去年の下野新聞に、
「行政負担10億円超(2009年2月5日)」
という記事がありました。
栃木県庁は財政難だからこのような記事が出て来るのかなと思って
いたら、
「生活交通の再構築支援(2009年5月24日)」
という記事を見かけて、補助のありかたが変わると察しました。
そして、栃木県内では‘住民の移動支援’と‘財政負担の軽減’を
目的としてデマンド交通システムが広がってきています。
--【栃木県内で運行中のデマンド交通システム】--
●[粟野(鹿沼市)]
●[野木町]「キラ輪号」
●[小山市](2010年10月1日から運行)
●[宇都宮市]「のぞみ号」
●[芳賀町]「ひばり」
●[高根沢町]「たんたん号」
--【下野新聞を見ると今後は?】--
○[藤岡・大平・栃木市・都賀](2010年7月30日の記事)
「デマンドタクシーなど導入 公共交通計画策定へ 栃木市」
○[壬生町](2010年6月17日の記事)
「公共交通の検討着手 壬生町、12年度に実証運行」
○[国分寺・南河内・石橋(下野市)](2010年7月23日の記事)
「下野市、デマンドバス導入へ 11年秋めど 市西部・東部と
中心部結ぶ」
○[二宮・真岡市](2010年6月17日の記事)
「年度内に公共交通計画 真岡市議会一般質問」
○[茂木町](2010年7月23日の記事)
「公共交通体系再編へ 茂木町が町民アンケート」
○[小川・馬頭(那珂川町)](2010年6月24日の記事)
「10月からデマンド交通導入 那珂川町、路線バスは来春廃止へ」
クルマの利用や歩くのが負担な人のために広がっていくと思われま
す。
高齢化が進んでクルマの利用やバス停まで歩くのが負担な人は増
えていきます。
自治体の財政状況を考えると、
コミュニティバスと役割を統合したデマンド交通システムが普及
していけば良いと思います(現状は並存は難しく移行)。
そして、それが必要な人を把握する時期にさしかかっているのでは
ないでしょうか?。
雨がいつまで降るのか気になって天気予報を見ようとテレビを点
けたら・・・
‘学ランを着ない’とか‘髪は女の命です’という点で尊敬してい
る椿姫 彩菜さんの姿が見えました。
みれい(わたし)が通っていたのは服装や頭髪に厳しい管理教育の中
学校で、あんまり公立中学校と対立すると公立高校への進学が不利
になるのではという思いから、椿姫さんのようには振る舞えません
でした。
バス停や駅がない地域では通学圏はそう広くはなりません。
女子高生が自転車を3km以上こいで駅まで行っているなか、
毎日新聞に次の記事が掲載されました。
・・・・・・・・・・
●「境界を生きる:学校現場で~私の個性」
[新聞社の記事→]/[紹介するブログ→]
●「〃 :学校現場で~性別悩む生徒、支えよう」
[新聞社の記事→]/[紹介するブログ→]
・・・・・・・・・・
わたしは‘個性’とか‘自由’という言葉を快く思わない人の個性
も考えて、そうは使いません。
そして、
記事内の「私の友達にも同じような子がいる」とか「おれもなんだ」
という言葉には、
住む人が多かったり集まる人が多い地域はさすがに違う
と思いました。
小山市役所のコミュニティバス「おーバス」の路線再編で、
これらの路線が9月末でなくなります。
・・・・・・・・・・
【絹桑北路線】
小山駅西口~小山市民病院前~おやまゆうえんハーヴェストウォーク前~小山高専入口
~ジャスコ前~高岳製作所北~小山第三工業団地~絹公民館南(福良)
~篠原公民館(田川)~荒井・・[小山駅西口へ循環]
●小山駅西口発 6:30、11:18(逆回り)、15:28
【絹桑南路線】
小山駅西口~小山市民病院前~おやまゆうえんハーヴェストウォーク前~小山高専入口
~ジャスコ前~小山運動公園入口~萱橋南~中河原公民館~絹公民館東(福良)
~小山東部工業団地~小山第二工業団地・・[小山駅西口へ循環]
●小山駅西口発 8:38、13:26(逆回り)、17:46
【大谷東路線】
小山駅東口~城東公園入口(中央図書館)~土塔二公民館西
~小山整形外科内科~新田(武井)~大谷南小学校(東野田)~間々田駅東口
~苅部医院 ※大谷東小学校(横倉新田)、関東能開大南も経由します
●小山駅東口発新田方面 10:38、16:04
間々田駅東口発新田方面 6:50、12:16、17:42
【大谷西路線】
小山駅東口~小山城南中学校西~ケーヨーD2前~市営塚崎住宅
~塚崎公民館~大谷南小学校(東野田)~間々田駅東口~苅部医院
●小山駅東口発塚崎公民館方面 8:23、13:49、19:15
間々田駅東口発塚崎公民館方面 9:33、14:59
・・・・・・・・・・
赤で表示されている区間
