TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

FALLING IN BETWEEN/TOTO "全曲!!”試聴できます

2005-12-30 00:07:17 | TOTO&FUSION
TOTOの公式HPhttp://www.toto99.com/がいつのまにやらすっかりFALLING IN BETWEEN仕様に様変わりしてました。いよいよ本格的にTOTOのニューアルバムモードに突入です!!

びっくりしたのがニューアルバムの全曲が試聴可能になっていること。更に、全曲のクレジットも掲載されています。JOSEPH WILLIAMSが参加しているというのは聞いてましたが、JASON SCHEFFもコーラスで参加しているそうな。もちろんJOSEPHとJASONの組み合わせって今までにもたくさんありましたが、TOTOでは今回が初めて。これにBILL CHAMPLINでも加わったらWEST COAST ALL STARSの再現かってなもんで、うれしいニュースであります。そんでもってSTEVE LUKATHERの息子、TREVOR LUKATHERもコーラスで参加。さすが親バカSTEVE LUKATHER、もしかしたら次回のツアーでは親子共演かも?な~んて。
もちろんGREG PHILLINGANESのリードボーカルもしっかり聴けます。ホント全然違和感ないですね。見事にTOTOの一員になりきってます。そしてDAVID PAICHも健在!サンプルでは一瞬しかお声を聴くことができませんが、リードボーカル曲もしっかりあるようでこれまた何よりです。

CLASSIC TOTOの復活!なんて言ってますけど、ファーストのような曖昧なごった煮感はともかくとして、HYDRAのような陰鬱としたプログレ感、TURN BACKのようなストレートなロックンロールっぽさはあまり感じられませんね。でもやっぱりTOTOはTOTO!今までの歴史を昇華させて、更にハードさに磨きをかけたような新作には期待大であります。

ということで、明日から実家帰りになりますので、年内の更新はこれで終了します。皆様よいお年をお迎えくださいませ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SLAP×SLAP

2005-12-29 00:59:05 | J-FUSION
昨日の続きでSLAP×SLAPの4曲収録のミニアルバム「HIT AND AWAY」について。
ご存知須藤満と下野人司によるツインベースユニットです。
レコーディングメンバーはこの二人に加えて河野啓三氏がキーボード、黒田晃年氏が最初の曲だけギターで参加してます。そういや下野氏と黒田氏は現在佐藤竹善のツアー中ですね。

ツインベースユニットというとどうしても思い出すのがダブラーズ。でもダブラーズほどマニアックな雰囲気はなく、爽やかで一般受けしそうないい感じのライトフュージョンです。もちろんユニット名通りチョッパーベースの嵐!最初から最後までチョッパーベースで腹一杯、ゲップがでそうな作品です。フュージョンベーシストは必聴でしょう。櫻井哲夫ほど押し付けがましくもなく、MARK KINGほど激しくもなく、はたまたVICTOR WOOTENほどクセもなく、ほどよい心地よさ。昔のナルチョのソロ作品やBRIAN BLOMBERGのエレベ作品に近い雰囲気かな。
ただ当然といえば当然ですが、あまりにベースソロが多くてバッキングが単調に感じてしまい、平べったい印象が残るのが勿体無いところです。

ところで、黒田晃年で検索してたら、こんなライブがあるのを発見しました。
INAZAWA MUSIC FESTA 2006 ROOTS OF SAXTY SIX
6人のSAXプレーヤーによるコラボレーションだそうです。
なんと伊東たけし、朝本千可、本田雅人、小林香織、宮崎隆睦、矢野沙織という現在の日本のフュージョン界を代表するSAXプレーヤーが大集合!(これに勝田さんあたりが加われば完璧なんですけどね)
で、バックバンドは須藤満(b)熊谷徳明(dr)大坪稔明(Keys)黒田晃年(g)ときてます。
すんごいライブです。う~む場所が東京だったら行きたいんですけどね...稲沢じゃちと無理ですわ...残念。詳細はこちらをご参照下さい。
そういやTRIXの新作は出るンでしょうかね~。ちと心配です...。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チョッパーベース

