杜の都プロジェクトは、今から5年前の平成18年に活動をスタート!!し、
仙台のまちづくりを考えて参りました。
市民が 「誇れる!」 「集える!」 「憩える!」
そして未来の子どもたちに対しても喜んでもらえるような
まちづくりをしたい!!と考えていました。
そして考えたとき、今の国際センター周辺には
東北大学があり、博物館、美術館があり、
見上げれば青葉山、そして広瀬川が流れており、
もしも空から仙台を観るとしたら、最高の象徴的場所だと思いませんか?
また、仙台には国際会議を誘致できるコンベンションホールがなかったので、
5000人規模のホールは必要です。
これは、仙台、宮城だけではなく東北全体のホールとしての
役割を果たすと思います。
ですが、5000人規模や10000人規模の会議が
毎日開催されるわけではありません。
だからこそ青葉祭りの山鉾を保管しながら飾るとか、
スズメ踊りの練習場があるとか、
伝統工芸の匠の技職人がそこで作るところを見せてくれたり、
山鉾だけでなく、ねぶたやねぷた、竿燈など
東北の祭りを展示するとか、
物産展があるととか・・・・手作り工芸を体験できるとか、
市民が集い、憩える場があることが絶対条件だと思ったのですが・・・。
また、100人とか200人規模のお芝居ができる舞台があって、
その周辺には飲食店があって、
お芝居を観た後にみんなが集い感想を語り合ったり♪
起業家のインキュベーションのためのスペースがあって・・・
広瀬川のほとりにカフェがあって、
地下鉄東西線も自転車専用車両があったり、
各駅舎は文化や地域と連携し、個性的な駅舎づくりにして、
各駅を見て回るだけでも楽しかったり、学べたり、
などなど・・・・
まだまだ書ききれないほどいろいろなアイディアが飛び出て、
大きな大きな大風呂敷を広げたのですが、
今その風呂敷に残っているのは地下鉄東西線だけになってしまったのか・・・
そう思うととても残念で仕方ありません。
まちはみんなのものなのに、市民のものなのに・・・。
もちろんこのようなアイディアにも賛否はあるでしょうけどね。
ただ、安くつくればいいというものではなく、
価値あるものを作らなければ、その方が税金の無駄遣いだと思うのです。
先日、地下鉄東西線の応援部のキックオフセミナーに参加し、
そもそも杜の都プロジェクトが考えていたことを思い出し、
思い浮かんだままに書き綴ってみました。
一人ひとりが自分たちのまちをどうしたいか?
まずは考えることからがまちづくりのスタートだと思うのです。
これからそこに住む人、今住んでいる人、将来住む人
いろんな人の想いをまちづくりに活かせたらいいなぁ・・と思って♪