録りだめ映画の話、今回は「時をかける少女」。
大林監督作品は好きです。特にこの尾道三部作が・・・といいつつ実は「転校生」と「さびしんぼう」はしっかり内容まで覚えているんだけど、この「時をかける少女」は・・・全く内容覚えていない。それこそ学生の頃だったかな、尾道のロケ地めぐりしたこともあったけど、この「時を・・・」のロケ地、ということだったけど、全くピンときていなかったこともあって。
もちろん映画館で(京一会館だったかな?)見たことあるはずなので、単に印象があまりに薄かっただけなんだろうけど、こうして改めて30年ぶりですかね、見てみるとなるほどな・・・という感じ。やはり大林監督の作品というよりはあくまでも角川映画のアイドル映画、原田知世のプロモーション映像だっただけに、内容がどうも薄っぺらかったし、てかそもそも原作がSFだけに心を打つような感情的な深みがなかったから印象に残らなかったんだろうな。そういう意味で、三部作と言いつつもこの作品は今更ながらわかっちゃいるけど異端なのです。
もちろん大林映画らしい、リアリティのない棒読みというのか、言わされている感じのセリフ回しというのか、そもそも日常会話には普通にはなさそうな妙な言葉遣いは、今見るとあぁ~時代だな~と感じてしまうんだけど、それはそれでそこが良さでもあったから嫌いではない。異端な作品とはいえ、映像的、演出的にはやはり大林映画であることは間違いなく、それはそれで面白いものだとも思ったのです。
それにしてもエンディングロール、原田知世のイメージビデオというかMVだね、あれって。あの頃は歌い手さんのPV/MVなんてほとんどなかった時代だっただろうから、そんな意味では先進的な実験映像だったのかもね。そういう別な意味での深みはあるな。
そんな「時をかける少女」、その後もリメイク作品は作られてきていますが、がまた7月から始まるテレビドラマでリメイクされるそうで。言わずもがなで現代的なアレンジの内容になるのはわかってはいるけど、この原作ってここまで語り継がれるような名作だったのだろうか・・・?それともやはり大林作品という先駆者のおかげなのか?
そのあたりは謎です。
今日の通勤音楽
ANOTHER PAGE / CHRISTOPHER CROSS
EARTHMOVER / HARVEY MASON
大林監督作品は好きです。特にこの尾道三部作が・・・といいつつ実は「転校生」と「さびしんぼう」はしっかり内容まで覚えているんだけど、この「時をかける少女」は・・・全く内容覚えていない。それこそ学生の頃だったかな、尾道のロケ地めぐりしたこともあったけど、この「時を・・・」のロケ地、ということだったけど、全くピンときていなかったこともあって。
もちろん映画館で(京一会館だったかな?)見たことあるはずなので、単に印象があまりに薄かっただけなんだろうけど、こうして改めて30年ぶりですかね、見てみるとなるほどな・・・という感じ。やはり大林監督の作品というよりはあくまでも角川映画のアイドル映画、原田知世のプロモーション映像だっただけに、内容がどうも薄っぺらかったし、てかそもそも原作がSFだけに心を打つような感情的な深みがなかったから印象に残らなかったんだろうな。そういう意味で、三部作と言いつつもこの作品は今更ながらわかっちゃいるけど異端なのです。
もちろん大林映画らしい、リアリティのない棒読みというのか、言わされている感じのセリフ回しというのか、そもそも日常会話には普通にはなさそうな妙な言葉遣いは、今見るとあぁ~時代だな~と感じてしまうんだけど、それはそれでそこが良さでもあったから嫌いではない。異端な作品とはいえ、映像的、演出的にはやはり大林映画であることは間違いなく、それはそれで面白いものだとも思ったのです。
それにしてもエンディングロール、原田知世のイメージビデオというかMVだね、あれって。あの頃は歌い手さんのPV/MVなんてほとんどなかった時代だっただろうから、そんな意味では先進的な実験映像だったのかもね。そういう別な意味での深みはあるな。
そんな「時をかける少女」、その後もリメイク作品は作られてきていますが、がまた7月から始まるテレビドラマでリメイクされるそうで。言わずもがなで現代的なアレンジの内容になるのはわかってはいるけど、この原作ってここまで語り継がれるような名作だったのだろうか・・・?それともやはり大林作品という先駆者のおかげなのか?
そのあたりは謎です。
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