2005-12-28 01:41:52 | J-FUSION
唐突ですが、私はチョッパーベースが大好きです。
最近ではスラッピングとか言うようですが、小生の世代的にはやはりチョッパーという方がしっくりきますね。チョッパーベースの音を聴くだけで心はファンキー体は踊りだすってなもんです。小生が言うノリって、結局ベースのファンキーさなのかも知れませぬ。

小生のチョッパーベースの思い出をちょこっと。
最初にチョッパーベースの音を意識して聴いたのがYMO。ご存知「テクノポリス」です。もちろん基本はYMO独特のシンセベースなんですが、ところどころにアクセント的にチョッパー音が入るんですよね。当時はそれがベースの音であるなんてことは知る由もなく、全てがシンセで作られた音と思っとりました。
さて、その後チョッパー奏法を初めて見たのが、忘れもしない世良正則&ツイスト。曲は忘れましたが、鮫島秀樹が親指を立ててベースを弾いていたのをテレビで見て、「けったいな弾き方してるな~、親指だけで弾いとんのかいな?」と思ったのが強烈な印象として残っています。ただしこれも視覚的なものであり、この時点においてはチョッパー音との関係にはまだ気付いておりません。
で、視覚的・聴覚的にチョッパーベースというものを認識したのが、これまたやはりYMO。これは散開ライブのテレビだったかライブビデオだったか。「中国女」で細野晴臣氏がベースギターをやおら取り出し弾いていたのを見て聴いて、なるほど、ベースを親指で叩くように弾くとこんな音になるんだ~、とようやくチョッパーベースというものを認識するに至る訳です。
一説によれば日本のチョッパーベースの始祖は細野晴臣とか。(いかりや長介が始まりだという噂を聞いたことがある人も多いでしょうけど)とはいえ実際にはLARRY GRAHAMが来日してチョッパー奏法を披露したことからみんな真似し出して広まったというのが一番有力でしょう。
何にしてもカッコいいチョッパーベース、ファンキーなフュージョンサウンドには欠かせないものです。もっと時間があればベース買って練習してみたいな~というのが、最近のささやかな夢ですね。

な~んて事を、今日届いたSLAPXSLAP(下野人司×須藤満)のCDを聴きながら思いましたんで、書いてみた次第であります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LIME PIE/AKIRA JIMBO

2005-12-26 00:20:22 | J-FUSION
神保さんのソロアルバム、1993年リリースはこの「LIME PIE」。
徳間JAPANからALFA REDORDSに移籍しての第一弾になります。
神保彰、PAUL JACKSON JR.、JOHN PENA、RUSSELL FERRANTEによるカルテット編成は従来通り。最低でもこの4人によるライブでも実現していれば絶対見に行ったんだけどな~なんて今更ながらに思う、ベストな面子です。
ただしレコーディングエンジニアは完全に交代。なんでも3D MIXING SYSTEMとかいう新しいミキシング手法を使ってるそうな。別に聴いてて違いは全然わかりませんが...。

1.「SO LONG(BUT WE KEEP WALKING)」神保サウンド定番のソプラノサックスによるライトフュージョンです。エレクトリックっぽくなった前作最終曲からの流れでしょうか、打ち込みも使われていますし、スネアドラムの音もかなり固めのエフェクトがかけられています。途中で一瞬入るコーラスがいい味出してます。
2.「UNFORGETTABLE SUMMER」PAUL JACKSON JR.のアコギとERIC MARIENTHALのサックスがフィーチャーされた、緊張感のあるちょっと切ないナンバー。トランペットとサックスのユニゾンによるサビがカッコいいです。
3.「HIP POCKET」エレクトリックなビートのイントロが新しい神保サウンドを感じさせます。JOHN PENAのチョッパーベースがめっちゃ重厚。
4.「COME AND GO WITH ME」打ち込みドラムが印象的なスリリングなコーラスナンバー。もちろん打ち込みに合わせて神保さんの生ドラムも入りますけどね。やはりこのアルバムではシーケンサーの多用が目立ちます。
5.「CATALINA RAIN」エスニックな雰囲気のイントロから始まるボーカルナンバー。
6.「BLESSING」WALLEN HILLのソプラノサックスが泣く美しいバラードナンバー。
7.「JUNCTION」タイトルそのまま幹線道路を走る車のSEから始まります。この曲はなんと言ってもギターがカッコイイ!PAUL JACKSON JR.がまたまたハードロックしてます。サビ前のオルガンシンセがまた短いながらも存在感がたっぷりでいい味出してます。
8.「THE GATES OF LOVE」女性ボーカルによるバラードです。
9.「SWEET AND TART」これも神保さん定番のHAMMER SMITHによるハーモニカが絡む、ちょっと妙な感じのレゲエナンバー。レゲエの脳天気さと、ハーモニカの音色の切なさの対比に、どうも違和感を感じるんですが...。
10.「PRECIOUS MEMORIES」神保さんに結構ありがちなイントロで始まるコーラスナンバーで、あんまりラストっぽくない曲。そういえばピアノソロを弾いているRUSSELL FERRANTE、この作品ではほとんど目立たず、バッキングに徹していることに今更ながら気付きます。

