TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

「マルシン、マルシン、ハンバ~グ♪」

2009-01-31 23:51:50 | Weblog
前回ハンバーガーのこと書いてて思い出してしまった、幼少の頃の憧れ。
それこそ小生が物心ついてたかどうかすらわからない頃、テレビでやっていたハクション大魔王の大好物、それがハンバーグだったわけで。今思えばタイアップだったんでしょうかね、その番組のスポンサーがマルシンで、マルシンハンバーグのCMがよく流れていたような覚えが、結構強烈に残ってます。
当時ハンバーグといえばまだまだそれなりに高級品だったんでしょうかね、ハクション大魔王が山盛りのハンバーグをパクパクとほおばる姿に憧れ、そんなシーンを見えつけられた後にCMで流れるマルシンハンバーグの旨そうなお姿によだれを垂らしておったものです。
まあ、もちろん家庭でも時にハンバーグを食べさせてもらえることはありましたけど、やっぱりテレビで見るマルシンハンバーグは魅力的だったな~。当然でしょうけど家庭ではそんなモノを食べさせてもらえることもなく、憧れを封印しながらも大学に入って下宿するまで、マルシンハンバーグとは縁のない生活をしていたわけです。

でも当時の憧れって忘れられないものです。下宿をするようになってからというもの、モチロン主体は学食や王将だの天下一品を主体とした外食がメインでしたけど、時には自炊して…なんてこともたまには。そんなときに目が留まってしまうのがスーパーの冷蔵棚に鎮座しているマルシンハンバーグだったのであります。あの妙ちくりんな顔のイラストが「買ってってね(ウッフン)」みたいなオーラを発してるんですよ。何の制限もない自炊生活、ここぞとばかりによく買ってたな~。ま、さすがに正直言って幼少の頃に夢見たような旨いものとは言いにくいけどね、結構たまの自炊のおかずとしてはリーズナブルで立派な食事になったものです。
時にはパンにはさんで自家製バーガーにしちゃったりして。今ではカミさんがめちゃ美味なハンバーグ作ってくれるから、滅多に買うことはないけれど、たまに3個束売りとかしてるの見ちゃうと手をひっこめるのに往生してしまう、思い入れのある食品なんですな。
それにしても未だ定番商品としてロングセラーを続けてるんですから、昔からのファンは多いんでしょうね。

ちなみに学生当時の調理法、マルシンハンバーグ焼いた後のラードの海にケチャップとソースをからめて一煮立ちさせたのをソースとして、チーズと生卵か目玉焼きを乗っけたハンバーグにかけるんですよ。チーズがとろけて、更に生卵が少々煮えた具合が程よくてね、それだけで炊いたメシ全部いけてしまったものです。うぉ…こんなこと書いてたらよだれ出てきましたわ。
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「すすって頂いて結構!」

2009-01-30 23:41:14 | Weblog
神保さんの「みゅーじん」、こないだはアナログ放送を録画しちゃったんで、やっぱり画面の迫力が…、ということで、BSジャパンでの放送を再度録画して保存版にしたのでありました。
BSジャパンの放送は水曜日深夜の0時から。その録画の準備でテレビをつけてたら思わず見入ってしまいました。テレビ朝日の「シルシルミシル」。そのテーマがたまたま「モスバーガー」だったんです。

王将もそうですけど、モスバーガーも小生にとって欠かすことの出来ない存在なのよ。
小生の生まれた町に、初めて出来たハンバーガーショップなるものは、マクドナルドではなく、このモスバーガーだった。小生にとってハンバーガーなんてハイカラなものを食ったお初がこのモスバーガーだったわけです。当時はポテトも今のようなリアルなポテトフライじゃなくてね、ジャガイモを粉にして成型し直した、天然ジャガイモにはありえないようなやたら長細い代物だったんだけど、これがまた旨かったような記憶が。でもなんといっても「モスチーズバーガー」は旨かった。あのちょっと和風が入った独特なミートソースと、玉ねぎのみじん切りのちょっとした辛味こそが小生のハンバーガーに対する強烈な印象として刷り込まれているんですね。あれ食ってしまったらマクドのハンバーガーなんぞ何の色気もないお子ちゃま仕様に感じます。確かにハンバーガーっていったらマクドみたいなのがホントは正統派なのかもしれないけど、ハンバーガーがハンバーガーに留まらない、料理としての域にまで達しているとでもいいましょうか、とにかく旨いんです。マクド派の方には怒られるかもしれないけど、食べたことない方は是非とも一度。マクドみたいに安くはないけれど、お値段相応の満足度があると思いますよ~。

