タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

なつかしき あやめの水の 行方かな。 (高浜虚子)

2012-05-16 | 植物

「いずれアヤメかカキツバタ」、今があのアヤメ属(族?)のオ

パレードです。

ウォーキングコースの一つ、「田舎道」沿いの家には、お花大

好きの方が多いようで、 道端にあらゆる花が咲き乱れていま

す。

スケッチしながら、 作業中の人に「アヤメ・カキツバタ・花菖蒲

・菖蒲、どれもよく似ていて・・?」と聞くと、「花弁の基の所が、

目模様はアヤメ、白色はカキツバタ、黄色は花菖蒲、花が

いのが菖蒲・・・」と、簡単明瞭に教えいただきました。

そこで先程スケッチした花が、アヤメだと初めて知った次第で

す。

これにアイリスも似ていて、ますますややこしい。

でも、花を見ながらのウォーキングは、コミニュケーションもあ

ったりして、あっと言う間に終わってしまいます。

     ~今日も良い一日であります様に~

 

 

 


輪をつくり、どんなもんだと、白イルカ。

2012-05-15 | その他

島根海洋館・アクアスの、白イルカのパフォーマンス

ショー、いつ見ても可愛くて賢い動物ですネ。

調教師の吐き出すエアーは真っすぐ上に昇るのに、

ブルリングは吐き出した方向に進むのは何故

これは、イルカのバブルに込めたエネルギーの強さ

によるものとか。何事も気合が大切!)

パフォーマンスは条件反射によるものでしょうが、イ

ルカの学習能力の高さには、いつも驚かされます。

イルカは、数10種類の音響を発して、仲間とのコミ

ニュケーションを取ったり、五感+2能力(音波反響

知・地磁気感応)等、人間が持たない能力も持ち

、一部では軍事目的で掃海(機雷)に駆り出され、ま

た一方で、イルカセラピーに成果を挙げたり、大活躍

している様です。

「海のカナリヤ」「翼のないイルカ」「天使の瞳」と呼ば

れる白イルカ、見ているだけで癒されます。

 ~今日も良い一日であります様に~

 

 

 

 

 

 


夕風や、水青鷺の、脛をうつ。 (与謝蕪村) 

2012-05-14 | 風景

今日は日展・島根展を観に行って来ましたが、最終日と

   あって、多くの人で賑わっていました。

     会場の県立美術館は宍道湖の畔にあって、モニュメント

        広場からのロケーションも素晴らしく、エントランスロビ

           ーからは刻々と変わる宍道湖の夕日が眺められ、「夕日

              の見られる美術館」として日スポットもなっています。

            絵画観賞の後、広場の芝に足を投げ出して一息入れて

          いると、アオサギが数羽水辺の浅瀬で小魚を狙っていま

       す。

    長い時間身じろぎひとつせず、水面をジッと見つめている

 様子は、うさぎ像と同じ彫像と間違えそうです。

    市内には、 以前と比べてアオサギが随分増えてきた様で

       市内の水辺なら何処でも、?年中(渡り鳥)必ずこのポーズ

          で漁をしているところを見掛ける様な気がします。

             「水の都・松江」は、人も鳥達も水と共に生きている街です

             ~今日も良い一日であります様に~


藤波の、花は盛りに、なりにけり。 (大伴四綱)

2012-05-13 | 風景

各地の公園や寺院などで、藤の花が満開を迎え見事

に咲き乱れています。

「まぁ~きれい すご~い」等と感嘆の声が聞こえ、

棚の下には緋毛氈の縁台が設けられ、 抹茶などが

舞われたりして今、「藤の宴」真っ盛りです。

            「藤の宴」と言えば、源氏物語の花宴巻の「桜と宴」と

            並び有名です。

            右大臣家の「桜の宴」に招かれた光源氏は、朧月夜と

            出逢います。

            宴の夜「♪朧月夜ににるものはなし~」と口ずさみつつ

            ふらふらと舞い現れた朧月夜。

            光源氏はこの出会いが忘れ難く、名前を明かさなかった

            彼女は一体誰なのか? 右大臣家の姫君の一人ではな

            いかと当たりは付けたものの気掛かり?でなりません。 

そののち、再び「藤の宴」に招かれた光源氏、しかし好機到

とばかりに飛び付くことなく(ここが光源氏のしたたかなところ)、待た

せてじらします。 

右大臣家では、本音は来て欲しくない、しかし当代切ってのス

ターの来ない宴は格が下がってしまう、右大臣家では仕方なく

迎えを遣わしさらに誘うと、渋々と重い腰を上げ装い、光源氏を

敵対視する右大臣家に乗り込むのです。

しかし、光源氏は当代きっての権力者の館に招かれたと云うの

に、衣冠束帯の装束ではなく、人目を引く風流な着流し?で、し

かもひとり遅れてスター気取りで登場。

            男達との宴は適当にやり過ごし、朧月夜を捜すために酔った

            振りして女達の集まる部屋に近づきます。 

            御簾の向こうで興味深々の女達に、朧月夜と最初の出逢いで

            取り交わした、扇を題材に歌を詠みかけます。

            すぐに軽々しく返歌してきた女を、「この女ではない」と判断。

            そこにただ一人、応えることも出来ずに深く溜息をもらす女が居

            る、「この人だ!」と思った光源氏は、凡帳越しに手を捕らえると

            確かにそうであったと云うのが、「藤の宴」のエンディング。

            光源氏が朧月夜と再会して、彼女が誰なのかを知る重要な場面

            です。

それにしても、平安時代にもしノーベル文学賞があったならば

「源氏物語」の作者・紫式部は、間違いなく受賞していたと思い

す。

          ~今日も良い一日であります様に~

 

 

 


ドラの音を、残して海を、渡る船。

2012-05-12 | 植物

            別れ船 (歌唱・田端義夫)

 名残つきない 果てしない 別れ出船の 鐘がなる

 思いなおして あきらめて 夢は潮路に 捨ててゆく

♪ さよならの 一言は 男なりゃこそ つよく言う

 肩を叩いて ニッコリと 泣くのじゃないよは 胸のうち

♪ 望み遥かな 波の背に 誓う心も 君ゆえさ

  せめて時節の 来るまでは 故郷で便りを 待つがよい

今日も、隠岐の島から連絡船が入港して来ました。

この春も、転勤や就職などで、多くの人が島に別れを告げ、

思い出を胸に旅立って行きました。

七類港に入港するフェリーを見る度に、人情豊な島の人達

に、別れテープで送られて船に乗った昔を思い出します。

出会いと別れ、波と風の潮路は人生そのもの、そう言えば

「人生行路(?航路)」という言葉がありました。

船の別れは、ゆっくりと白い航跡を残して、港を離れて行く

と、汽笛(ドラ)の音が弥が上にも哀愁をかきたてます。

  ~今日も良い一日であります様に~

 


縁側の、人気どくせん、風車。

2012-05-11 | 植物

           今年の「テッセン」の花は、派手に咲いて

           いる。

           大きい花は20センチ近くもありそうだ。

           管理(家内の)のたまものの様である。

           クレマチスは洋花、テッセンとなると和花

           になる。

           花弁6枚を「テッセン」、8枚を「風車」、

           この二つの花の総称をクレマチスとよ

           ぶらしい。

           つぼみもたくさん後に控えているので

           当分は、縁側で大きな顔ができそうだ

       ~今日も良い一日であります様に~


青い空、緑が燃える、霊山の。

2012-05-10 | 植物

大山隠岐国立公園・二の沢から望んだ「大山」です。

大山は、何と言っても新緑と紅葉の時季が一番です。

春から初夏にかけての新緑の色は、里の緑とはどこ

か一味違う様な気がして、私は「燃える新緑」と呼ん

で親しみ、以前は月に2・3回も出掛けていました。

この山は、 古くは「大神岳・大山」と呼ばれ、約130

0年前には霊山信仰の対象され、平安・鎌倉時代に

は周辺の寺院総数100寺を越え、僧兵3000の勢

擁する程の隆盛を極めた山の様です。

それはともかく、緑は自然の象徴、森や植物と触れ

ことで「安らぎ・安心・癒し」のパワーを持つとも

言われています。

何かとストレス社会で生きてる皆さん、休日には思

い切って森に入り、澄んだオゾンと緑のパワーを全

身に浴びて元気を出しましょう

~今日も良い一日であります様に~

 

 

 

 

 


月明かり、ブーゲンビリア、あびて咲く。

2012-05-09 | 植物

 雪降る2月、我が家の窓際で咲く花は、赤紫色のブーゲンビリヤ

ゼラニュームだけ、 震えながらひっそりといていましたが、初夏

の声を聞く今、ようやく南国の花らしい「ブーゲンビリヤ」薄ピンク

色の清楚な花(?・苞)が、明るい陽射しを浴びて綺麗咲きまし

た。

 夜は窓際で、折からのスーパームーン(月の軌道が地球に最接近)の光

を受けて、もいえぬ幻想的な美しさを醸していました。

ペルーでは、ブーゲンビリアの花が紙の様に薄い事から、 ペーパ

ーフラワーとよぶそうですが、情熱的な南国の花にはやはり、『ブ

ーゲンビリア』が一番お似合いではないでしょうか?

♪♪~ 「道しるべ」  夏川りみ ♪♪~

 さりげなく ゆれてる ブーゲンビリア

 流れて行く先 心の道しるべ

 好きな風は 長い髪をなびかせる

 ふっくらな ほっぺた 赤く染めらせて

  ☆ 5月5日の我が家の窓辺から見たスーパームーン