研修や講座の場面において、
「自己開示」や「アウトプット」ができない人は
なかなか新しいモノがインプットされません。
つまり、いくら学ぼうとしても自分自身の中に入力(インプット)されません。
何故かを論理的に説明することはできませんが、
器をイメージして頂くと意味をご理解頂けるのではないかと思います。
まず、ご自身の器をイメージしてみてください♪
コップでもどんぶりでも、洗面器でもバケツでも鍋でも・・・
どんな器でもOKです!
器がイメージできたら、
そこに水がイッパイ貯まっている様子を想像してみてください。
ハイ♪そこに新たな水を入れたらどうなりますか?
間違いなく溢れますよね♪
自己開示やアウトプットをしないで学ぼうとしている様子は、
まさにその状態を表します。
自己開示をしない状態は、表面張力で
新たなものを受け入れない様子、
アウトプットしない様子は、満タンで受け入れる隙のない様子を表わします。
ご自分の中にあるモノ(この場合は水)を大切にしたかったら、
別に捨てる必要はありません。
ただ、研修や講座に参加するときは、
せめてとりあえず、今までの水を別の容器に開けて、
新たな水を受け入れられる状態で受講して欲しいなぁと思います。
自己開示やアウトプットのできない方は
そこに何かしらブロックがあるのだと思いますが、
それを外すだけに1年を掛けるのはとても勿体ないと思います。
明日は極和ファシリテーター養成スクールです。
スクール生は、どんな状態で参加してくれるでしょうか?
ある1期生が言ったように、決して新しいスポンジじゃなくていいので、
きれいに洗ってきっちり絞った状態で、
スクールで学ぶことは何一つもらさないように
全部吸収するつもりで参加してくれると嬉しいのですが・・・。
以下は2010年8月15日に書いた「自己開示」というタイトルのブログを抜粋したものです。
「自己開示」
知らない人に自分のことをさらけ出すことには
誰しも抵抗を感じるかも知れませんが、
「ある場面」においてはどうでしょうか?
「ある場面」とは、
学校の同級生=同じクラスの人たちが居る場面
同じサークルの仲間と居る場面
あるいは・・・
同じ職場の同じ部署の人たちと飲みに行ってる場面
趣味の仲間たちと活動している場面
人にはさまざまな場面があると思いますが、
それぞれの場面において、
自己開示することのメリット、デメリットを考えてみると、
ある場面においては自己開示した方が良い場面と
そうでない場面があると思います。
自己開示することによる不安、抵抗、デメリットのために
常に自己開示することを辞めていたとしたら、
ある場面においては大きなメリットを取り逃す・・・
自分自身にとっては大きな損失だったかも知れませんね。
皆さんも
自己開示することのメリット&デメリットを
是非考えてみてください。
そして、それは場面ごとに設定して良いのだということを
忘れないでください。
場面ごとに設定すること、
そしてその場面を増やしていくことで
メリットを実感されるのではないかと想像します。
まずは自己開示のオン&オフを
ご自身で設定してみて
その場面ごとにメリット&デメリットを
確認してみてはいかがでしょうか?