TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

CONTUSION

2010-03-30 23:47:21 | TOTO&FUSION
昨日BLUESALLEYであったSTEVIE WONDER TRIBUTEに行ったカミさんから聞いたんだけど、あのインストの名曲「CONTUSION」をやったんだそうで。うぉ!いいな~…あの曲大好きなんです。STEVIE TRIBUTEは今日もやってたんで、ホントはめっちゃ行きたかったんだけど、先週木下くんに行ってきたところで、今週末にもまたライブ行くし…ということで後ろ髪を引かれつつ我慢我慢のこの夜でありました。

それにしてもこの「CONTUSION」、めちゃくちゃフュージョンしてますよね…。初めて聴いたときはぶっとびましたよ、マジで。だってSTEVIE WONDERですからね、基本ジャズプレーヤーではないし。確かにインストの曲は何曲かは知ってましたけど、ハーモニカ主体の曲だったもので、こんなファンキーでカッコエエ曲があるなんてことはつい最近まで知りませんでしたわ…。なんだかんだ言って、実はSTEVIEのことを良く知らないもので。他にもカッコエエフュージョンナンバーがあるのかな。ホント知れば知るほど奥が深いですね、STEVIEって人は。

そんなこんなで改めて「CONTUSION」の入っている「SONGS IN THE KEY OF LIFE」を聴いてみる。やっぱり凄いアルバムですねこれは。やはり後世に残る名作というのはいつ、誰が聴いても素晴らしいってことなんだと。

CONTUSION / STEVIE WONDER (FROM SONGS IN THE KEY OF LIFE)
STEVIE WONDER/GREG PHILLINGANES(keys)MIKE SEMBELLO/BEN BRIDGES(g)NATHAN WATTS(b)RAYMOND POUNDS(ds)
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ACOUSTIC DUO / PEGASUS

2010-03-29 23:31:05 | J-FUSION
考えてみれば意外な気もする。野呂さんってやっぱりエレキのイメージが強い。CASIOPEAにも「HEARTY NOTES」なんていうアコースティックアルバムがあったんだから全然不思議はないんだけれど、やっぱりCASIOPEAはエレクトリックバンド。その野呂さんがフルアコースティックに走るのって、何かイメージと違う気がしてしまうのは古い固定観念なのかな。

とはいえ安藤まさひろがあんみつで活動しているように、ある程度の年をいってくるとアコースティックに回帰する、というのも自然なのかも。実際聴いてみるとびっくりするぐらいギターの音数が多い。しかもホントにギターとベースだけ、音の厚みでの誤魔化しがきかないんですよね。ギターのことはよくわかんない小生ながらも、おそらくCASIOPEAよりも更に高度なテクニックが要求されるんだろうな、こういう音楽って。それだけに、ギタープレーヤーの人からするとたまらない魅力があるんだと思う。正直DVDを買って見ようとまでは思わないんだけど、おそらくギタープレーヤーにはたまらないテクがアップで映されてるんだろうな…。

そんなこんなでこのアルバム、面白いです。あんな曲やこんな曲がこんなアレンジになっちゃってみたいな、新しい発見がありますしね、そもそも選曲が憎い。いかにもアコースティック的な曲をあえて?選ばずに、典型的なエレクトリックナンバーをこういう風に料理しちゃうのか、という。JIMSAKUの「45℃」とかCASIOPEAの「RED ZONE」やSTEVIE WONDERのカバー「SUPERSTITION」とかね。これぞ円熟、この年にならないと表現できないのかも知れないな。エレクトリックなフュージョン派にしてみると、音種的にモノ足りない面もあるんだけど、それを補って余りある純粋に演奏を楽しもうとする意気込みと旧知の二人だからこそ実現できる息の合った、だけどお互い遠慮なしにど突き合うようなインタープレイの応酬。
聴き応え大ありの1枚です。

PEGASUS
ISSEI NORO(g)TETSUO SAKURAI(b)
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泉門天