で、この「モスチーズバーガー」ですが店内で食べるのにちょいと難点があります。そう、たっぷりかかったソースと玉ねぎのみじん切りが、バーガーの脇からはみ出て袋の底にたまってしまうのです。だから小生いつもお持ち帰りにして、家で袋の底まで舐めまくるのであります。だって~あんな旨いソースが残ったまま捨ててしまうのはあまりに勿体無いじゃありませんか。やはり考えることは皆同じ、番組にはモスフードサービスの社長さんが出てきて、「モスチーズバーガー」の正しい食べ方のレクチャーがありました。そこで社長さん、脇にはみ出したソースを豪快にすするんです。「男性の方はすすって頂いて結構!」なんだそうで。社長さんがそうおっしゃるんでしたら店でも心置きなくソースをすすって、更に舐めてもいいんですよね!安心しました。ちなみに女性は店に頼めばスプーンを貸してくれるんだそうで、スプーンですくって食べてくださいとのこと。ソースに自信があるからこそのサービスですし、作る側としてもソースが無駄にならなくて、嬉しい話ですな。感服いたしました。
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「当たり前のことを高いレベルでやれ」

2009-01-29 23:18:00 | Weblog
思わず見てしまいました、テレビ東京の「カンブリア宮殿」。だって神保さんの「みゅーじん」見てたら予告やってたもので。登場するのが王将フードサービスの社長さん。王将ファンの小生としてはこれは絶対見なければ…ね。

餃子の王将との付き合いは京都にいた学生時代から。もうかれこれ四半世紀になろうとしてるんだな。一時期会社の寮に入っていたときは生活圏に王将がなかったし(居酒屋の王将とやらはあったんだけどね~~)ご無沙汰になってしまったこともあったけど、大阪勤務になったら勤務先の隣に王将があったりしてね、しょっちゅう行ったものです。その後東京に戻ってきた頃にはだいぶ関東にも進出して来てましたから、もう王将を探してさすらうこともなくなりました。小生の人生には王将は欠かせないものの一つになってしまっております。

てなわけで、「カンブリア宮殿」。そうか、王将にも一時期危機があったんだな~と。やっぱり本業だけでなく不動産投資とかやってたらしいですから、そういう本業と違うことやって儲けようとするとどっかで躓くものなんですな。そしてファミレスとの競争で「王将らしさ」を失いかけた…。そこで現在の社長が王将の原点に戻って王将を建て直したんだそうで。いや~王将がその時になくなってしまっていたらと思うとぞっとします。
社長さんも言ってたけどやっぱり王将の魅力はカウンター。自分の注文したものが目の前でガッサガッサと中華鍋の中で踊ってるんです。それだけでも早く食いたいと思いますよね。そして餃子鉄板のふたから勢いよく吹き出るおびただしい蒸気が、ウマイ餃子を作ってくれてると思うと、タレ皿にタレとラー油を入れて割り箸割って臨戦態勢で今か今かと待ってしまう、そんな王将の店がいいんです。ファミレスみたいに小奇麗で(決して王将が汚いと言ってるわけでもないんだけど…でもあんまり綺麗過ぎるのもちょっとイメージ違ったりして)やけにお上品なのは王将の持ち味じゃないですよね。安くて旨い、そして店にみなぎる活気と煙と炎が王将なんだよね。

