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平成30年島本町議会2月定例会議
JR島本駅西地区の都市計画手続きについて、総務建設水道委員会で、とだ*やすこが行なった質疑をお知らせします。
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都市計画総務委託料417万6,000円について
戸田
第2種住居地域の場合は、病院、ホテル、学校、マンションなどを建てることが可能。これらについて絶対高さの制限については町にその権限があるという理解でよいですか。
都市計画課主査
高さ制限の権限について、ご指摘のとおりです
戸田
島本町の都市計画決定、用途地域や地区計画に基づいた土地区画整理事業を行っていただくという理解でよいですか
都市計画課主査
町により用途地域・地区計画等といった都市計画の決定を行い、これらの都市計画に基づき土地区画整理事業を行っていただくこととなる
戸田
島本町の都市計画に基づいて開発を行っていただくということ、それは決して地権者の皆さんの権利を制限するものではないという考え方でよろしいですか
都市計画課主査
都市計画法に基づいて都市計画決定を行うため、都市計画のさまざまな規定に基づいてまちづくりを実施されるという認識
事業の実現性等も勘案しながら、建築物のルールとして制限を設定するもの。地権者の方の権利を制限するものではないと認識。都市計画の設定に際しては、JR島本駅西土地区画整備準備組合と協議を行ってまいりたいと考えいる
戸田
島本町の都市計画に基づいて開発がなされること、この都市計画決定に住民が意見を述べることは都市計画法でも保障されているということ、この2つのことが非常に重要
▼
都市計画手続のスケジュールについて
戸田
今後の予定としては、平成30年度末、すなわち31年2月の府の都市計画審議会での審議を目指すとのことでしたが、都市計画手続については4月以降どのようなスケジュールになりますか
都市計画課長
来年2月に開催予定の大阪府都市計画審議会への付議を目指すとなると、今年度末ごろには区域区分の素案を大阪府に提出する必要がある
その後、大阪府が関係機関との協議を行った後に、夏ごろには都市計画の公聴会の開催に合わせ、町として区域区分とその関連する都市計画原案を固めておく必要がある
その後、説明会や公聴会を経た後で、年末ごろに都市計画法に基づく案の縦覧と意見の募集の手続を行い、来年1月ごろの島本町都市計画審議会への付議を経て、大阪府の都市計画審議会で付議されることとなる
戸田
区域区分変更に必要な素案を、仮に4月に提出することになった場合でも夏ごろまでには地区計画など町決定分の案を固めておかなければならないということか、確認します
都市計画課長
原案としてではあるが、おおむね固めておく必要あるものと考えている
戸田
1月19日の住民説明会では、地区計画の具体的な内容が示されていません【←ここ重要!】。現在の状況はどうですか。
都市計画課長
地区計画につきましては、用途地域より細かな制限というものを設定させていただくということで、内容によっては地権者の土地利用によって、それに影響が及ぶ可能性があることから、地権者との合意形成が一定必要であると考えている。その地区計画の具体的な内容については現在検討中
戸田
現状で具体的な内容を検討中であるならば、夏ごろに原案を完成することはできないと思いますがいかがか
都市計画課長
来年2月の開催予定の大阪府都市計画審議会に向けたスケジュールについては、今後、準備組合の皆さんと事業の進捗状況に応じて改めて協議させていただきたいと考えている
戸田委員
本来であれば、区域区分の素案と関連する都市計画については同時進行的に議論する必要があると思う。地区計画等がいまだ検討中ということであれば、29年度末に区域区分のみ先に提出するのは望ましくないのではありませんか。【←ここ重要】
都市創造部長
平成29年度末に開催予定の都市計画審議会で、現在の進捗状況等を含めて説明をさせていただきたいと考えている。
その際、いただきますご意見や、今後、準備組合との協議結果を踏まえて対応してまいりたいと考えているが、本地区のまちづくりを進めていくという基本的な方針に関しては変更はない。
戸田
では、町長にお尋ねします。都市計画手続に入る前に、再度、住民の皆さんとの対話、語らいの場を持っていただきたいと思いますがいかがですか。
山田町長