LIME PIE/神保彰
PRODUCED BY KAZU MATSUI
RECORDED AND MIXED BY JOEL STONER
C.J.ANTHONY/YVONNE WILLIAMS/MAXI ANDERSON/BRIDGETTE BRYANT/
TERRY YOUNG/FRED WHITE(vo)PAUL JACKSON JR.(g)JOHN PENA(b)AKIRA JIMBO(ds)
DEREK NAKAMOTO(keys.vo)RUSSELL FERRANTE/GARY STOCKDALE(keys)
PEDRO EUSTACHE/LENNY CASTRO(perc)WALLEN HILL/ERIC MARIENTHAL/SAM RINEY(sax)
CLAY JENKINS/CHALY DAVIS(tp)STEVE HOLTMAN(tb)HAMMER SMITH(harmonica)
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FALLING IN BETWEEN/TOTO 試聴できます

2005-12-25 01:10:38 | TOTO&FUSION
TOTOの新作「FALLING IN BETWEEN」の続報。
いつの間にやらstevelukather.netで2曲が試聴できるようになってました。
小出し小出しの情報露出が憎いですね~。
3曲目「BOTTOM OF YOUR SOUL」と4曲目「KING OF THE WORLD」です。
クラシックTOTO、というより、JOSEPH WILLIAMS時代に近いかな~という印象を持ちました。ところで「KING OF THE WORLD」のリードvo.って誰だろう~LUKATHERと思ってたら違う気がするし、DAVID PAICHかな~。もしかしてGREG PHILLINGANES!?
リリーズで一刻も待てないTOTOフリークの方はhttp://www.stevelukather.netを要チェックです!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PENGUIN PARASOL/AKIRA JIMBO

2005-12-24 00:12:02 | J-FUSION
続いての神保彰ソロアルバムは「PENGUIN PARASOL」、1992年リリースです。徳間JAPANからの最終リリース作品で、春に再発されたのは最初の「COTTON」から、この「PENTUIN PARASOL」までとなっています。

基本的に従来の神保サウンドそのものが継承されていて、レコーディングメンバーも前作とほぼ同じ。ただし、後半はラテンにこだわらない実験的な要素も加味されています。
若干印象が違うのはドラムの音量バランスが比較的大きくなっていて、神保さんのドラムテクを研究し易いと感じます。今まではあくまでもバンドのドラムに徹していたイメージがありますが、ドラマーのリーダーアルバムであることをあえて印象付けているように感じられます。