(高岳製作所から先、小山高専から先、
小山整形外科内科から先、塚崎住宅から先)
で運行が終わります。
今日、フジテレビのスーパーニュース[→]に出ていた
早稲田大学の学生は人が集まるところに出て来たそうですが、
関東平野の農村ではどうでしょうか?。
栃木県小山市の中心部から民間の路線バスが撤退したあとも運行
されている小山市役所のコミュニティバス「おーバス」の路線再編
が10月1日に行われる予定です。
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《再編前》
桑絹北路線、桑絹南路線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1台
城北西コース、城北東コース、城東・中久喜コース・・・1台
高岳コース・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1~2台
大谷東路線、大谷西路線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1台
↓ (ルート、使用車両は同じとは限りません)
《再編後》
市民病院線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1台
城東中久喜線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1台
高岳線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1台
土塔平成通り線、大谷中央線・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1~2台
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中心部~住宅地~農村部
の路線のうち農村部の区間を短縮して
その分住宅地の区間を増便するという再編です。
【増便となるエリア】
城北、小山東ニュータウン、イオンショッピングセンター、高岳製作所、小山高専、
犬塚、土塔 など
【バス停がなくなるエリア】
飯塚、荒井、田川、福良(絹公民館)、中河原、
田間、武井、東野田(大谷南小学校) など
バス停がなくなるエリアには
デマンド交通システムが導入されます。
登録した住所が乗降場所になるので
運行エリア内にお住まいでないと登録出来ません。
▲ デマンド交通システムを導入してもコミュニティバスを残す
小山市役所はまだ良心的
● 詳しくは小山市役所のホームページをご覧ください[→]
取手市のこの先は・・・
取手市の先は・・・
▲ 「下館(茨城県筑西市)の中心部」
人口約6万人の下館の中心部です。
取手も空洞化が進んでこんな風になってしまうのでしょうか?。
それとも・・・
▲ 「別の市の中心部」
こんな風になるのでしょうか?。
住む人や集まる人が多い地域では
マイナーな人のニーズに対応したり、
普通の人のニーズにもきめ細かく対応がなされます。
たとえば、
性別の悩みを持っていても学校生活上の性別を変えられるとか。
田んぼや畑や林に悩みを持っていってもねぇ。
秋の虫の鳴き声が聞こえてきても、
稲穂が黄金色に色づいても、
コンビニにおでんが登場しても
秋の感じがしなかったくらいのこの猛暑は
これで一区切りしたようです。
茨城県取手市の中心部にあるショッピングセンター
「取手とうきゅう」(新町1-9-1、店舗面積11991㎡)が
8月31日までの営業で閉店しました。
▲ 「取手とうきゅう」
東急ストアと東急百貨店の中間的な業態です。
--【取手とうきゅうフロアガイド】-------------
7階:レストランとカルチャー
6階:バラエティ雑貨とアミューズメント
5階:家庭用品とインテリア(書籍)
4階:ファミリーファッション
3階:ファッション&アクセサリー ←取手駅から連絡
2階:フードセレクト(総合食料品)
1階:フードマーケット(生鮮食料品)
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取手市中心部では
「イトーヨーカドー取手店」(取手3-4-30、店舗面積11688㎡)が既に閉店し
ています。
駅ビル「ボックスヒル」(中央町2-5、店舗面積9159㎡)は残っていま
す。
茨城県内では取手市だけでなく都市中心部の空洞化が進んでいま
す。そんななか石岡市中心部へは
鹿島鉄道廃線跡を利用したBRT(バスラピッドトランジット)の運行が
8月30日から始まりました。
「報道特集・・・9月4日って今日だよね」