みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

日本あれから

2012年10月14日 | Weblog
 10月11日の読売新聞に東日本大震災からちょうど1年7か月とい
うことで連載『日本あれから』が掲載されていました。

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街は誰がつくるべきものなのか。
 数多くの街を破壊した東日本大震災は、
 こんな根本的な問いを投げかけてもいる・・・

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街の中央部で高齢者が暮らす。戸建て住宅が取り囲む。地域全体
 でお年寄りを見守りたい・・・(宮城県気仙沼市の事例)

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約80世帯190人が暮らす港町、高知県土佐市宇佐町の旭町地区は
 10年前、津波に備え、裏山への避難路整備に乗り出した・・・

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地方都市が衰退しつつある。経済成長や人口増を前提に、行政や
 企業任せにしてきた街づくりのツケだ・・・


と、ここで栃木県宇都宮市が出てきます。

 栃木県小山市から人口数十万人の地域(都市部)に行くとすると、
北なら宇都宮(小山から28.9km)、
南なら大宮(小山から50.3km)、
東なら水戸(小山から66.7km)、
西なら前橋(小山から81.9km)
まで行くことになりますが、この中で宇都宮は最も近いところにあ
ります。

 ですが、上三川町から宇都宮市に入ったら人が突然都会的になる
わけではないので、栃木県では
人口数千人の地域でも、
人口数万人の地域でも、
人口数十万人の地域(宇都宮)でも
どこへ行くにもクルマの人が多くいます。

宇都宮:インターパーク

「宇都宮でも街なかよりロードサイド店へ」

  クルマでは走りにくく停めにくい街なかは敬遠される傾向があ
  ります。


隣の店にも寄るというのには向いていないようです。
北関東では街が空洞化や拡散している地域が多く、
それで景色が田んぼ・畑・集落・工場・ロードサイド店の繰り返し
になっているのです。

住宅が点在する地域

「住宅が点在する地域」

  どこへ行くにもクルマの地域では
  ‘街なか’や‘駅の近く(駅から徒歩圏)’が価値を持たないの
  で、農地を転用して家を建てるという選択もされています。

  これを被災地の高台移転に応用するとしたら
  木造2階建・1棟4世帯の災害公営住宅?


北関東の南の東京圏では…

立川市中心部

「クルマと公共交通を使い分けている地域」

  駐車台数以上の人が集まって来ます。
  大型店と大型店のあいだに人が立ち寄る店ができていって
  それが街になっていきます。

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