1.「INDIAN SUMMER」従来同様神保スタイルのラテンフュージョンナンバーです。
2.「PACIFIC OCEAN PARADISE」これもHAMMER SMITHによるハーモニカによる美しいメロディと女性コーラス、そしてJOHN PENAによるチョッパーベースが印象的な心に響くバラードです。
3.「IMAGINE」YVONNE WILLIAMSによるボーカルナンバー。
4.「STAR DANCE」これもおなじみBILLY GRIFFINによるボーカルナンバー。フレットレスによるベースライン・ソロが印象的です。
5.「WARM CURRENT」ほのぼのとした雰囲気のライトフュージョン。神保さんのライドシンバルとハイハットのコンビネーションが素晴らしい。何気ない曲でも神保さんのドラムっていろいろ細かいことやってんだな~と感心することしきり。
6.「HABANA DELIGHT」SAM RINEYのフルートをフィーチャーしたライトフュージョン。LENNY CASTROのパーカッションが忙しそう。
7.「LOVE WILL MAKE IT BETTER」キャッチーなメロディのボーカルが素敵なこの曲、神保さんの刻むエイトビートのタイトさが際立ちます。なんかドラムの練習をしたくなってきました。
8.「SEA SIDE STROLLIN'」GERALD ALBRIGHTのソプラノサックスをフィーチャーしたレゲエです。今まであんまりレゲエスタイルの曲ってあんまりなかったような...?
9.「ANOTHER DIMENSION」これも神保さんのソロ作品としては珍しい、ロック色が強いストレートな8ビートフュージョンです。PAUL JACKSON JR.がギューン、ギュイーンとハードロックな早弾きを披露しています、ってPAUL JACKSON JR.のイメージとだいぶ違うな~。
10.「GROOVE OF THE NIGHT」これまた実験的なテイストが濃い作品。イントロから始まるドラムは打ち込みです。曲を通してシーケンサーがバリバリと使われていますし、ベースもシンセベース。メロのギターもシンセを通して作ったような音。本編のドラムも打ち込みっぽい音に作ってありますが、神保さんがエレドラを叩いたもの。この1曲だけがやけにエレクトリックな作り込みがされていて、今までのスタイルとは全く別物。今後の展開に変化を期待させる1曲になっています。

PENGUIN PARASOL/神保彰
PRODUCED BY KAZU MTSUI
RECORDED BY ALAN HIRSHBERG/ROBERT M.BILES/DEEN BURT/ROB CHIARELLI
MAXI ANDERSON/BRIDGETTE BRYANT/YVONNE WILLIAMS/BILLY GRIFFIN/
FRED WHITE/MONALISA YOUNG/CARMEN TWILLIE/TERRY YOUNG(vo)PAUL JACKSON JR.(g)
JOHN PENA(b)RUSSELL FERRANTE/DEREK NAKAMOTO/GARY STOCKDALE(keys)
AKIRA JIMBO(ds)LENNY CASTRO(perc)
GERALD ALBRIGHT/ROB LOCKART/SAM RINEY(sax.fl)CLAY JENKINS/CHALY DAVIS/RON KING(tp)STEVE HOLTMAN/BRIEN MATSON(tb)HAMMER SMITH(harmonica)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SLOW BOAT/AKIRA JIMBO

2005-12-22 01:17:42 | J-FUSION
引き続き神保彰のソロアルバム、GATHERINGリリースの1ヶ月後に発売されたのがこの「SLOW BOAT」です。
キーとなるのがやはりJOHN PENA、PAUL JACKSON JR.、そして今回初登場がYELLOW JACKETSでお馴染みのRUSSELL FERRANTEです。これだけでも豪華ですよね~。
それに加えてEWIやVIOLINなども加わり、JIMSAKUのファーストアルバムを思わせるような曲もちらほらとあるのがこのアルバムの特徴でしょうか。

アルバム全体としては以前の作品に比べ、おとなしめな印象です。
1曲目、HAMMER SMITHのハーモニカをフィーチャーした静かながらもハードなナンバー「ROLL OVER 90'S」から始まります。PAUL JACKSON JR.のギターが珍しくロックっぽく歪んでます。
2、3曲とこれまた静かなボーカルナンバーが続いたあと、4曲目「MOSAIC」。トランペットとシンセがうまくマッチしたエレクトリックテイストのフュージョンナンバーにモロジャズなパートが加わった奇妙な曲です。5曲目「SINCERITY」。GERALD ALBRIGHTによるソフトなソプラノサックスにJOHN PENAの固めのチョッパーベースが両極をなしていて印象深い。静かな曲でのチョッパーベースって目立ちますよね。6曲目「RAIN AND SHINE」はシンセベースによるリフがまたエレクトリック。サビもキャッチーでこのアルバムには珍しく軽快な曲です。7,8曲目にまたボーカルナンバーが入り、ちょっと一息。9曲目「PARISIAN NIGHTS」はアコギにフルート、EWIにアコーディオンと、様々な楽器が心を打つ美しいメロディ代わる代わる奏でる素晴らしいアレンジです。ラテンなイメージながらも陽ではなく陰。これも神保さんのセンスですね。名曲です。そして最後の曲「IRISH FIELD」。EWIとVIOLINの雰囲気がJIMSAKUのファーストを彷彿させます。激しいながらもやはり陰のあるメロディ。ちょっと重苦しい印象を残しながら終わります。
このアルバム全体を通じて、ジャケットのイラスト、神保さんの写真のような夏の海の開放感とは逆の孤独感とでもいいましょうか、重い雰囲気が漂っています。