社長の深いお言葉「当たり前のことを高いレベルでやれ」。なんかこれってズシッときませんか。王将云々ではなく、全ての仕事に対する心がけとして頭の片隅にいつも置いておきたい言葉です…。
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「終わりがないんですよね」

2009-01-28 00:37:07 | J-FUSION
重みがあります。こないだの「みゅーじん」での神保さんだから言える言葉。
音楽に限らず、芸術ってホントその通りだと思います。
とりあえず音楽に限って言えば、だからこそいろんなアーティストがさまざまなアプローチで新しい楽曲、新しい音を休む間もなく創り出してきてる。楽器をやっている人ならもっとよくわかるでしょう、挑戦すべき課題はいくらでもあります。限界もあるかもしれないし、もちろんそこに完成なんてありません。例え自分の中で完成したと思ったとしても、それに満足せずまたそれを視点を変えることにより新しい挑戦をしていく。それが音楽に対する姿勢というものなんでしょうね。
ワンマンパフォーマンスの相変わらずの凄さに目を奪われ、熱帯でのドラムソロのあまりの速さに目が点になり、深いお言葉に目から鱗。短かったけどなかなか内容の濃い番組でした。ただ欲を言えば熱帯とかソロアルバムの制作風景とか、トリガーシステムを使わない当たり前なドラマーとしてのドラミングにももっとスポットをあてて欲しかったなあという気もしますけどね。トリガーなくったって凄いものは凄いんですから。それにしても神保さん、もう50ですかぁ…。とても見えないな。
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賞味期限

2009-01-27 00:05:28 | Weblog
こないだの土曜日の日経新聞朝刊、日経PLUS1に「食材、いつまで利用する?」などという興味深い記事が。開封後の食材について、いつまで利用するかというアンケート結果をまとめた記事になってました。

小生体質的なんでしょうね、いわゆる腹を壊しやすいタイプなもんで、食品の賞味期限には人一倍に敏感。食べるのは賞味期限を1日過ぎたものまでを許容範囲としてそれを過ぎた場合は絶対に食べないものとしてなんとか生きております。
でもね…賞味期限って結局のところあくまでも開封してない場合であって、開封後は…「冷蔵庫に保管の上お早めにお食べください」なんですな、何を見ても。例えば開封後は1週間以内にお食べくださいだとか、開封後の保存期間までちゃんと書いてあるものってまず見かけないのが実情です。そりゃぁね、保存方法によって劣化の進行が違うのはわかりますよ。下手に1週間持ちますなんて書いといたら、メチャクチャな保存をしてた輩が1週間以内ギリギリに食って腹壊したどうしてくれる、なんてイチャモンつけかねない世の中ですからね、メーカーさんも自己防衛のためなんだろうとは思いますけど…。でもこれってやっぱり消費者の観点じゃないですよ。賞味期限も必要だけど、開封後の利用期間ってもっと重要だと思う。開封したとたんに「お早めに」なんて、人によって尺度の違う言葉でいきなり全てを自己責任に転嫁してしまうってのもあんまりなんじゃないかと。せめて保証はなくても冷蔵庫で保管した場合限定で、夏場は何日・冬場は何日が使用期間の目安です…くらいは書いといて欲しいものですわ。

で、日経PLUS1の記事は、ペットボトルの飲料とバター・マヨネーズに限って一般アンケートをとってます。
確かに口をつけて飲んだペットボトルの飲料はその日のうちに、というのは鉄則でしょうね。だけど口をつけていない場合でも、最長でも3日以内と答えているのが過半数でした。これはキツいですね…500mlボトルならともかく、2lボトルを3日に以内に飲みきるというのは夏場ならともかく、それ以外の季節ではかなりしんどいです…特に小生みたいな腹の壊しやすい奴はあんまり水分をがぶ飲みできないもので。1週間、場合によっては10日くらいかかってしまうことも実際にありますから。冷蔵庫に入れてりゃそのくらいは持つだろうなんて勝手な思い込みをしてたんだけどな…。皆さんホントに3日以内に飲みきってはるんでしょうかね。そう思うとあながち小生が特別神経質ということでもないということなのか…。で、メーカー曰く「冷蔵保存で2~3日が目安」なんだそうで。そんな話聞くと、もう2lペットの飲料なんてちょいと手が出しにくくなってしまいますわ。

