陸の孤島の秋祭り

10月26日に人口約２万人の真壁(茨城県桜川市)で
「第１回陸の孤島の秋祭り」が開催されました。


▲ 「真壁」(茨城県桜川市、合併前は真壁郡真壁町)
　　人口約２万人の地域では
　　住民の約２割なら約4000人
　　住民の約２％でも約400人
　　が公共交通の利用者層のはずなのですが、
　　真壁には駅もバス停もありません。

真壁は一戸建てにクルマが何台もある家庭も多い地域で、
クルマならいつでもどこでも行けるので、
鉄道やバス路線が通っていなくても支障がない人が大多数だと思わ
れますが、‘陸の孤島’と銘打っています。

同じ関東平野でも
テレビ東京の「出没！アド街ック天国」で先週の土曜日に紹介され
た武蔵小杉(神奈川県川崎市)とはずいぶんと違います。
ひろゆき氏が雑誌「SPA！」で述べられているのとは対照的に、
真壁では子どもは家族にクルマに乗せて行ってもらっていて
鉄道やバスで移動することなく育っていきます。

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このように同じ国民・同じ民族でも
感覚や思考や価値観やライフスタイルに違いがあれば、
[ヤンキー]／[やんちゃ]
[いじめ]／[いじる]
[努力]／[生真面目]
のような認識のずれが生じるので、
ある人には当然のようなことでも話が通じていないものです。

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真壁の北のほうの
栃木県益子町では「益子秋の陶器市」が11月１日～４日に、
栃木県宇都宮市で「宇都宮餃子祭り」が11月１日～２日に
開催されます。


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大岡山は東京

ハロウィーンの仮装用に「アナと雪の女王」の衣裳が販売されてい
ます。ドン・キホーテでも見かけました。
クリスマスはハロウィーンよりまだだいぶ日がありますが、
「妖怪ウォッチ」のクリスマスケーキは予約が大変なようです。
セブンイレブンだけでなくセイコーマートでも予約終了の張り紙
が…。
ケーキはともかく妖怪メデタイメダルを手作りというわけにはいき
ません。

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きのう「ツール・ド・フランス～さいたまクリテリウム」という
サイクルロードレースが開催されていて、それを知った時に
‘どこのヨーロッパの富豪がお金を出したの？’と思いましたが、
‘ベルーナ’などがスポンサーだったようです。

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[男の子]・[女の子]・[都会]・[田舎]、
いろいろな事はいろいろな世界であるようにも思われます。
10月11日・12日に日本性科学会学術集会・総会が開催された岡山は?。


△ [資料]「岡山大学病院」(岡山県岡山市北区鹿田町)
　　田舎から進学・就職で都会に…というのが地方の人口減少の一
　　因になっていますが、岡山の大学の学生は都会の学生と認識し
　　ているのでしょうか？。

『岡山大都会』(学生は都会の学生)
『大都会岡山』
『大岡山都会』
この３つは使っている文字は同じなのですが、
この３つの認識のうちどれが一番無理がなく、精神的負担につな
がらず、人格形成に影響を与えないのでしょうか？。


▲ 「大岡山北口商店街」(東京都大田区北千束)
　　銀座でも渋谷でもショッピングモールでもありませんが
　　これだけの人が歩いています。


▲ 「大岡山動物病院」(東京都大田区北千束)
　　大岡山には動物病院も総合病院もクリニックもあります。
　　‘東京の開業医’と聞いて人々が持つ印象は？。

きのう、テレビ番組の報道特集で肺移植について取り上げられてい
るの見ましたが、これは岡山大学病院で行われています。


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ゆるさんぽ

東京などの首都圏では女の人が電車で移動するのは一般的なことで
す。

東京から数十km離れた小山市(栃木県)と友部(茨城県笠間市)を結ぶ
JR水戸線で10月１日から11月30日まで
「ローカル線で行く女子旅ゆるさんぽ」
というキャンペーンが行われています。


▲ 「東京から数十km離れた地域の間を結ぶJR水戸線」
　　車掌さんが乗務していて車内放送が肉声の列車が大半ですが、
　　実はこのような列車は日本のローカル線では少なくなりつつあ
　　ります。

沿線の主なスポットとしては笠間焼の笠間市や結城紬の茨城県結城
市が紹介されてきています。
10月25・26日10:00～15:00には
結城市の市民文化センターアクロスやけやき公園で
「祭りゆうき」が開催されます。

沿線の街を歩いてめぐると趣きがありそうですが、
北関東ではどこへ行くにもクルマの人が多く、
街なかも地元の人が行かないので空洞化しています。


▲ 「国道50号結城バイパス」
　　地域を通過する車両のためのバイパスですが、
　　ロードサイド店が並んでいて
　　バイパスというよりはメインストリートみたいです。
　　結城では結城病院もカワチ薬品もケーズデンキもつむぎセンターも
　　街なかから外側へ移転しています。