SLOW BOAT/神保彰
PRODUCED BY KAZU MTSUI
RECORDED BY BILL SMITH/ALAN HIRSHBERG/DENNIS MOODY/DAVID JAHNSEN/ROB SEIFERT
MAXI ANDERSON/BRIDGETTE BRYANT/FRED WHITE/ROY GALLOWAY(vo)
PAUL JACKSON JR./THOM ROTELLA(g)JOHN PENA(b)RUSSELL FERRANTE/GARY STOCKDALE/DEREK NAKAMOTO/DAVID KURTS/KEIKO MATSUI(keys)AKIRA JIMBO(ds)
LENNY CASTRO/MICHAEL FISHER(perc)GARY HERBIG/ERIC MARIENTHAL/GERALD ALBRIGHT(sax.EWI)CLAY JENKINS(tp)BILL ARMSTRONG/STEVE HOLTMAN(tb)
DOUG CAMERON(violin)HAMMER SMITH(harmonica)SUSIE KATAYAMA(accordion)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SIGNAL/CASIOPEA + Sync DNA 買ってきました

2005-12-21 01:24:32 | J-FUSION
CASIOPEAの新譜「SIGNAL」、本日購入してまいりました。ここんとこCASIOPEAの新譜が出たといってもわざわざ発売日に買いに行くこともなかったんですけど、今回はなんと言っても+Sync DNAです。こりゃ発売したらすぐにでも聴きたい!仕事で渋谷に行ったついでに俗に言うフラゲをしてきました。とはいえ家に帰ってきたのが12時前。ほとんどさわりを聴いているだけの状態です...が、明らかに今までと雰囲気が違います。とにかく音が重厚。ドラムが左右に振られているせいもあるんでしょうが、音空間の拡がりを感じます。
ギターの音やベースの音なんて今までと特に変わっているわけでもなく、CASIOPEAそのものなんですけど、やっぱりツインドラム、しかもSYNCHRONIZED DNAですからね、「4X4」の時のような普通のツインドラムじゃありません。単にCASIOPEAに則竹さんがゲスト出演してるんじゃない、Sync DNAとしての自己主張があちらこちらに見られます。SyncDNAのライブで見られるような様々な仕掛けがそのまま再現されていて、2拍4拍のスネアを交互に叩いたり、オープンORクローズドのリムショットでの叩き分けをしたり、更にはブラシとスティックを使い分けしてたりして、ドラムアレンジが凝りに凝ってます。特にナルチョの曲「心・奥KOKORO-CK」「ASOBIにつれてって」なんて、タイトルもさることながら、これぞCASIOPEA+Sync DNAの真骨頂って感じです。Syncの曲「DNA EXPRESS」にメロディーを乗っけたらこんな感じになるかも?
CASIOPEAとSync DNAの融合、形だけじゃないですね。SYNCHRONIZED CASIOPEA DNAってなもんでしょうか。いや~お見事、脱帽の一枚です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西脇辰弥THE GRAVITY@地下鉄銀座駅

2005-12-18 00:52:34 | J-FUSION
昨日、というか日付では一昨日の16日、「西脇辰弥 THE GRAVITY」のライブがあったんです。場所はなんと、地下鉄日比谷線銀座駅のコンコースで...。もちろん無料です。
東京メトロ主催の「Metro Music Oasis」というイベントだったんですが、知らなかったんですけど結構頻繁に開催されていて、こういったFUSION系のライブも今までに何回かやってるんですね。

メンバーは
西脇辰弥(harmonica.syth.vo)矢堀孝一(g)小森啓資(ds)日野賢二(b)小野塚晃(keys)
というそうそうたるメンバー。このライブがタダで見れるってんですから東京メトロさん、太っ腹です。