そしてバター・マヨネーズ編。双方とも3割強が1ヶ月以内で、2ヶ月以内と答えた方を加えてようやく過半数となります。そうですよね~なかなかバターやマヨネーズってそうしょっちゅう使う物でもないですから、気がついたら開封から1ヶ月経ってたなんてことはザラだと思います。で、こちらもメーカー推奨は両方とも1ヶ月以内が目安とのこと。ケチャップとかドレッシングなんかも同様だって。この目安期間にも愕然としてしまいます。こういう使うときは使うけど使わんときは全然使わんみたいな調味料系はなかなかなくならんものなんですよね。開封した日付なんて書いてる人は滅多におらんでしょうから、できればもちっと長く使えて欲しいな…。1ヶ月以内消費にこだわってるとあせって毎日同じようなもの使わなきゃならんようになるし、なんか生活が荒れて体にも余計に悪そう…。

他にも、例えばジャムとかマーガリン(下手すりゃ半年近く使ってるな!)とかの水分含んだ調味料系もそうですし、漬物といったどう見ても数日じゃ食いきれねぇだろみたいな食品系はどうなんでしょうね。小生もよく悩むのでありますが、福神漬なんてカレーのとき以外まず食わないし、紅生姜なんてあんな大量に入ってるのに牛丼とかヤキソバのときにしか食わない。だけどないと困る。とはいえ当然1日で食いきれるようなものでなし…。メーカーに開封後の期限を聞いたらやっぱり愕然としてしまいそうな回答が帰ってきそうな気がするな…。多少割高になってもいいから福神漬や紅生姜の1回使い切りパックみたいなんが出たら絶対そっちを買うんで、「お早めに」なんて逃げ腰にならずにメーカーさんには是非とも努力して欲しいものであります。

日経PLUS1の記事文末、このような食材とどのように付き合うのか、という問いに対する最終回答が、「五感を磨いて判断して」。
うぉ~~~~~~~(マシンガンズ風)
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THE END OF THE INNOCENCE / DON HENLEY

2009-01-26 00:09:25 | AORとか
DON HENLEYついでということで、ソロ3作目である「THE END OF THE INNOCENCE」のご紹介。

前作「BUILDING THE PERFECT BEAST」から5年の歳月を経て1989年にリリースされたのがこの「THE END~」です。
ソロ1作目から2作目、そしてそのまま今作も引き続きプロデュースはDANNY KORTCHMARとの共同名義になっています。その意味でやっぱりDON HENLEYらしい陰のある楽曲と派手なロックナンバーが同居しているスタイルはそのまま。それでも5年という月日がそうさせているのでしょうか、DON HENLEYらしさに磨きがかかり、更に大人な落ち着いた雰囲気がこのアルバムを支配しているように思います。「THE END OF THE INNOCENCE」や「THE LAST WORTHLESS EVENING」に「NEW YORK MINUTE」、そして「THE HEART OF THE MATTER」あたりなんかシングルカットされた関係もあるんでしょうけど、このアルバムの色を印象付けているようにも思います。BRUCE HORNSBYとの共作でありBRUCEのピアノ・シンセ、そしてWAYNE SHORTERのソプラノサックスがフィーチャーされたタイトルチューン「THE END~」の黄昏た雰囲気は、我々世代には郷愁を感じざるを得ません。
もちろん派手目なロックナンバーもあるんですけど、「JOHNNY CAN'T READ」みたいな浮いた感じもあまりなくって、だいぶこなれてきたというか、DON HENLEYに合わせた楽曲に絞ってきているような気も。今作からボーカリストとして専念しているというところもあるんでしょうかね、ちなみに若干残念なところもあるんですけどこのアルバムではDON HENLEYはドラマーとしてのクレジットはされてません。それとBRUCE HORNSBY、WAYNE SHORTER、GUNSのAXL ROSE、TAKE6がゲスト参加しているあたりが話題でもありました。もちろん前作に続いて「NEW YORK MINUTE」でJEFF PORCARO、DAVID PAICHも参加してますね。

