27日月曜日、JR島本駅西地区における都市計画について都市計画審議会が開かれます。JR島本駅西地区のまちづくりは、いよいよ、たいへん重要な局面を迎えています。傍聴をお願いします。
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平成29年度第1回島本町都市計画審議会
平成30年3月26日(月曜日) 午前10時00分
島本町役場 3階 委員会室
JR島本駅西地区における今後の流れ
JR島本駅西土地区画整理準備組合では、平成29年1月に業務代行予定者を決定され、現在まちづくりの検討を進められています。
今後、大阪府、町により必要な都市計画の手続き、決定を経て、土地区画整理組合の設立(法人化)を行い府より事業認可を受け、土地区画整理事業が実施されるというスケジュール。
当地区のまちづくりのこれまでの経緯と今後の流れ
以下、少し専門的になりますが。。。町は、平成30年度末、31年2月の大阪府の都市計画審議会での審議をめざすとしています。
それには、平成29年度末には大阪府に区域区分の変更に係る資料を提出、申請する必要があるとのこと(実質、これは間に合わないので4月以降に行うことになる)。
この流れでいくと、初夏になると思われる都市計画の公聴会の開催に合わせて、都市計画の原案を固めておく必要があります。その後、住民説明会、公聴会、年末ごろに都市計画法に基づく案の縦覧と意見募集が行われることになります。
そうして平成31年1月頃、すなわち平成30年度末、島本町都市計画審議会、大阪府都市計画審議会での審議を経て、当該地を市街化区域に編入するというスケジュールです。
すなわち、このままいくと平成30年度末には、開発に着手することができる都市計画の条件が整うということになってしまいます。
けれども、土地区画整理事業(組合施工:地権者で構成)の具体的な内容は、今はまだ未確定であるという理由で公表されていません。1月19日の住民説明会では、地区計画の具体的な内容は示されていませんでした。
町が当該地区のあり方について定める地区計画は、地権者の土地利用の内容(権利)に大きく関わるもので、地権者の合意形成が重要(一定必要)です。今はまだ検討の段階、すなわち地区計画の内容は定まっていません。
これまで、大阪府決定の区域区分(線引き)見直しと島本町決定の用途地域、地区計画等の都市計画手続については、相互に関連していて、同時進行で行うものと担当課より説明を受けていました。
地区計画に係る事業内容が未成熟で、いまなお検討中ということであれば、当初の予定であった平成29年度末、あるいは平成30年度の早い段階での区域区分変更の申請手続きは、物理的に厳しいことになります。
市街化区域編入のみ先行して都市計画の手続きを進めるするのは望ましくありません。
27日月曜日の都市計画審議会で、このあたりがどのように説明され、どういう議論が行われるのかが注目されます。なににもまして、駅前のあり方に意見を提出された方(144人)の思いは、審議会委員に届くでしょうか(意見はとりまとめて資料として提供されます)。
画像
春隣、3月のある日
まちづくりを学ぶ仲間と
日本酒探訪会でまち歩き(交野市)
まちと交通を考えるとき
鉄道駅のあり方は町の重要な政策課題
まちづくりの主役は住民です
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平成29年度第1回島本町都市計画審議会
平成30年3月26日(月曜日) 午前10時00分
島本町役場 3階 委員会室
JR島本駅西地区における今後の流れ
JR島本駅西土地区画整理準備組合では、平成29年1月に業務代行予定者を決定され、現在まちづくりの検討を進められています。
今後、大阪府、町により必要な都市計画の手続き、決定を経て、土地区画整理組合の設立(法人化)を行い府より事業認可を受け、土地区画整理事業が実施されるというスケジュール。
当地区のまちづくりのこれまでの経緯と今後の流れ
以下、少し専門的になりますが。。。町は、平成30年度末、31年2月の大阪府の都市計画審議会での審議をめざすとしています。
それには、平成29年度末には大阪府に区域区分の変更に係る資料を提出、申請する必要があるとのこと(実質、これは間に合わないので4月以降に行うことになる)。
この流れでいくと、初夏になると思われる都市計画の公聴会の開催に合わせて、都市計画の原案を固めておく必要があります。その後、住民説明会、公聴会、年末ごろに都市計画法に基づく案の縦覧と意見募集が行われることになります。
そうして平成31年1月頃、すなわち平成30年度末、島本町都市計画審議会、大阪府都市計画審議会での審議を経て、当該地を市街化区域に編入するというスケジュールです。
すなわち、このままいくと平成30年度末には、開発に着手することができる都市計画の条件が整うということになってしまいます。
けれども、土地区画整理事業(組合施工:地権者で構成)の具体的な内容は、今はまだ未確定であるという理由で公表されていません。1月19日の住民説明会では、地区計画の具体的な内容は示されていませんでした。
町が当該地区のあり方について定める地区計画は、地権者の土地利用の内容(権利)に大きく関わるもので、地権者の合意形成が重要(一定必要)です。今はまだ検討の段階、すなわち地区計画の内容は定まっていません。
これまで、大阪府決定の区域区分(線引き)見直しと島本町決定の用途地域、地区計画等の都市計画手続については、相互に関連していて、同時進行で行うものと担当課より説明を受けていました。
地区計画に係る事業内容が未成熟で、いまなお検討中ということであれば、当初の予定であった平成29年度末、あるいは平成30年度の早い段階での区域区分変更の申請手続きは、物理的に厳しいことになります。
市街化区域編入のみ先行して都市計画の手続きを進めるするのは望ましくありません。
27日月曜日の都市計画審議会で、このあたりがどのように説明され、どういう議論が行われるのかが注目されます。なににもまして、駅前のあり方に意見を提出された方(144人)の思いは、審議会委員に届くでしょうか(意見はとりまとめて資料として提供されます)。
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春隣、3月のある日
まちづくりを学ぶ仲間と
日本酒探訪会でまち歩き(交野市)
まちと交通を考えるとき
鉄道駅のあり方は町の重要な政策課題
まちづくりの主役は住民です