研修をさせて頂いている中で、
自己紹介をして頂く際に
「人前で話すのが苦手なのですが・・・」と仰る方が
毎回2~3割、多いときは7~8割もいらっしゃる場合があります。
そこで私が思うのはなんという時間の無駄遣い!!
まあ、実際には無駄と言っても数分なのですが、
例え数分であってもプラスを生み出さないことに
時間を使うのはとても勿体ないと思うのです。
日本人は人前で話す機会がないまま社会人になってしまうことが多く、
それは決して「苦手」なのではなく、
経験が少ないだけにしか過ぎない、というケースが多いのです。
人前で話す機会があまりないので経験値が少ない、
だからと言って苦手とは限らないのに、
うまく話せない場合の"保険”として
「苦手」と言っておけばいい・・的に仰る方が多いのです。
そして、そう仰る方のほとんどが
上手に話されているケースが多いのも事実です。
先日の研修の際にもそうおっしゃる方がいらして、
聞いてみるととても上手に話されています。
他の参加者に
「今の方が話すのは苦手と仰っていましたがどうですか?」と尋ねると
全員が「そんなことはない」とか「上手!」と仰っていました。
そういうことが本当に多いのです。
だからもう「人前で話すのが苦手・・」という
言い訳をするのは止めませんか?
もし自信がないなら
「あまり人前で話したことはないのですが・・・」
という言葉の方が正直でスマートだと思いませんか?
「苦手」と言っておきながら「上手」に話せると
嘘つきな印象がありますが、
「経験が少ない」というのは「上手」でも「下手」でも
嘘つきにならずにすみますよ♪
あるいは
「人前で話したことがないのでドキドキしていますが・・」
という方が可愛らしい印象を与えます。
こちらもドキドキはしているかも知れませんが、
上手でも上手じゃなくても問題ないですね♪
最初に「苦手」というネガティブワードを使わないで
お話される方が効く方にとっては心地良いものです♪
「苦手」という言葉は棚に上げてみませんか? \(^。^)/