2010-03-28 21:33:45 | Weblog
小生が京都で学生してた頃、あれはもう卒業間近だった時期だったかな、確か新しいヘッドホンステレオ(当然カセットテープのね)を買った帰り道、ふと立ち寄った店がありました。
まだ新しそうだったその店、餃子専門店という看板からてっきり王将みたいに餃子でめしが食える店だとばっかり思ったんですな、ひょいと店に入ったのはいいんだけど、これ、いわゆる定食屋じゃなくて、一口餃子で酒を飲む店だったわけです。ちょいと場違いな雰囲気にとまどいながらも、一口餃子をアテに一人でビールを飲んだなんてことがありました。たったそれ1回入っただけだったけど、かなり強い印象に残っているのがこのひとくち餃子の店「泉門天」だったわけです。

実は先月だったかのNIKKEI プラスワンの何でもランキング「おすすめのお取り寄せ餃子」特集にこの店が掲載されてたんですわ。うゎ懐かしい、てかまだこの店あったのか…と思うのと同時にいやぁ立派にならはって…という思いと。これは早速お取り寄せせねばなるまい、ということで、昨日まさに20数年振りにいただきましたよ、泉門天の餃子。王将と比べてニラが結構効いていたという印象が強く残ってましたが、やはりその通りでしたね。とにかく美味いしビールがすすむ。
一口餃子といえば結構大阪土産で有名なのが「点天」。大阪に行くと駅の中でも売ってるので、必ずといっていいほど買ってきたものです。実はこの餃子を見るたびに「泉門天」に行ったことを思い出してたんだよな。そんな経緯もあって、こうして再会できたというのは嬉しい限り。今度京都に行くことがあったら、絶対行ってみたいな…。
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背筋が寒い

2010-03-26 23:44:49 | Weblog
昨日HMVがCCC傘下に、なんてニュースについて書きましたけど、今日他の用事ついでにたまたま欲しいCD(通販だと送料かかっちゃうのよね)があったので、ホント久々にHMVに行ったんですよ。向かったのは以前小生が足繁く通った、このBLOGの中でも何回も登場している数寄屋橋店。いやね、有楽町を降りた時、なんとな~くいやな予感がしたんです…。
案の定、店は無くなってました。
まあ、有楽町界隈にはもう1軒HMVはあるんでね、そっちに行って用は足りたんですけどね…。確かに歩いて行ける範囲に2店舗もあったというのがそもそもおかしかったのかもしれないけど、それでもやっていけるほどに以前はCD売れてたんだろうな…。ちょっと前から「CDが売れない」ネタをここで頻発してるんだけど、改めて、身をもって実感した次第です。ちなみにHMVのサイトによれば、こちらもよく行った新宿高島屋の巨大ショップも既に閉店しているとか…。
そういや小生が高校時代にお世話になった懐かしの新星堂はどうなっているのかな~と思ってついでに新星堂の店舗情報を見てみたんですよ。群馬県で唯一残っていた店が先月末をもって閉店してました。いやはやこうして新星堂の店舗情報を眺めてみると気がつけば閉店情報があっちこっちに。
完全に通販一辺倒になってしまっている小生、ショップの動向って気にしていなかっただけに、これだけCDショップが減っている現実にはたと気が付き、愕然とした次第です。
なんでもニューヨークではCDショップが皆無になってしまっているとか…(ホンマかいな)。
でも近いうちに本当に日本でもそんな日が来るのかも…。背筋が寒くなる現実です。
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ニュースいろいろ

2010-03-25 23:16:37 | Weblog
・HMVがTSUTAYAのCCCの傘下に!!
HMVがTSUTAYAを運営するCCCの傘下になるそうで。
そういやちょっと前にHMVは日本撤退か?なんて報道がありましたけどなんとか日本資本により存続していた経緯もあって。これでCCCはHMVをはじめ新星堂、すみやを傘下に持つという…巨大レコード小売コンツェルン?になるんでしょうかね。それにしても目の付けどころはやはりネット通販部門ということで。そうだろうな~、確かにホント最近CDショップに行っていない。通販で事足りる、というより店じゃ品揃え悪いし、値段も高いし。とにかくCDが売れないと騒がれているご時世、CDショップ自体の運営って難しくなってきているんでしょうな。でも経営が変わるとはいえ、HMVは今まで同様の運営をして欲しいものです。マルチバイとか、ポイントとか。前回のゴタゴタの時のようにポイント制度が変ってしまうのは勘弁願いたいものです。Tカードのポイント制にするなんてことはお願いだからやめてね。あのカードは訳わかんないし。
かく言う小生、今日はHMVからCD6枚届きました…。やっぱりHMVが好きなんだな…。

