ボタンひとつで
パンが焼けたり、ご飯が炊けたり、洗濯ができたり、掃除できたり、
部屋を暖めたり、涼しくしたり、部屋を明るくできたり、髪を乾かせたり、
更には生命維持装置によって命を繋ぐことができたり、
交通事故が起きないように信号が働いたり、
公共交通の運行管理ができたり、
テレビがみれたり、パソコンを使えたり・・・・
日々あらゆることをボタンひとつで使えるようになっています。
これらの素晴らしい技術や電気によって恩恵を被っている代わりに
いつ人命に悪影響を及ぼすかもしれない爆弾とも言えるような
原子力発電を行なっていることと、
洗濯板を使って洗濯をしたり、炭火でご飯を炊いたり、
車もなく、今よりも行動範囲が限られていたり、
そうそう遠方には行けなくて、
そうそう美味しいものを知ることもなく、
「便利」なことが少なく、
今よりもっと肉体労働が多く、
だけど家族だんらんがあり、
原発の危険にさらされることのない世界と
どちらがしあわせなのでしょうかね?
「今だけ」「自分だけ」という“ものさし”であるならば
前者の便利な方がしあわせかも知れませんが、
もしも「未来も」「みんなも」という“ものさし”であるならば、
後者の方がしあわせかも知れませんね。
最近、このようなことを考える機会が何度も何度も訪れます。
安倍政権では、原発を稼働していく、経済を発展させる・・・としていますが、
それで「美しい日本」は取り戻せるのでしょうか?
前政権に比べれば今の政権は、
しっかりとリーダーシップをとり、頼れるように見えますが、
その一方原発推進と経済発展に関しては
本当にそれでいいのだろうか?と不安になります。
皆さんはどう思われますか?