先の本会議でも申し上げてますとおり、住民説明会また公聴会などの機会以外にも別途設けさせていただきたいと考えている。手法については決定次第、お示しさせていただく。
その際、私といたしましては、やはり私自身が中心になって住民の皆様にわかりやすく丁寧にご説明をしていきたいというふうに思っている。その中で多くの方にご理解をいただきながらまちづくりを進めていきたいと考えている
戸田
このような状態では年度末の申請は厳しい。恐らくできないと思う。地区計画の内容を確定した上で都市計画手続に入るべきであり、そのためには住民との対話の場、語らいの場を改めて設けるなど慎重に丁寧に進めるべきであると申し上げ、この件については質問を終わります。
以上。その後、3月26日に行われた島本町都市計画審議会※では、公募委員から素朴で的を射た質問(計画原案と検討案、これらの文言についてその熟度の説明を求める質問であったと思う)が投げかけられ、会議の流れが変わりました(場外傍聴をした戸田の印象)。
学識経験のある審議会委員の助言的な発言もあったりで、「事業の計画の熟度が高まった段階で、再度、島本町都市計画審議会にてお示しいただきたい」というような会長の発言もありました(戸田のメモによる)。
当初のスケジュール通りに進めるのは厳しくなっているといわざるをえません。これまでスケジュールばかりが示され、強調され、事業内容は未確定あるいは地権者による組合施工であるとして公表されてきませんでした。(←ここ問題)
島本町都市計画審議会の翌日27日本会議場において、町長の施政方針を「信じていたのに信用できない」「このままでは予算に賛成しかねる」という理由で離席退席(事実上、8人の議員のボイコット)を「態度表明」と称して(伊集院議員)、長時間、議会が成り立たない事態となりました。
しかし、それは筋が違う!とわたしは言いたいのです。仮に当初の予定よりも都市計画のスケジュールが遅れたとしても、それは事業の内容が定まっていないことによるものであって、山田町長や都市創造部の方針変更によるものではない。そういうことになるのではないでしょうか。
※島本町都市計画審議会の会議録はHPで追って公開されます
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八百屋さんのフルーツパフェ
ある寒い日に、京都でひと息
JR島本駅西地区の都市計画手続きについて、総務建設水道委員会で、とだ*やすこが行なった質疑をお知らせします。
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都市計画総務委託料417万6,000円について
戸田
第2種住居地域の場合は、病院、ホテル、学校、マンションなどを建てることが可能。これらについて絶対高さの制限については町にその権限があるという理解でよいですか。
都市計画課主査
高さ制限の権限について、ご指摘のとおりです
戸田
島本町の都市計画決定、用途地域や地区計画に基づいた土地区画整理事業を行っていただくという理解でよいですか
都市計画課主査
町により用途地域・地区計画等といった都市計画の決定を行い、これらの都市計画に基づき土地区画整理事業を行っていただくこととなる
戸田
島本町の都市計画に基づいて開発を行っていただくということ、それは決して地権者の皆さんの権利を制限するものではないという考え方でよろしいですか
都市計画課主査
都市計画法に基づいて都市計画決定を行うため、都市計画のさまざまな規定に基づいてまちづくりを実施されるという認識
事業の実現性等も勘案しながら、建築物のルールとして制限を設定するもの。地権者の方の権利を制限するものではないと認識。都市計画の設定に際しては、JR島本駅西土地区画整備準備組合と協議を行ってまいりたいと考えいる
戸田
島本町の都市計画に基づいて開発がなされること、この都市計画決定に住民が意見を述べることは都市計画法でも保障されているということ、この2つのことが非常に重要
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都市計画手続のスケジュールについて
戸田
今後の予定としては、平成30年度末、すなわち31年2月の府の都市計画審議会での審議を目指すとのことでしたが、都市計画手続については4月以降どのようなスケジュールになりますか
都市計画課長
来年2月に開催予定の大阪府都市計画審議会への付議を目指すとなると、今年度末ごろには区域区分の素案を大阪府に提出する必要がある