・アドリブ誌休刊
「休刊」、すなわち廃刊なんでしょうな…。ちょっと前からそんな話は聞いてたんだけど、何故か今日になってあっちこっちで報道されてます。以前「JAZZ LIFE」でも休刊騒ぎがあったけど、なんとか生き残っているところに今度は「ADLIB」ですか…。これもやはりCD売れない世の中の影響なんだろうな。CD売れなきゃ広告出稿も減るだろうし…。それにもちろんネットによる情報の方が早いし金かからないしね…金出して雑誌を買う意味が薄れてるのは確かに実感するところです。でも音楽を聴く人口って決して減ってないと思うし、昔のLPレコードに比べりゃ今のCDって値段が変わらないどころかむしろ安くなってるのにね。それに「大人買い」という言葉に象徴されるように、昔に比べりゃこういう趣味に投資する金額も絶対的に増えていると思うんだけどな。…なんでこうなっちゃったんだろ。
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PSP LIVE

2010-03-24 23:18:36 | TOTO&FUSION
最近気に入っているのが…PSPの「LIVE」。
PSPとはスムースジャズ・フュージョン系キーボーディストのPHILIPPE SAISSE、ご存じ「元」TOTOのSIMON PHILLIPS、そしてフレットレスベースの匠PINO PALLADINOのユニットであります。
なんとな~くなんですけど難解な音楽やってそうだな~という先入観があったんだけど、これ聴いてみるとなかなか独特な味のあるフュージョンミュージックを演ってくれているんです。

特に気に入っているのが2曲目「WHAT'S WRONG WITH YOU」から3曲目「MONDAY AFTERNOON」への流れ、そして日本盤ボーナストラックの「INDIAN SUMMER」。
「WHAT'S~」はPINO PALLADINOの曲。RHODESの奏でるリフがなんとも印象的。続くPHILIPPEの曲、「MONDAY~」もやはりRHODESサウンドをいじったようなシンセの音がなんとも言えない雰囲気。そこに絶妙に絡むのがPINOのフレットレスサウンド。PINOというと最近ではTHE WHOのサポートが有名ですが、小生的にはなんと言ってもDON HENLEYの「SUNSET GRILL」。あの味わい深いフレットレスサウンドは無二の存在です。SIMONの流れるようなドラミングと相まって、この2曲には今まで体験したことのないような浮遊感があるんです。
そして「INDIAN~」はSIMONの曲。SIMONのソロアルバム「SYMBIOSIS」収録のナンバーで、原曲はホーンセクションバリバリ。でもこのライブではもちろんメロはキーボードだけなんで、音が薄くなってそうに思いきや、いろんなシンセサウンドとの組合せがなんとも素晴らしく、むしろこのライブの方が原曲以上にカッコイイんですわ。新しい発見です。ちなみに「WHAT'S~」はPINOの曲だけど、これって何のアルバムに収録されているんだろうか…?

おまけにもう一言、このアルバムの音、最高です。特にSIMONのドラミングの音はまるで真横で叩いているような。トップやチャイナシンバルを叩く音の強弱、オクタバンの深い響きといい生々しく再現されています。これがBILLBOARD LIVE TOKYOでレコーディングされたってんですから凄いですね…。ちなみに録音はGOH HOTODAだそうで。さすがです。

ついこないだも来日してましたけど…これを来日前に聴いていたらライブにも行っていただろうな…。これからもこのユニットはパーマネントに活動していくのだろうか…。なんでもスタジオレコーディングも行っているということのようだし、今後も期待したいPSPです。

YOUTUBEにプロモーション動画がアップされてますので、そちらに勝手リンク。結構たくさんありますね。

PSP LIVE
PHILIPPE SAISSE(keys)SIMON PHILLIPS(ds)PINO PALLADINO(b)
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HMV & iTunes