小生が見に行ったのは18時からの2ND?ステージ。しかも途中20分ほど遅れてしまいましたところ、さすがは人の集まる金曜夜の銀座駅。50~60くらい用意されていた座席は当然満席、周りを3重4重にも通りがかりの人が取り囲んで見ている状態で、小生仕方なく後ろの方からひょこひょこと覗き込んでやっと見えるというような盛況ぶりでした。

さてライブの内容ですが、西脇氏のアルバム「ATMOSPHERE」「SOUND OF GRAVITY」からの曲を中心に、時節柄「CHRISTMAS SONG」をヴォコーダーで歌ったりとか、もの凄い新曲もあり、予定では50分間というアナウンスでしたけど、実際に終わったのは19時15分位だったでしょうか。以前行ったCASIOPEAの上野駅でのイベントなんて30分そこそこでしたから、それに比べてもMOTION BLUEの1STAGE並みのボリュームがあって、ホントお得なライブでしたね。
で、特筆すべきが先ほどのもの凄い新曲ってやつです!前回のエントリーでキーワードは「ハンガリーの救急車」なんて書きましたが、西脇氏がハンガリーの街で聞いた救急車のサイレンの音にインスパイアされて作ったという新曲「HUNGARIAN AMBULANCE(で間違いなかったかな)」。このサイレンというのがともかくブッ飛んでいて、ハンガリーの街ではこのサイレンを聞くと、周りの車が恐れをなしてみんな道を空けるということらしいです。日本の救急車みたいに一定の音が続くのではなく、サイレンのための鍵盤があってそれをメチャクチャに弾いているんじゃないかと思うくらい、ファンキーかつ攻撃的なサイレンなんだそうな。
そんなハチャメテチャなサイレン音をフィーチャーしたファンキーグルーヴバリバリのこの曲、矢掘氏のギターとサイレンがユニゾンしたり、野獣王国でもお馴染み小森氏の突き進む戦車のようなドラムソロ(さすがにドラムは簡易セットでスネア、バスドラ、タム二つのセッティング。シンバルも小さめだったように思います)、日野氏のこれまたファンキーなベースソロ(一瞬客席乱入かとも思いましたが、ステージ際でストップ。頭の後ろにベースを抱え上げて後ろ向きで弾いたりしてました)もあって、ファンのみならず、通りがかりの人達にも強烈にアピールしてました。いつ出るかわかりませんけど、次のアルバムには絶対収録して欲しい、最高の1曲です。
司会進行のお姉さんも言っていましたが、西脇辰弥 THE ATMOSPHEREの活動が休止している現状でもあり、今後はこのTHE GRAVITYとして、また活動を再開して欲しいものですね。

終演後はCD売り場に人だかりが出来ていて、西脇氏の2作品が飛ぶように売れてました。もちろんファンの人だけでなく、通りがかりで聴いた人も中にはたくさんいらっしゃったんでしょうね。実際聴いてもらえればその良さはわかるんですから、このようなイベントも含めて、フュージョンという音楽をもっともっとPRしてもらいたものです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GATHERING/神保彰...忘れ物

2005-12-17 00:11:44 | J-FUSION
昨日書いたエントリー、GATHERING~WELCOME TO ANIMATION WORLDですが、長ったらしくなっちゃったんで、いつものクレジットを書くのを忘れてました。
ということで、GATHERINGのクレジットです。

GATHERING~WELCOME TO ANIMATION WORLD/AKIRA JIMBO
PRODUCED BY AKIRA JIMBO
RECORDED BY BILL SMITH/ALAN HIRSHBERG/DENNIS MOODY/DAVID JAHNSEN/ROB SEIFERT
YVONNE WILLIAMS/ROY GALLOWAY/MAXI ANDERSON/PEGGI BLU/TERRY YOUNG(vo)
RON KOMIE/TOM ROTELLA(g)JOHN PENA(b)DEREK NAKAMOTO(keys)AKIRA JIMBO(ds)
MICHAEL FISHER/LENNY CASTRO(perc)ERIC MARIENTHAL(sax.fl)
HEDGEHOG STRINGS(strings)

以上です。

ところで、今日も実はちょっとしたライブに行ってました。
キーワードは「ハンガリーの救急車」。
詳しくはまた明日。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする