とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

解散総選挙、民主主義の王道?

2014年11月23日 | 日本国憲法と立憲民主主義
衆議院解散総選挙。安倍総理の力説に、首をかしげるばかり。与野党がほぼ合意していた消費税再増税の先送りについて「重大な変更について、国民の信を問うのは民主主義の王道」との発言がありました。理解不能です。

国民の間で大きく賛否が分かれる、いや「断固反対」「許しがたい」「必要性を感じない」という声も多い中、国のあり方を大きく変える「集団的自衛権の行使容認」については信を問うことなく、閣議決定をしたではありませんか!?!

この解散総選挙。果たしてアベノミクス、消費税が争点なのでしょうか?安倍総理自ら繰り返し「アベノミクス継続の是非」と繰り返されるにつけ、敢えてそれを強調している「まやかしの争点」とわたしは考えます。

50%に満たない得票数で多くの議席を獲得して「圧勝した」と思われている安倍政権。この2年で進められたのは、特定秘密保護法、集団的自衛権の行使容認。そして原発再稼働(方針)です。日本の重工業、製造業の生き残りをかけて戦争ができる国になっていくように思えてなりません。

過去に自民党が大負けした理由は「年金」問題でした。懲りずに今度は年金を資金に株を買うという。許しがたい危なさです。景気がよくなった、家計が楽になったという実感は庶民にありません。
なおかつ、消費税を増税しなくては現実(少子化・高齢化の構造)に対応できないことを、もう知っています。

今、地方議会は今、来年の予算編成などこの時期の重要な課題に加えて、見切り発車ではじまった「子ども子育て支援新制度」への対応に追われています。教育子ども部の窓口は、連日、お子さんを抱っこしたママ、パパでいっぱいです。

選挙となれば、島本町のような基礎自治体では、あらゆる部署の職員が選挙事務に従事します。加えて、投開票日の翌日15日が本会議の初日という、わたしたち議員にとっても職員にとってもたいへん厳しい師走となります。

しかし、それがねらいと知っているからには、負けていられません!受けて立ちましょう。

税金700億(試算)が費やされるのです。総選挙となれば巷にお金が確実にまわりますが、景気、景気とカンフル剤をうつよりも、もっと文化(食や農も含めて)教育にお金を費やした方がよい。成熟した落ち着いた社会をめざしたほうがよい。

この選挙、受けて立つのは国民ひとりひとり!みなさん、投票に行き来ましょう!若者、子育て世代、女性のみなさん、自分で考える人になりましょう。選挙は、自分たちの未来、子どもたちの明日をつくります。

どんなに忙しくても、寒くても投票には必ず行きましょう。これからの日本に必要なのは、庶民が政治について語り合りあえる文化、自分の考えを堂々と表明できる風土です。政治家の野心と志を見抜ける庶民の力です。


画像
TY番組で「法界寺」の秘仏が紹介された際
スマホで画像に収めました
政治は衆生を救うものでなければなりません
今さらに戦争ができる国にする必要はありません
コメント
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