余計な話ですが、昔はアフロみたいな髪型だったDON HENLEY、このアルバムのジャケ写は当時のカフェバーの店員さんによくいたような前髪を垂らした髪型になっていてやたらとお洒落風スタイルになってるのが似合ってるんだろうけどもなんか妙で笑ってしまった。

THE END OF THE INNOCENCE / DON HENLEY
DON HENLEY/PATTY SMYTH/VALERIE CARTER/W.AXL ROSE/TAKE 6/IVAN NEVILLE/CHARLIE DRAYDEN/J.D.SOUTHER/SHERYL CROW/JULIA WATERS/MAXINE WATERS(vo)DANNY KORTCHMAR/WADDY WACHTEL/JOHN COREY/MIKE CAMPBELL(g)BOB GLAUB/PINO PALLADINO/LARRY KLEIN(b) BRUCE HORNSBY/JAI WINDING/DAVID PAICH(keys)STEVE JORDAN(g,ds)JEFF PORCARO/JIM KELTNER(ds)MICHAEL FISHER/STAN LYNCH(perc) WAYNE SHORTER(sax)
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LPレコードの時代 / DON HENLEY

2009-01-25 00:05:27 | AORとか
LPレコード時代の思い出話、今日はDON HENLEY。

EAGLESの話の続きになってしまいますが、EAGLES解散後、ほぼ同時期(1982年)にグループの主要メンバーだったDON HENLEYとGLENN FREYがそれぞれ「I CAN'T STAND STILL」、「NO FUN AROUD」というソロアルバムをリリースします。GLENN FREYの方は「ONE YOU LOVE」とか「I FOUND SOMEBODY」みたいなEAGLESをちょっと引きずったような甘~いラブソングがメイン、で、前回も書きましたがそこで小生はやはりDON HENLEY派、ということで「I CAN'T~」を購入したわけですが、そのDON HENLEYは「JOHNNY CAN'T READ」「DIRTY LOUNDRY」といった、ロックンロールであったりやけにエレクトリックであったり、EAGLESとはだいぶ趣の異なる作品が主でしたね。とはいえDON HENLEYの声質はEAGLESの陰であり、その印象を持ってこのアルバムを聴くとなんかこう違和感があったものです。1曲目のタイトルチューンなんかはそれらしかったんですけどね、シングルになった「JOHNNY CAN'T READ」なんかははっちゃけたロックンロールなんですけど、無理やり明るく振舞っているようなぎこちなさを勝手に感じていたものです。(この曲の最後にフェイドアウトしながら「THERE'S A NEW KID IN TOWN…」なんてボソっと歌ってましたけど、どういうつもりで入れたンでしょうね…。ちなみにこの曲のドラムはMARK T.WILLIAMSです…そうJOSEPH WILLIAMSの兄貴の)
...関係ないけど「NO FUN~」のGLENNのジャケット写真、かっこよかったな~。当時はあの髪型にあこがれてあんなふうにしてくれって美容院で頼んだんですけどね...パーマかけなきゃだめだって…当然そんな金もなくてね。

DON HENLEYのソロ第二弾が「BUILDING THE PERFECT BEAST」。これもLPを買いましたね。全体的にはやはり1作目のような不自然な印象は残るんですが…「THE BOYS OF SUMMER」と「SUNSET GRILL」は秀逸です。これぞDON HENLEYを強烈に感じさせる曲であって、1作目のような違和感を完全に払拭するものでした。このアルバムがリリースされた1984年、小生は大学受験の真っ只中。そんなともすれば壊れかけていた精神状況の中、「BOYS OF~」は小生を救ってくれた1曲だったんです…。 そんなわけで、やはりDON HENLEYの名作アルバムはと問われれば、小生は間違いなくこのアルバムと答えるでしょう。

