人との違いが問題になっていれば含まれるようになってい
ます。

コミュニケーション・対人関係・社会性に問題
を抱えていれば、
サービス業や営業職で働くには不利になり、
円高が進んで日本人が韓国人や中国人よりも人件費で割高になる中
変わった人や変な人は採用で敬遠される傾向が以前よりも強まって
います(個性が生産性とどう関係するか)。

記事の中に

「適切な支援があれば問題なく生活を送ることができることも多
 い。まずは周囲の理解に基づいて暮らせる環境を整えることが必
 要。その上で個別、具体的な支援を行えるよう教育や福祉、医療
 などの分野間の連携強化が大切になる」

という大阪医科大学LDセンター顧問の言葉がありました。
普通の男との違い/普通の女との違いが問題になっている場合、
大阪医科大学附属病院ジェンダークリニックで解決を図るという方
法があり、そしてそれだけではない方法もあるということがこの記
事から感じさせられます。

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