四季・めぐりめぐりて

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新久窯跡(埼玉県入間市)

2021年07月06日 | 古代窯跡


名 称:新久窯跡( あらくかまあと)
種 別:瓦窯跡
時 代:平安時代
指 定:入間市指定史跡(名称:新久窯跡 昭和53年〔1978〕12月21日指定)
所在地:埼玉県入間市新久870-6  入間台遺跡公園(窯跡公園)

『新久窯跡』は、東金子窯跡群に属す窯跡のひとつで、入間台団地の一角にあります。この東金子
窯跡群と南多摩窯跡群(東京都八王子市)、南比企窯跡群(埼玉県比企郡)、末野窯跡群(埼玉県
大里郡)が、古代武蔵国の四大窯跡と呼ばれる須恵器生産の拠点でした。
新久窯跡は、現在、入間台遺跡公園(新久窯跡公園)として整備されていますが、そんな新久窯跡
を訪ねてみました。




新久窯跡公園  新久窯跡はこの公園にあります




四阿から遊具が見えます




「新久窯跡」の説明板が建てられています




「新久窯跡」説明板




説明板の脇から蓮池のある窯跡のある場所に下ります
その先は霊園です




斜面中腹にも「新久窯跡」説明板が建てられています その右側には「史跡 新久窯跡」の標柱
この説明板と標柱の両側に窯跡があります




「新久窯跡」説明板




説明板の中から登り窯のイラストを




蓮池の向こうにコンクリート枠が並んでいますが、2列に並んだコンクリート枠の間が窯跡のよう
です(再現はされていませんが 以下同じ)
コンクリート枠は、窯跡の位置表示であるとともに、窯跡公園としてのモニュメントの役割も果た
しているのかも知れませんし、景観を損なわない方法でもあるようです(勝手な解釈)




コンクリート枠をアップで




池の上の斜面が窪んでいるのが分ると思いますが登り窯の跡です




反対方向から




斜面方向に向かって




樹木でコンクリート枠がよく見えませんが、ここも登り窯の跡です




蓮池に睡蓮が咲いていましたので・・・




もう一度 南方から見た左側の登り窯跡




南方から見た左側の登り窯跡をもう一度

散策日:令和3年(2021)5月30日(日)

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