四季・めぐりめぐりて

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企画展「刀剣九百年来之物語 ~当世具足の美~」

2024年10月24日 | 企画展・見学会

令和6年鉢形城歴史館秋季企画展
  「刀剣九百年来之物語 ~当世具足の美~」
期 間:令和6年10月21日(土)~11月24日(日)
場 所:鉢形城歴史館 企画展示室 (埼玉県大里郡寄居町大字鉢形2496-2)
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はじめに
 鉢形城歴史館の令和6年秋季企画展は、「刀剣九百年来之物語~当世具足の美~」と題し、埼玉県内在住で甲
冑歴史研究家である伊澤昭二氏のコレクションを中心に展示します。今回は令和2年秋から続く伊澤コレクショ
展の第4弾となります。
 私たちに馴染みのある反りのある日本刀が生産されたのは、平安時代後半からといわれています。今回は、お
およそ九百年にわたる歴史を持つ日本刀を中心に展示します。その中で、新一万円札の顔となった渋沢栄一翁が
拝領したと伝わる刀一式も出品されます。
 また、「当世具足」とは、安土桃山時代を中心とした頃に流行した甲冑で、「当世」(現代)の「具足」(一
揃いの甲冑)を意味しています。今回出品される「鉄地黒漆塗縦矧五枚胴具足」は、独眼竜伊達政宗から重臣片
倉小十郎景綱へ与えられ、代々片倉家が所用していたものを、仙台五代藩主伊達吉村が召し上げたという記録の
残る具足で、所有者の変遷が明確にわかる点で大変貴重な歴史資料です。これらの資料は今回初めて公開展示さ
れます。
 ところで、鉢形城下には「鍛冶小路」の所在が伝えられてきましたが、それを実証する資料は発見されていま
せんでした。令和6年2月に本庄市在住の小島寛から、銘「鉢形住 兼長」の槍一式を当館に寄贈いただきまし
た。本品は、鉢形城下に鍛冶が居住していたことを示す初めての資料です。このことから、歴史資料として活用
させていただくべく、今回の展示会に合わせて公開します。

                  《秋季企画展「刀剣九百年来之物語-当世具足の美-」チラシから引用》
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を観覧してきました。


国指定史跡鉢形城(鉢形城公園)内にある『鉢形城歴史館』
左側建物の2階に受付があり、1階が常設展示室  右側建物の1階に企画展示室があります。



鉢形城歴史館受付入口 
主な展示資料
・鉄地黒漆塗縦矧五枚胴具足
・鉄地三鱗紋皮張二枚胴具足
・皮包黒漆塗野太刀拵
​・古刀備前 大磨上(無銘) など
展示品の写真はありません(撮影禁止)



鉢形城歴史館の駐車場内にある休憩所と企画展示資料(図録)

観覧日:令和6年(2024)10月14日(月・祝)

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