とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

どうする?学校プール(民生教育消防委員会研修)*2

2022年12月11日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
つづく☆彡 

考察 ~両市での視察を終えて~
学校プールを統合しての全天候型屋内温水プールの新設につき、肯定的な私見が得られました!その理由を以下に述べます。


▸各学校において、天候や暑さ指数(WBGT)に左右されることなく安定した水泳指導(時間割通りの授業)が行える ←ココ重要
▸プールの維持管理や授業中の監視に係る教職員の配置など学校側の負担が著しく軽減され、教師の働き改革につながる
▸学校プールの維持管理と水泳指導時の安全管理は昨今の教職員にとって大きな負担といえる。集約することにより授業研究や児童生徒との時間に費やすことができると期待できる

▸統合すれば各校の課題解決にプール跡地が活用できる
・第3小学校に仮校舎が必要となる可能性がある(校区内で複数の大型集合住宅の計画あり)
・第1小学校ではグランドの狭さが過去、給食室新設の際に課題となった
・第2中学校脇のテニスコート老朽化(地形的に災害時における崩壊などが危ぶまれる)

▸町営プールを廃止して久しい(維持管理に年間1000万円以上、大規模改修時にはそれに勝る経費負担があったと記憶)
▸事業の展開次第では未就学児とその保護者の新たな集いの場としての活用が期待できる

▸老朽化した施設のメンテナンス(絆創膏的対処策)ではなく「公共施設総合整備計画」の基本的な考え方に基づく施策である
▸現状、庁舎、ふれあいセンター(図書館含む)、歴史文化資料館など多くの公共施設が桜井方面に、商業施設が水無瀬駅周辺に集中している
▸JR島本駅西地区に子どもとその保護者対象の新たな施設の設置が計画されている。水無瀬川右岸・左岸地区における地域交流、にぎわい創出がまちづくりの課題といえる

▸過去に水無瀬川緑地公園に計画され、長く凍結されているスポーツ施設の開設であるため、設置場所は山崎・水無瀬川緑地公園敷地内が望ましい(課題はあるが予定用地あり)
▸地下貯水槽を備えている水無瀬川緑地公園(計画当初は、体育館・屋外プール等を含めて水無瀬川運動緑地公園であったと認識)とともに水無瀬川左岸における主要避難所として位置づける
▸シャワー室やトイレが災害時に利用できる(ふれあいセンターの浴室を廃止したため、ある方が望ましい)
▸水害時に隣接保育園の園児等が屋上に緊急避難できる

重要な視点として
▸施設側で水泳指導の補助と監視があるため、監視機能が高まり安全面の向上が期待できる一方、指定管理者側の業務内容を予め明文化して協定を結び、責任の所在を明確にし、常に確認を怠らないことが重要である
▸学校授業での利用を大前提とし、神栖市のように同じ時間に一般利用者がプールを利用することがないのが望ましい。生徒児童、特に女児、女子の水着姿に配慮してのことである

▸円滑な授業の運営に授業を受ける児童生徒が同時に着替えられるスペースの確保、プールサイドで授業を受ける児童生徒が一斉に準備運動ができること、雨に濡れることなくバスから施設に移動できることなど、設計段階から考慮しなければならないことを見落とさないこと
▸体育館とともに整備し、管理運営も一括で行うのが望ましく、そうすべきである

最後に
全天候型屋内プール施設の開設の是非について、まずは財政面から具体的に検討*する必要があると思いました。そのうえで住民説明会、パブリックコメント、議会での議員間討議などを経て賛否の方向性を定めていけたら、理想的です。

とはいえ建築資材の高騰により新庁舎建設の費用は計画よりも高くなる(5億円規模)ということがわかっています。しかしそれをもって課題を先延ばしにするわけにもいかない課題であり、住民的議論が必要。PTAでも話題にしていただければ幸いです。


*財政面の検討:学校プールを維持する場合との比較、町営プール廃止後の経費削減効果、国の財源確保、指定管理者に支払う経費(運営)、熱源選択、光熱水道費ランニングコスト等の試算など


画像
新幹線の車窓から(帰路)

日々、季節ごとに美しい
富士山を毎日みられる人
羨ましいなぁ!素敵すぎ

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