風は冷たいですが、まちのあちこちに春が来ています。今日は第2幼稚園の卒園式に参加しました。卒園生53名ひとりひとりが担任の先生にやさしく背中を押されて、式典の会場を後にしました。もうすぐ一年生ですね。
昨日、島本町議会は3日間の民生教育消防委員会を終えました。今回、わたしは第2幼稚園の新年度クラス編成について多くの時間を費やしました。島本町では4歳児は1クラス34名という基準を定めています。国基準35名よりも1名少なく、近隣自治体に比べてゆとりをもたせています。
しかしながら、ひとりの先生が34人の4歳児に目がゆきとどくのだろうか、と保護者のみなさんから素直な声、要望書が議会に届いていました。もっともなご指摘であり、これを機に1クラス4歳児34名、5歳児35名が今の時代に相応しい基準なのか、教育環境として現状のままでよいのか、ということを考える機会にしたいと思いました。
そもそも配置基準は、それを守らないといけないが、2クラスにして、より子どものために望ましい環境をつくることを制限するものではありません。また、現在は2クラスなのだから、教師の配置に新たな財源を必要とするわけでもありません。
2015年から保育所の保育料が「応益負担」から「応能負担」(=所得によって決まります)になったことは、子ども子育て支援新制度のもっとも大きな変化のひとつでした。けれども、制度改正を機に幼稚園の教育環境が大きく改善したことはありません。
所得が低い家庭の保育料が軽減された一方、多くの保護者にとっては負担は増えたが教育環境はかわっていない、という思いがあっても不思議ではありません。(激変緩和を避けて段階的に保育料をあげているので、町としての幼稚園保育料は収入減になっています)
そもそも、第2幼稚園の4歳児の入園希望者が約20名も減った要因はどこにあったのでしょうか。保育料が高くなっていくことから、3歳児保育がある私立幼稚園を選択したり、子どもが3歳、あるいは4歳になったのを機に働きはじめようと考える人が増えた可能性は否定できないと思います。
このままでは幼稚園を選択しない人がさらに増えてもおかしくはありません。また、第2幼稚園と第1幼稚園の「預保育」の格差も影響している可能性があります。就労型預り保育の有無も含めて、同じ保育料の設定で施策のなかみが違っているのが現状です。
これについては、保育料見直しの経過措置の間に是正すべきではないかと会派の平野議員が指摘しました(本会議にて)。わたしは、2幼は2幼の特徴を活かして少人数での幼児教育を実践していく、という選択があってもよいのではないかと考えています。
公平性を考えると第一幼稚園を4クラスにする必要が生じるのではないか、という質疑もあり、この点は、当然、考えなければならない課題です。しかし公平性というのなら、老朽化している施設をいつまでこのままにしておくつもりなのか!という思いがわたしにはあります。
かつてわたしに、トイレを何とかしてほしいです、とおっしゃった方のお子さんはもう中学生です。駅からの距離を考えると、預り保育の充実よりも、ゆとりあるクラス編成で特徴を活かした第2幼稚園らしい教育の充実を!というのがわたしの考えです。
140数名もの子育て世代が教育委員会と議会へ寄せてくださった信頼に応えることで、島本町の教育・子育て環境をよりよいものにしていくことができるとしたら、こんなに有難いことはありません。声をあげ、行動されたみなさんに敬意を表します。
しかしながら、保護者のみなさんのご期待には添えない結果となってしまいました。最終的には1クラスで運営するという答弁しか引き出すことができませんでした。党派を超えて議会がひとつになってこの課題に前向きな質疑、要望をするにも至りませんでした。
第2幼稚園を選択してよかったと思っていただけるようハードソフト面でのニーズ把握に努めたいと思います。教育委員会や議会が市民ひとりひとりににもっと近いところになることで、変わっていくはずです。
昨日、島本町議会は3日間の民生教育消防委員会を終えました。今回、わたしは第2幼稚園の新年度クラス編成について多くの時間を費やしました。島本町では4歳児は1クラス34名という基準を定めています。国基準35名よりも1名少なく、近隣自治体に比べてゆとりをもたせています。
