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上手な「NO!」の言い方

2014年03月16日 21時00分11秒 | 極和ファシリテーション

「頼まれると断れないんだよね~」なんて仰る方がいますが、

あなたはハッキリ「NO!」が言えますか?

相手によるかも・・・という場合もあるかも知れませんね。


上司や先輩に言われるとなかなか「NO!」は言いにくいと思いますが、

そのような場合、2つの感情、もしくは1つの事実と1つの感情があります。


例えば、終業時間に急に残業を頼まれたような場合

2つの感情とは?

●帰りたくないので、引き受けたくない・・という気持ち

●引受けなかったらどう思われるか・・・という不安な気持ち

1つの事実と1つの感情の場合は?

●すでにこのあとの予定が入っている・・・という事実

●引受けなかったらどう思われるか・・・という不安な気持ち


実際にそのような場合になった時、

この2つの感情(場合によってはひとつの事実とひとつの感情)を

別々に考えることはできますか?


つい、一緒に考えてしまったりしないでしょうか?


そして、引受けなかったらどうしよう?という気持ちが勝ったりすると

本当はイヤなのに(予定が入っているのに)引受けてしまったり・・・。



このような場合、一つひとつの感情と事実を整理、区別することが大切です。


また、勝手に悪いイメージを抱かずに、

どのようにしたら双方が満足するか?をちょっと考えてみて頂ければと思います。

もしかすると、その残業は今夜中ではなく、

明日朝早く出てきてやれば間に合うかも知れませんし、

明日残業すれば済むことかも知れません。

もちろん、今日中の仕事の場合は、

どうやったらそれが可能になるか考える必要がありますが。。。



また、デートのお誘いに対しても、

本当は相手のお誘いに応えたいのに、

たまたま予定が合わない・・・ということもありますね。


そのような場合も、

あ~、今度も行けない・・・もう誘ってもらえないかも・・・・と、

ネガティブに考えるのではなく、

まずは誘って頂いた事への感謝♪喜びを素直に伝えること、

更に、ご一緒できないことがとても残念だと思っていることを伝えるのです。

そして、「懲りずにまた誘って頂けますか?」と

ひと言添えるのも大事ですね♪


同じ断られる場合でも、

「わぁ~!嬉しい♪ご一緒したいです!!」

「まぁ・・・残念。その日は既に予定があって・・・。変更できるかどうか

確認してみますね。」

などと言って頂いて、それでも調整できませんでした・・・と断られる場合は、

決してイヤな印象は持たないと思います。


但し、いつも同じ相手に同じ手を使うのはNGですけどね♪


相手の気分を害さず(できれば良い気持ちにして)、

上手に断る術を知っておくことも

ファシリテーター〇〇としては必要なことですね♪