午前中、都市計画審議会を傍聴しました。11時が一般質問の通告締切でした。週末は第3回議員政策フォーラム「質問力研修」に参加、2日間京都に行っていました。3月議会の真っ最中で過去2年は参加を諦めていましたが、今年は思い切って参加しました。思った以上に素晴らしいプログラムで、これからの活動に欠かせない学びの場になる予感がします。この研修を企画運営されている若手の研究者のみなさんは、自治体の議会基本条例、自治基本条例(島本町は「まちづくり基本条例」)の制定や、事業仕訳、行政評価など関わっておられる学識経験者のようでした。
グループワークでは過去の一般質問を題材に「なぜ、うまくいかなかったのか」を検証しあいます。所属したチームのアドバイザーは、滋賀県域の市の総合政策部の管理職の方で、執行部側からみた議会、議員、質問への助言をいただきました。たいへん貴重な経験になりました。また、同じく滋賀県域の別の市から議会事務局の方が見学に来られ、このプログラムを市議会の議員研修に取り入れたいと模索しておられました。町議はわたしひとり。井の中の蛙が池をのぞいてみて、どの池にも池のそれぞれの「!」があると知りました。○○君と呼ぶ議会が多く、登壇する議員を拍手で送り出すという議会も少なくないようで驚きました。
さて、一般質問は「議会での論点を明らかにする」「町政への管理機能を果たす」「町政への政策提案」が可能で、なおかつ、どの議員にも、常に開かれています(そうではないルールを決めて縛られている議会もある。島本町でも会派によってはルールで制限、運営上の都合で調整している)。一般質問は議会改革のひとつの手法になり得る、つまり「ひとりでもできる議会改革!」と教えてもらいました。帰宅後、概ね準備していた通告を、白紙に戻して練り直しました。
平成24年第1回定例会 とだ*やすこの一般質問
(Ⅰ)町長に問う!中高一貫進学校は「まちづくり」の核となるか
これまで、JR島本駅の西側の問題について、大きく、3つの視点から質問してきました。ひとつは、都市計画マスタープラン策定(改訂)のプロセス、まちづくり協議会の進め方など手続き上の問題。ふたつめには財政の問題。もうひとつは島本町の将来を大きく左右する政策に町長の姿勢がまったく示されないことです。そして、すべてに共通しているのは、主権者である住民の参画が不十分、まちづくり基本条例の基本理念が活かされていないことです。今回も、これらの点を踏まえて質問します。
(Ⅱ)広域連携による都市間共創 ~ し尿処理の課題解決に向けて ~
高槻市が受け入れ困難とされるならば、島本町し尿処理施設(東上牧)の敷地内を活用し、希釈後に下水道放流方式で処理するという選択肢もありました。今なお、優位性があると考えています。施設面積の縮小や最新の技術により、イメージ上の嫌悪感をどうぬぐい去って貰えるのかが最大の課題で、現施設が周辺住民の健康を著しく害したり、居住権や人権を侵したりはしていないという事実を知っていただく努力をしたか、など検討が不十分であったと質します。
「クリーンプラザおとくに」乙訓環境衛生組合への事務委託については、費用負担などについて協定書を結ぶ必要があり、必ずしもそれは簡単ではありません。しかし、町内での建設費用を大山崎町、島本町双方の住民の利便性が高まることに使うことができれば、互いに、よりよく自立し、よい関係がもてるのではないか。大山崎町と島本町は、観光、公共交通、公共施設利用などの広域連携により、互いの弱みを補い、強みを活かせる関係にあると提案します。
届け出順で戸田は5番。普通に進行すれば、初日28日の午後、夕方寄りになると思います。4番目の外村議員の質問とテーマ、問題意識ともに同じですが、切り口が違います(偶然)。合わせて聴いていただくたら、面白い質問になると思います。同じ会派の平野議員は3番目、し尿課題、JR島本駅西側以外のテーマで質問します。議席は個々人のものですが、議会として、執行部(町)にどのように向き合うかが重要。それこそが議会改革のひとつの柱といえます。
画像は、史跡・桜井の駅跡
クスノキの大ピンチ!樹の元気がありません