その後、大阪府が関係機関との協議を行った後に、夏ごろには都市計画の公聴会の開催に合わせ、町として区域区分とその関連する都市計画原案を固めておく必要がある
その後、説明会や公聴会を経た後で、年末ごろに都市計画法に基づく案の縦覧と意見の募集の手続を行い、来年1月ごろの島本町都市計画審議会への付議を経て、大阪府の都市計画審議会で付議されることとなる
戸田
区域区分変更に必要な素案を、仮に4月に提出することになった場合でも夏ごろまでには地区計画など町決定分の案を固めておかなければならないということか、確認します
都市計画課長
原案としてではあるが、おおむね固めておく必要あるものと考えている
戸田
1月19日の住民説明会では、地区計画の具体的な内容が示されていません【←ここ重要!】。現在の状況はどうですか。
都市計画課長
地区計画につきましては、用途地域より細かな制限というものを設定させていただくということで、内容によっては地権者の土地利用によって、それに影響が及ぶ可能性があることから、地権者との合意形成が一定必要であると考えている。その地区計画の具体的な内容については現在検討中
戸田
現状で具体的な内容を検討中であるならば、夏ごろに原案を完成することはできないと思いますがいかがか
都市計画課長
来年2月の開催予定の大阪府都市計画審議会に向けたスケジュールについては、今後、準備組合の皆さんと事業の進捗状況に応じて改めて協議させていただきたいと考えている
戸田委員
本来であれば、区域区分の素案と関連する都市計画については同時進行的に議論する必要があると思う。地区計画等がいまだ検討中ということであれば、29年度末に区域区分のみ先に提出するのは望ましくないのではありませんか。【←ここ重要】
都市創造部長
平成29年度末に開催予定の都市計画審議会で、現在の進捗状況等を含めて説明をさせていただきたいと考えている。
その際、いただきますご意見や、今後、準備組合との協議結果を踏まえて対応してまいりたいと考えているが、本地区のまちづくりを進めていくという基本的な方針に関しては変更はない。
戸田
では、町長にお尋ねします。都市計画手続に入る前に、再度、住民の皆さんとの対話、語らいの場を持っていただきたいと思いますがいかがですか。
山田町長
先の本会議でも申し上げてますとおり、住民説明会また公聴会などの機会以外にも別途設けさせていただきたいと考えている。手法については決定次第、お示しさせていただく。
その際、私といたしましては、やはり私自身が中心になって住民の皆様にわかりやすく丁寧にご説明をしていきたいというふうに思っている。その中で多くの方にご理解をいただきながらまちづくりを進めていきたいと考えている
戸田
このような状態では年度末の申請は厳しい。恐らくできないと思う。地区計画の内容を確定した上で都市計画手続に入るべきであり、そのためには住民との対話の場、語らいの場を改めて設けるなど慎重に丁寧に進めるべきであると申し上げ、この件については質問を終わります。
以上。その後、3月26日に行われた島本町都市計画審議会※では、公募委員から素朴で的を射た質問(計画原案と検討案、これらの文言についてその熟度の説明を求める質問であったと思う)が投げかけられ、会議の流れが変わりました(場外傍聴をした戸田の印象)。
学識経験のある審議会委員の助言的な発言もあったりで、「事業の計画の熟度が高まった段階で、再度、島本町都市計画審議会にてお示しいただきたい」というような会長の発言もありました(戸田のメモによる)。
当初のスケジュール通りに進めるのは厳しくなっているといわざるをえません。これまでスケジュールばかりが示され、強調され、事業内容は未確定あるいは地権者による組合施工であるとして公表されてきませんでした。(←ここ問題)
島本町都市計画審議会の翌日27日本会議場において、町長の施政方針を「信じていたのに信用できない」「このままでは予算に賛成しかねる」という理由で離席退席(事実上、8人の議員のボイコット)を「態度表明」と称して(伊集院議員)、長時間、議会が成り立たない事態となりました。
しかし、それは筋が違う!とわたしは言いたいのです。仮に当初の予定よりも都市計画のスケジュールが遅れたとしても、それは事業の内容が定まっていないことによるものであって、山田町長や都市創造部の方針変更によるものではない。そういうことになるのではないでしょうか。
※島本町都市計画審議会の会議録はHPで追って公開されます
画像
八百屋さんのフルーツパフェ
ある寒い日に、京都でひと息