四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

直実

2020年08月26日 | エトセトラ


熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した熊谷郷の武士で
す。特に有名なのは一ノ谷の合戦で、息子と同年代の平敦盛を討ち取った話しでしょう。
ここに直実のことを詳しく書くつもりはありません。なぜなら「直実」という銘柄の日本酒について書こうと思
うからです。
「直実」という銘柄のお酒が近隣の道の駅に並んでいることは以前から目にしていました。
しかし、お酒は飲まない私ですからどうしても欲しいというわけではありませんでしたが、熊谷を拠点にした昔
から知っている武将で名の付いたお酒ということでついに購入して来ました。何枚かの写真を撮ったらまた台所
行きに(調味料)なっていただくだけですから高級なものは要りません。種類によってラベルの色が違ったり図
柄が微妙に違ったりしているようです。
このお酒の醸造販売元は熊谷市で唯一の蔵元「権田酒造」さんですが、直実の愛馬は「権田栗毛」(権太栗毛と
も)です。「権田酒造」と「権田栗毛」。共に”権田”これも何かの縁でしょうか。
また今回も写真で遊んでみました。右上の写真は、熊谷駅前広場に建立されている【熊谷次郎直実公】銅像。そ
の隣は直実の家紋である「寓生(ほや)に鳩紋」

他に埼玉ゆかりの著名な武将と言えば同じ熊谷市の斎藤別当実盛がいます(熊谷市と言っても近年合併によって
熊谷市になったもので旧・妻沼町もっと古くは長井庄)
残念ながら実盛の名が付いたお酒はないようです。うどんならあるようですが時期が時期ですから・・・