駅ができたときの整備に樹木を育む視点がなかった
土に問題があります
ゲートボール、キャッチボール、犬の散歩などで
根を踏み固めていることも影響しているらしい
史跡として守っていくのか、クスノキが枯れても
ボール遊びができたら、それでよいのか
方針を定めないと、「どっちも」は厳しそう
グループワークでは過去の一般質問を題材に「なぜ、うまくいかなかったのか」を検証しあいます。所属したチームのアドバイザーは、滋賀県域の市の総合政策部の管理職の方で、執行部側からみた議会、議員、質問への助言をいただきました。たいへん貴重な経験になりました。また、同じく滋賀県域の別の市から議会事務局の方が見学に来られ、このプログラムを市議会の議員研修に取り入れたいと模索しておられました。町議はわたしひとり。井の中の蛙が池をのぞいてみて、どの池にも池のそれぞれの「!」があると知りました。○○君と呼ぶ議会が多く、登壇する議員を拍手で送り出すという議会も少なくないようで驚きました。
さて、一般質問は「議会での論点を明らかにする」「町政への管理機能を果たす」「町政への政策提案」が可能で、なおかつ、どの議員にも、常に開かれています(そうではないルールを決めて縛られている議会もある。島本町でも会派によってはルールで制限、運営上の都合で調整している)。一般質問は議会改革のひとつの手法になり得る、つまり「ひとりでもできる議会改革!」と教えてもらいました。帰宅後、概ね準備していた通告を、白紙に戻して練り直しました。
平成24年第1回定例会 とだ*やすこの一般質問
(Ⅰ)町長に問う!中高一貫進学校は「まちづくり」の核となるか
これまで、JR島本駅の西側の問題について、大きく、3つの視点から質問してきました。ひとつは、都市計画マスタープラン策定(改訂)のプロセス、まちづくり協議会の進め方など手続き上の問題。ふたつめには財政の問題。もうひとつは島本町の将来を大きく左右する政策に町長の姿勢がまったく示されないことです。そして、すべてに共通しているのは、主権者である住民の参画が不十分、まちづくり基本条例の基本理念が活かされていないことです。今回も、これらの点を踏まえて質問します。
(Ⅱ)広域連携による都市間共創 ~ し尿処理の課題解決に向けて ~
高槻市が受け入れ困難とされるならば、島本町し尿処理施設(東上牧)の敷地内を活用し、希釈後に下水道放流方式で処理するという選択肢もありました。今なお、優位性があると考えています。施設面積の縮小や最新の技術により、イメージ上の嫌悪感をどうぬぐい去って貰えるのかが最大の課題で、現施設が周辺住民の健康を著しく害したり、居住権や人権を侵したりはしていないという事実を知っていただく努力をしたか、など検討が不十分であったと質します。
「クリーンプラザおとくに」乙訓環境衛生組合への事務委託については、費用負担などについて協定書を結ぶ必要があり、必ずしもそれは簡単ではありません。しかし、町内での建設費用を大山崎町、島本町双方の住民の利便性が高まることに使うことができれば、互いに、よりよく自立し、よい関係がもてるのではないか。大山崎町と島本町は、観光、公共交通、公共施設利用などの広域連携により、互いの弱みを補い、強みを活かせる関係にあると提案します。
届け出順で戸田は5番。普通に進行すれば、初日28日の午後、夕方寄りになると思います。4番目の外村議員の質問とテーマ、問題意識ともに同じですが、切り口が違います(偶然)。合わせて聴いていただくたら、面白い質問になると思います。同じ会派の平野議員は3番目、し尿課題、JR島本駅西側以外のテーマで質問します。議席は個々人のものですが、議会として、執行部(町)にどのように向き合うかが重要。それこそが議会改革のひとつの柱といえます。
画像は、史跡・桜井の駅跡
クスノキの大ピンチ!樹の元気がありません
駅ができたときの整備に樹木を育む視点がなかった
土に問題があります
ゲートボール、キャッチボール、犬の散歩などで
根を踏み固めていることも影響しているらしい
史跡として守っていくのか、クスノキが枯れても
ボール遊びができたら、それでよいのか
方針を定めないと、「どっちも」は厳しそう