I CAN'T STAND STILL / DON HENLEY
DON HENLEY(vo,ds) J.D.SOUTHER(vo,g) TIMOTHY B.SCHMIT(b,vo) DANNY KORTCHMAR(vo,keys)DANNY KORTCHMAR/STEVE LUKATHER/ WADDY WACHTEL/JOE WALSH/KENNY EDWARDS(g) BOB GLAUB/LELAND SKLAR/ KENNY EDWARDS(b) BEN TENCH/GARTH HUDSON/STEVE PORCARO/ANDREW GOLD(keys)JEFF PORCARO/RUSSELL KUNKEL/IAN WALLACE/MARK T.WILLIAMS(ds) STEVE FOREMAN/RAS BABOO(perc) MAX GRONENTHAL/ GEORGE GRUEL/ MAREN JENSEN/LOUISE GOFFIN/WARREN ZEVON/BILL WITHERS(vo)

BUILDING THE PERFECT BEAST / DON HENLEY
DON HENLEY(vo,ds)DANNY KORTCHMAR(g,vo) MIKE CAMPBELL/LINDSEY BUCKINGHAM/CHARLIE SEXTON/WADDY WACHTEL (g) LARRY KLEIN/PINO PALLADINO/TIM DRUMMOND(b) STEVE PORCARO/BEN TENCH/DAVID PAICH/ALBHY GALUTEN/MIKE BODDICKER/RANDY NEWMAN/BILL CUOMO(keys)IAN WALLACE/JIM KELTNER(ds) KEVIN McCORMICK(perc) JERRY HEY(tp)LINDSEY BUCKINGHAM/BELINDA CARLISLE/SAM MOORE/PATTY SMYTH/J.D.SOUTHER/MARTHA DAVIS
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LPレコードの時代 / EAGLES

2009-01-24 01:21:31 | AORとか
LPレコード時代の思い出話、今日はEAGLES。

小生が初めてEAGLESと出会った曲は「HEARTACHE TONIGHT」。その時既にもうEAGLESは末期でした。
でも本格的にEAGLESにハマったのはその後に「ONE OF THESE NIGHTS」を聴いてから。確かNHK-FMのCROSS OVER ELEVENから録音したものでした。「HEARTACHE TONIGHT」とは対極をなすような暗い、陰鬱な雰囲気。邦題からして「呪われた夜」、そしてこれまた呪術がかったようなジャケットデザインも相まって、おぞましさ満点の不気味なナンバーなんですが、ドラミングパターンと終盤のDON HENLEYのファルセットにはシビレましたね…。
ということで、EAGLESのレコードを初めて買ったのはこの「ONE OF THESE NIGHTS」だったのでありました。当然その後「HOTEL CALIFORNIA」も聴くんですが、それは友達が持っていたレコードを録音させてもらって。聴く順番がメチャクチャなんですけどね、この流れからしてやはりEAGLESの素晴らしさは陽ではなくて陰にあるものだと改めて実感します。すなわち、GLENN FREYじゃなくってDON HENLEY。そのイメージは今でも変わりません。そんなこともあって、EAGLESの最高傑作は「HOTEL~」ではなくて「ONE OF~」と思ってるのは小生だけでしょうか。

話はそれますが、LPジャケットって普通板目紙を張り合わせたものですけど、この「ONE OF~」は妙な手触りのエンボス加工された薄い紙でできてました。そんな造りがまた独特で、アルバムの持つ雰囲気を外側から表してたんでしょうね。LPジャケットは面積がでかいだけに、時に面白い個性を加えることがあるんですね。ROLLING STONESの「STICKY FINGERS」、これなんてジャケットのジーンズの写真のジッパー部分が本物のジッパーになっていたりして、こんなのは今のようなダウンロード全盛時代には考えられない作品に対する凝り方です。(あのジッパーってホントに開けることができたんだろうか…そんでもって開けたら何が…?)やはりアルバムジャケットも作品の一部に他ならないんです。

