とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

7時58分頃、大阪府北部震度6弱 

2018年06月18日 | 防災・減災=災害に強いまちづくり
今朝、近畿地方は大きく揺れました。時間経過とともに被害状況が明らかになっています。島本町議会事務局長からの報告(FAX13:11)では、これまでの情報収集内では人的被害の報告はないということです。

※一部報道でけがをされた方一名との情報もあるようです

来たか!という構えとともに大きな揺れで動けなくなり、柱につかまりフリーズしている夫を視野に、揺れが収まるのを待ちました。勝手口の扉を開けて避難経路確保。

落ち着いてから可能な範囲で町内を自転車で廻りました。家族に帰宅予定時間を告げ、ヘルメットを被って、住んでいる地域を中心に山崎保育園、第二幼稚園、土砂堆積の現場、小規模保育園ぬくもりのお家、第一小学校などの様子を外から確認。

食器が割れてしまったというお家やお酒の瓶がすべて割れた飲食店など、個々の被害は少なくないようですが、全体として、町の様子は落ち着いていました。みなさん極めて冷静です。

災害時の議員の対応、まずは自分の安全確保と家族の安否確認、そして周辺でできること、情報把握する。これは研修で学んだことでもあり、現時点のわたし自身の考えでもあります。

個々の議員の判断を次の段階で「議会」としてどう活かし、対応していくか、が今後の重要な課題とわたしは考えます。個々の議員が災害対策本部に要望要請を行うことは避けるべきです。

しかし、刻々とまちなかの情報は重要。議員に寄せられた情報を、議会として整理して対策本部と連携するという姿に変えていきたい。ここは議会内での議論が必要。

今回の地震において、課題はやはり学校、保育所、幼稚園です。通勤途中で足止めになって帰宅できない保護者はお迎えができません。

小中学校における対応が各学校によってまちまちであるということが、寄せられてくる情報からわかりました。ハード面、ソフト面、双方のふりかえりと見直しを早急に行い、次の危機に備える必要があります。

10時頃ですたでしょうか。JR沿線の踏切はすべて遮断機がおりたままの状態。島本駅でも上下線に電車が停止、職員の誘導のもと下車がはじまったばかりと、通勤途中で高槻市内で電車を下車して帰宅中(徒歩)の方におききしました。

JR島本駅周辺、史跡桜井の駅跡は人であふれていました。トイレが課題と感じました。阪急水無瀬駅も同様にたくさんの人。外国の方の姿も多くみかけました。

西国街道を歩く人の列。コンビニエンスストアやスーパーで水を買う人。店舗もまちの公共資源です。思いつくままに町内を廻りましたが、それはほんの一部に過ぎません。

10時前には、島本町ふれあいセンターで避難所を開設。11時30分現在43名が避難されているそうです(議会事務局長報告)。福祉ふれあいバスは終日運休です。

思うに、議会事務局を通じて寄せられる情報の内容、その内向き感が気になるところ。(← 現在、複数の公共施設が鉄道で移動できない方に解放されているとのこと)

9時45分、災害対策本部設置、12時過ぎまでに3回の会議が開かれています。未耐震の役場庁舎ですが、外からみた分には崩壊等はないと判断、既に庁舎内を訪ねた他党議員とも道で情報交換しました。

通勤時間に交通網が全面的にストップ、登庁できない職員も多いはず(6次配備体制=全職員出勤=各自タクシーででも登庁)。子どものお迎えができないままに働いでいる者もいるはず。

町長と職員、市民、みんなの課題ととらえて災害に強い島本町にしていきたい。夕方には、保育所、避難所、庁舎等に出向き、邪魔にならないよう配慮しながらこの目で状況をみておきます。みなさん引き続きご注意ください。


コメント
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