▲ 「茨城県筑西市内の夕暮れ」
　　今の時期は午後４時台には日が沈み、
　　明かりのない田んぼ・畑・林が広がる夜になります。
　　なので車内の光が反射してしまい車窓の夜景はあまり期待出来
　　ません。

東京方面から小山駅～下館駅間は「休日おでかけパス」、
小田林駅～友部駅間は「ときわ路パス」で
土曜・休日は自由に乗り降り出来ます。


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小山でもLGBTの理解を

これまで東京などの大都市では、セクシャルマイノリティについて
の理解を深める催しが行われてきましたが、
宇都宮市に次ぐ栃木県内第２の都市の小山市(人口約15万人)でも
行われるようになってきました。


▲ 「小山市中心部」

小山駅の東にある
小山メンタルクリニック(小山市駅東通り2-23-9)で
10月21日13:30～14:30に
勉強会「LGBTもありのままでオトナになれる社会へ」
が開催されます[詳しくはこちら→]。


▲ 「小山メンタルクリニック」

LGBTのうち‘L・G・B’は好きな人の性別が要素となっています。
とはいってもその性別なら誰でもいいわけではなく、
結局は“誰が好き”でどう付き合っていくかの話になっていくと思
います（バイセクシャルの人でもふたまたでは三角関係の問題が…）。
LGBTのうち‘T’はトランスジェンダーで、実はこれ自体は性別を
越境するぐらいの意味で、病気や障害という意味は含みません。

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性別を越境したり変更することは問題視されなくなりつつありま
す。
ですが性別の問題は奥深く、問題を抱え悩み迷っている人もいるよ
うです。

性自認の問題とまで言わなくても、
普通の少年と違う男の子や、男らしくない男の子は
いじめの対象になりかねません。
そして、学校で男子のグループにも女子のグループにも入れない子
どもは、学校の集団生活を送るのは大変です。
コミュニケーション能力や対人関係能力や社会性にも影響が出
かねません。

もちろん、性自認の問題を抱えていて
‘男の体だけれど自分は男じゃない’となったらもっと大変です。
日本では一人称も声も言葉も話題も男女で違うので、
感情表現や会話もままなりません。
‘男の体は自分の体じゃない’ぐらいになったら、
性別違和感を我慢しているだけでは物事が進まないので、
どう体を動かしてこなしていくかも考えなくてはなりません。
そんな子どもはどんな人格を形成してオトナになっていくのでし
ょうか？。

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【病気や障害というほどではなくても】
LGBTについては非病理・脱病理の流れのもとにあります。
そしてLGBTの人の他に、性別の問題を抱えている人がいて
仕事に影響や支障が出ているかも知れません。
病気や障害がなければ働けるとされていますが、そこまででなくて
も働けない状態が性別の問題に限らずあるようです。しかしながら
病気や障害でなければ[理解]や[尊重]がせいぜいでなかなか
[配慮]や[支援]まで至らないので、医療・福祉の手法を参考・援用し
ていくのも良いのではないでしょうか？。

男子のグループにも女子のグループにも入っていない男子生徒が、
女子をロールモデルとし
学校の休み時間に‘女子の学校生活をイメージ’して対応していた
としたら、斉藤 環氏のような精神科医はどのように思われるので
しょうか？。


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秋のイベントで賑わう

茨城県結城市の中心部で開催された結い市に続き、
今度の週末も北関東ではイベントが行われます。
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★「砂沼フレンドリーフェスティバル」
　10月19日10:00～15:30に
　砂沼サンビーチ(茨城県下妻市長塚)で開催
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★「大田地区民体育祭」
　10月19日8:30から
　大田小学校校庭(茨城県筑西市西方)で開催
・・・・・・・・・・
★「おやま西口まつり」
　10月19日10:00～16:00に
　小山駅西(栃木県小山市中央町など)で開催
・・・・・・・・・・
★「ジャパンカップクリテリウム」(サイクルロードレース)
　10月18日14:00～17:00
　大通り(栃木県宇都宮市馬場通りなど)で開催
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▲ 「普段の北関東」
　　自宅の前からお店の前までクルマで行きたいという志向が強く
　　そうすると低層の建物が低密度に広がる地域になります。
　　埼玉県の川口市立川口駅前保育園は８階にあるそうですが、
　　北関東の街では８階まである建物はなかなかありません。

フリースのユニクロも
クルマでないと行けないところにあります。

北関東から東京のほうに向かった
首都圏の川口・川越・大宮・春日部・柏ではこうはなっていなくて
普段の週末でも街なかに賑わいがあります。


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秋の週末に再び台風

前の週末には風邪をひいていたところ、台風18号がやってきて
月曜日の出勤は大変でした。そして火曜日には休んだ人の分の仕事
もまわってきて…
やっと治ったこの週末には今度は台風19号が近づいてきています。