話を戻しますが、その後EAGLESのアルバムとしては当時としては珍しく、しかも何故か安売りしていた「THE LONG RUN」の輸入盤カセット(!)を買ったり、解散前の最後の作品となった「LIVE」はリアルタイムで買ってました。この「LIVE」には折り込みでポスターがついててね、レコードそのものは大学卒業後に親に処分されちゃいましたが、このポスターだけは今でも大切に保管してます。ただ残念だったのはこの「LIVE」には「ONE OF~」が入ってなかったんですよね~。どうしても「ONE OF~」のライブバージョンが聴きたくて、再結成後のブートっぽいライブ盤(駅の構内とかで売ってる奴)を買ってしまいましたわ。

ちなみにこれも以前書いてますが、小生がドラムを始める、というかドラムをやりたいと思ったきっかけもやはりこの「ONE OF~」を聴いたから。当時ドラムセットってどういうものだか全くわからなかったんで、この曲で効果的に使われているハイハットのオープンクローズの音の違いが不思議でね、もの凄くその仕組みに喰いついてしまったのがその始まりでした。ついでにドラム絡みといえば話が戻りますが「HEARTACHE TONIGHT」。この曲は右手で4拍子を刻みながらバスドラを「ドン ドドン」とやってるんですが、ドラムを始めた頃はバスドラの「ドドン」にどうしても右手がつられて一瞬8刻みになってしまったものでした。でもこの曲を繰り返し練習したおかげでそれを克服できたなんて思い出も。…DON HENLEYって実は小生のドラムの師匠だったんですな。
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LPレコードの時代 / BEEGEES 2

2009-01-21 23:32:40 | その他の音楽
前回の続きでLP時代のBEEGEESについての思い出話。

81年秋、BEEGEESの出演するTDKカセットのCMの新作と同時にBEEGEESの新曲「HE'S A LIAR」がシングルとしてリリースされ、3年振りのアルバム「LIVING EYES」がリリースされました。小生確か中3だったかな。「BEEGEES」ロゴやら「RSO」マーク(BEEGEESの所属していたRSOレコードのマスコットで赤ベコみたいなやつ)やらのステッカーが特典としてついててね、BEEGEESロゴは定規を使って必死こいて手描きコピーしてたのもあってこの特典はうれしかったな。
もちろん「HE'S~」のシングルも買ってましたけど、そういやそのジャケットにあった解説には「バックはTOTOです」なんて嘘っぱちが書いてあった。実際はSTEVE GADD、RICHARD TEE、DON FELDER(!)の演奏だったんですけど。唯一JEFF PORCAROが他の曲で参加してたんで、その辺の情報が交錯してたのかな。とはいえそれまでのBEEGEEバンドのメンバーの名がこのアルバムから消えてしまったのがちょっと残念に思いましたね。我ながら当時からしてバックのメンバーに妙なこだわりがあったのかな。

その後映画「SATURDAY NIGHT~」の続編「STAYIN'ALIVE」(シルヴェスター・スタローンが監督!)のサントラにもBEEGEESの新曲が入りましたけど、結局この映画自体もイマイチだったし、サントラからヒットしたのはスタローンの弟FRANK STALLONEの曲だけだったな…。やはりシルヴェスター・スタローン監督のエゴでBEEGEESが割を食ってしまった感じ。そんなんで小生はシングル「THE WOMAN IN YOU」を買うに留まりました…。今更ですけど、もうこのサントラはとっくに廃盤になってるようで、買っておけばよかったな~なんて思わなくもなかったり。

そして次のアルバム「E.S.P.」が87年にリリース。オリジナルアルバムとしては「LIVING EYES」から実に6年の時間が費やされたわけです。その間に音楽メディアはLPからCDに変革を遂げて、このアルバムからCDでリリースされるようになったのでした。