2010-03-23 23:41:41 | Weblog
毎度のことながらHMVのサイトを見ていてたまたま今日気がついた話。
HMVのサイトの中にいつの間にやら「iTunes」のタグができている。それとも以前からあったのかな~、全然気がついてなかった。HMVがダウンロード販売から撤退したものだからiTunesと提携したんだろうか。まあ最近iTunes STOREで買い物する場合もたまにはあるようになったんで、HMVのポイントがつくのはありがたい話…。

なんだけど使い方が全く要領を得ない。HMVのiTunesコーナーには売れ筋しか掲載されてないし、かといって検索しても結果はCDが出てきちゃうし。
ポイント発行は購入から1ヵ月以内? ITunesで購入したら自動的につくんじゃないのかいな?
要はHMVにログインしてからiTunesを立ち上げて買い物すればいいのだろうか?
でもこちらのページを経由しないとダメだって書いてあるけど、それじゃ売れ筋しか買えないし…。そもそも経由ってどうゆうこと?
なんだかな~。やってみないとわからん。
それにしても説明不足。
期待と裏腹のブータレモードに突入しております。
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TOTO2010

2010-03-22 21:52:47 | TOTO&FUSION
TOTOの2010年再結成ツアーのバナーが公開されてます。
メンバーはもちろんSTEVE LUKATHER、DAVID PAICH、SIMON PHILLIPS、そして特別参加?のSTEVE PORCARO、JOSEPH WILLIAMS、NATHAN EAST。

メンバーの写真を見ると、元々の御三方は「FALLING IN BETWEEN」の写真をそのまま使ってるんで違和感ないんだけど…、特別参加のSTEVE PORCAROの写真、年の取り方にびっくりです。ミュージシャンというよりなんかどこかの大学教授みたい。ロンゲでほっそりとした知的で情熱的なシンセサイザー使い、という昔の印象とはだいぶ違ってますね。(知的さは相変わらずですけど)もちろん年も年ですから全く変わってなかったらそれはそれでおかしいんですけどね。でもこんな雰囲気のまま当時のノリノリなステージアクションをしてくれたら…逆に変かな。それにしてもSTEVE LUKATHERと同い年とは思えない、落ち着いた雰囲気の紳士になってます。ただ、この写真を見ると…やっぱりJEFFにもMIKEにも似てるんだな~と改めて。
ちなみにJOSEPH WILLIAMS、いつの写真だかわかんないけど、また太ったのかな。
そしてNATHAN EAST、この人は永遠に若々しいですね。スキンヘッドにして以降も相当時間が経つのに若々しさは昔のまんま。STEVE PORCAROより年上には見えない…。
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DO THE SOUL

2010-03-20 23:15:46 | Weblog
今日は目黒BLUSE ALLEY。木下航志くんのDO THE SOUL VOL.8に行きました。とにかく楽しかったの一言につきますね。
ほのぼのとしていて、ステージの上は笑いが一杯。だけど演奏はソウルフルでバリバリファンキー。めちゃめちゃかっこえがったです。
普段航志くんのライブはカミさんの守備範囲なんだけど、行き掛かりで今回譲ってもらえたもので...ホントよかったです。
いや~蘇州夜曲でのマサさんのアコギのソロ、涙出そうになりましたわ。
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WHITE OAK CROWN

2010-03-19 23:20:06 | ウイスキー
明石にある酒造メーカー江井ヶ嶋酒造が作っているウィスキー。
同社のメイン製品は日本酒ながらも、なんと大正時代から蒸留所を構えてウィスキー生産を行っているとか。ウィスキーメーカーとしては非常にマイナーな存在ではあり、生産も限定的なようですが、こうしたウィスキーメーカーの伝統が今でも脈々と続いているって感動的ですね…。そんなメーカーに敬意を表してお取り寄せしてみました。
ウィスキーって商品として売れるようになるまではそれなりの時間が必要なもの。目の前の利益が求められ、また利益がなければ立ち行かない「会社」にとってはなかなか手が出せない領域(かのNIKKAもウィスキー製品が出荷できるようになるまではリンゴジュースを売ってなんとか凌いでいたとか)だけに、こういう地ウィスキーの存在って貴重です。

味はまろやかなれどしっかりとしたボディがあって濃厚。変な雑味もない、もうなんの疑問もない立派なウィスキー。飲んで損はないですよ、これ。
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