しかしながら、ひとりの先生が34人の4歳児に目がゆきとどくのだろうか、と保護者のみなさんから素直な声、要望書が議会に届いていました。もっともなご指摘であり、これを機に1クラス4歳児34名、5歳児35名が今の時代に相応しい基準なのか、教育環境として現状のままでよいのか、ということを考える機会にしたいと思いました。
そもそも配置基準は、それを守らないといけないが、2クラスにして、より子どものために望ましい環境をつくることを制限するものではありません。また、現在は2クラスなのだから、教師の配置に新たな財源を必要とするわけでもありません。
2015年から保育所の保育料が「応益負担」から「応能負担」(=所得によって決まります)になったことは、子ども子育て支援新制度のもっとも大きな変化のひとつでした。けれども、制度改正を機に幼稚園の教育環境が大きく改善したことはありません。
所得が低い家庭の保育料が軽減された一方、多くの保護者にとっては負担は増えたが教育環境はかわっていない、という思いがあっても不思議ではありません。(激変緩和を避けて段階的に保育料をあげているので、町としての幼稚園保育料は収入減になっています)
そもそも、第2幼稚園の4歳児の入園希望者が約20名も減った要因はどこにあったのでしょうか。保育料が高くなっていくことから、3歳児保育がある私立幼稚園を選択したり、子どもが3歳、あるいは4歳になったのを機に働きはじめようと考える人が増えた可能性は否定できないと思います。
このままでは幼稚園を選択しない人がさらに増えてもおかしくはありません。また、第2幼稚園と第1幼稚園の「預保育」の格差も影響している可能性があります。就労型預り保育の有無も含めて、同じ保育料の設定で施策のなかみが違っているのが現状です。
これについては、保育料見直しの経過措置の間に是正すべきではないかと会派の平野議員が指摘しました(本会議にて)。わたしは、2幼は2幼の特徴を活かして少人数での幼児教育を実践していく、という選択があってもよいのではないかと考えています。
公平性を考えると第一幼稚園を4クラスにする必要が生じるのではないか、という質疑もあり、この点は、当然、考えなければならない課題です。しかし公平性というのなら、老朽化している施設をいつまでこのままにしておくつもりなのか!という思いがわたしにはあります。
かつてわたしに、トイレを何とかしてほしいです、とおっしゃった方のお子さんはもう中学生です。駅からの距離を考えると、預り保育の充実よりも、ゆとりあるクラス編成で特徴を活かした第2幼稚園らしい教育の充実を!というのがわたしの考えです。
140数名もの子育て世代が教育委員会と議会へ寄せてくださった信頼に応えることで、島本町の教育・子育て環境をよりよいものにしていくことができるとしたら、こんなに有難いことはありません。声をあげ、行動されたみなさんに敬意を表します。
しかしながら、保護者のみなさんのご期待には添えない結果となってしまいました。最終的には1クラスで運営するという答弁しか引き出すことができませんでした。党派を超えて議会がひとつになってこの課題に前向きな質疑、要望をするにも至りませんでした。
第2幼稚園を選択してよかったと思っていただけるようハードソフト面でのニーズ把握に努めたいと思います。教育委員会や議会が市民ひとりひとりににもっと近いところになることで、変わっていくはずです。
自然を生かしたおおらかな保育、保護者の熱心な協力体制は素晴らしいです。子供達が生き生きと成長していき、感謝しています。
しかしながらトイレは最悪です!悪臭で満ちた教室で子供達は毎日過ごし、お弁当を食べているのです。特に湿気の高い日は酷い悪臭です。毎日お迎えに行くだけでも、校舎は吐き気との戦いでした。ときには汚水が逆流することもあります。害虫も多く子供達はトイレを嫌い、排泄を嫌がります。
とても子供の健康状態をたもてません。それどころか人権に係わる問題です。子供を、せめて食事中ぐらい汚物の臭いから解放させて普通に生活できるようにしてあげて下さい。
民間保育所の保育士への手厚い補助金や過剰なセキュリティシステム対策より先に解決さべき最低限の問題です。
同じ苦情、要望を数年前にもいただき、現場を確認しています。その後、合併浄化槽を改修し、悪臭については一定、改善されたと思っていました。認識が不足していました。
子育て支援課に必ず伝えます。来年になりますが、再度、現場を確認します。すぐにはご期待に添えないと思いますが、改善の必要性を訴え、要望していきます。