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▲ 「結い市」(茨城県結城市)
　　クルマで走りにくくクルマを駐めにくいので空洞化が進んでい
　　る結城の街なかも結い市があったこの週末には賑わっていまし
　　た。
　　どこへ行くにもクルマの人ばかりではない東京のほうの街では
　　日常的にこのくらい人が集まるところもあります。

今日のテレビで東京・渋谷の様子が映し出されているのを見て、
‘台風が近づいていても人出が多い’ と思っていたら、
‘台風が近づいているので人出が普段の休日の半分’
ということのようです。

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この週末に行った農産物直売所に出ているお米に精米年月日が表示
されているのですが、それだけでは新米かどうか分かりません
(古米を今の時期に精米したかも)。
どうも‘低温保存米’のシールではなく‘新米’のシールが貼って
あるほうが新米のように思われました。

その農産物直売所で野菜の下に敷かれていたのが、
デマンド交通についての連載をしていた読売新聞栃木版でした。
矢板駅～塩谷町～新高徳駅間の路線バスが運行を突然終了したこと
もその連載で取り上げられています[読売新聞→]。
矢板駅～塩谷町～新高徳駅間の路線バスは自治体がしおや交通に運
行を委託する方式で10月１日から本格的に運行を再開しています
[塩谷町役場のサイトに時刻表があります→]。


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駅から結い市

地元の人がよく利用し、
歩くと楽しい、魅力溢れる、
街なか ・・・ならば人が集まって栄えるのですが、
北関東ではどこへ行くにもクルマの人が多く、
クルマで走りやすくクルマを駐めやすいほうが志向されるので、
北関東の街は空洞化が進み寂れているのが現状です。

イオン・カワチ薬品・カインズホーム・ケーズデンキといったその
志向に対応したロードサイド店のあるあたりのほうが街なかよりも
にぎわっています。

そんななか
茨城県結城市の街なかにあたる結城駅北の市街地で
「結い市」が開かれます。
10月11日11:00～18:30、10月12日11:00～20:30

10月11日には
駅からハイキング「古の風を感じて蕪村の足跡を追う」
も開催されます。


▲ 「結城駅北」
　　この先にあるピッピーも結城の御菓子処。


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ミニログ

※風邪の後に台風が来た。

※日本人がイスラム国に加わろうとして
　警察の捜索が入るのは、
　日本は民主主義だけでなく平和主義ともある意味いえる!?。
　戦闘員がダメなら義勇兵や民兵は？。

新幹線で里・蔵・都へ

東海道新幹線が開業50周年を迎えました。
現在ではこの電車で首都圏～京阪神間は日帰りで観光に行くことが
でき、日帰り出張はもっと一般的です。

新幹線のネットワークは広がり、
秋田県へは上越新幹線や山形新幹線や秋田新幹線でアクセス出来る
ようにもなっています。

▲ 「秋田県大型観光キャンペーン」
　　秋が深まってきて始まりました。

今度の週末の10月４日・５日には秋田県湯沢市の中心部で
「全国まるごとうどんエキスポ」[公式サイト→]が開催されます。
湯沢市の隣の横手市の増田は蔵のまちで、
10月５日が「蔵の日」[詳しくは→]になっています。

増田のまちは駅から離れていますが、
十文字駅から「路線バス」[羽後交通→]が運行されています。
田沢湖駅・角館駅からは観光ツアー「六郷湧水群・増田蔵めぐり号」
があります。
◆10月１日～11月30日と12月５日～21日の金・土・日曜日に催行
◆旅行会社びゅうで要予約[→]

横手市内からは「横手デマンド交通」[詳しくは横手市役所へ→]
で行くことも出来ます。
雑誌『世界』(2014年９月号)に堀内 重人さんの
「移動する権利の保障が地域の可能性をひらく」という文章に
・・・デマンド型の中でも、事前に電話だけ入れれば利用が可能なタ
イプもあれば、住所・氏名・生年月日・電話番号などを各自治体に登
録し、それにより交付される登録証を乗車時に見せないと利用でき
ないタイプもある・・・
と書かれていますが、
横手デマンド交通は登録不要で予約すれば利用出来ます。
横手市民以外の方も利用できます。
土曜・日曜・祝日も運行します。

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▲ 「真壁は関東平野にある人口約２万人のまちです」
　真壁(茨城県桜川市)も増田と同じく
　“重要伝統的建造物群保存地区”に選定されているまちで
　酒・味噌・醤油もつくられています。

もっとも
茨城県ではどこへ行くにもクルマの人が多いので
公共交通の必要性が余り感じられていないのか
新幹線は通っていても駅がなく、
そして真壁には駅もバス停もありません。


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