てなことで、LPとして購入したBEEGEESのアルバムは「SPIRITS HAVING FLOWN」「MAIN COURSE」「LIVING EYES」それとついでに「HERE AT LAST…BEEGEES LIVE」にも手を出してたんですけどね、(そういや「EDGE OF THE UNIVERSE」の4曲入り33回転シングルなんてのもあったけど、なんだったンだろうあれは)小生的に一番好きなアルバムは実は「MAIN COURSE」。
音的には「SPIRITS~」に比べるとものすごく古臭~い感じなんですけど、「NIGHTS ON BROADWAY」とか「FANNY」とかがたまらなく好きなんです。ちなみにその次に好きなのは「E.S.P.」。実は両方ともARIF MARDINのプロデュースというところが共通項です。やはりプロデューサーによってアルバムの印象ってかなり変わるものなんですな。面白いものです。BEEGEESといえばやはり「SATURDAY NIGHT FEVER」なんでしょうけど、本当のBEEGEESの音楽性って、このARIF MARDINプロデユース作品(「MAIN COURSE」の前の作品「MR. NATURAL」も含めて)に凝縮されているように思います…。なんて言いながら久々に「運命'76」とかも聴きたいんで今更ながら「SATURDAY~」のサントラが欲しくなってきちゃいました…。今じゃ1,500円で買えるのね…。当時は3,800円だったかな、なかなか手が出なかったものです。そう、HONDAのCMに「STAYIN'ALIVE」が使われているおかげでしょうか、日本盤も高音質CDで再発になってます…。いい音楽は30年経ったっても不滅なんです。あぁ、MAURICEが生きていてくれれば…(涙)
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LPレコードの時代 / BEEGEES 1

2009-01-20 23:48:40 | その他の音楽
LPレコード時代の思い出話、続いてはBEEGEES。

小生初めて洋楽のグループのファンになった、といえるのがこのBEEGEESです。
今までにも書いてましたが、小生が生まれて初めて購入したLPがBEEGEESの「SPIRITS HAVING FLOWN」だったのです。そう、レコード屋で初めてこのLPを買いに行ったその日、レコード屋店内ではYMOの「増殖」が発売直後だったものでBGMで流されてたんですが…わかりますよね、レコード屋店内がどういう空気になったかは。ちなみに、やはりこれもBEEGEESのシングル「MASSACHUSETTS」(当時のシングルといえば600円だったんですが、これ古い作品だったせいか500円でした)を買いに行ったレコード屋店内では当時リリースされたばかりのJOHN LENNONの「STARTING OVER」のシングルがBGMで流されていたわけですが、そのB面は…「KISS,KISS,KISS」というナンバー。当然のようにそのレコード屋ではそのB面も続けてかけたんですが…わかりますよね、途中でブチッと切られました…。

…話がそれましたが、次に買ったBEEGEESのLPはちょいと遡って「MAIN CORUSE」。理由は単純、当時のLPは2,500円だったんですが、この作品は古かったせいか2,300円だったからなんですね。本来「SATURDAY NIGHT FEVER」のサントラあたりに走ってもよさそうなものですが、当然BEEGEESばっかりじゃないし、当時2枚組ですからなかなか手が出ない。てなことで、「STAYIN'ALIVE」「HOW DEEP IS YOUR LOVE」おまけに「YOU SHOULD BE DANCING」のシングル買って茶を濁してたわけです。(「STAYIN'ALIVE」のジャケット写真、髭の無いBARRY GIBBって今思えば貴重だったのかも)

で、その当時はANDY GIBBの「DESIRE」やBARBRA STREISANDの「GUILTY」(ちなみにこの作品の続きがちょっと前にリリースされてましたが、さすがに話題にもならんかったようで...)とかのヒットで、BEEGEES~BARRY GIBBの声は結構街中でも流れていましたし、TDKカセットテープのCMでBEEGEESを普通にテレビで見ることができた、ホントにいい時代でした…。カセットテープ買ったらBEEGEESのポスターもらえたりしてね、3~4種類くらいあったんですけど小生全部集めちゃったな~。

脱線しまくりましたが、長くなったんで続きは次回に。
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