TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

LEVEL42の代表作

2005-06-29 01:06:03 | TOTO&FUSION
LEVEL42の代表作と言えば・・・、80年代中盤にヒットした「SOMETHING ABOUT YOU」「LESSONS IN LOVE」「RUNNING IN THE FAMILY」あたりが思い浮かぶんでしょうけどね。もちろんメロディアスないい曲なのは間違いないんですけど...でも小生にとっての名曲は「MR.PINK」であったり、「88」などのインストナンバーなのね。初期のLEVEL42はインストナンバーも豊富で、まさにJAZZ FUNKバンドたる所以だったわけだったんですけど、その後ボーカルメインのメロディメーカーに徹するようになってしまいます。80年代後半から解散に至るまで、そして1998年のMARK KING のソロアルバムに至ってはボーカリストとしてのMARK KINGであり、ベースを忘れたMARK KINGは物足りないことこの上なく、聴いて損した気になりましたね。
話を戻して初期のLEVEL42のアルバム(例えば「THE EARLY TAPES」や「THE PURSUIT OF ACCIDENTS」あたりはもちろんインストバリバリ、ボーカルももちろんありいのと素晴らしいアルバムなんです。だけどなんせ録音状態が良くない、音が悪いというより安っぽいんですね。アレンジやノリもライブとは全然違って、なんか薄っぺらい。
じゃ何がいいかってえとやっぱり結論はライブアルバム「A PHYSICAL PRESENCE」に至ります。これ聴いてしまったら、他のアルバムなんか聴けたモンじゃありません。
こないだ買った「THE RIVER SESSIONS」も同様にライブ盤ですから、それはそれでいいんですけど、所詮ラジオ番組用の音源、BOOTLEGに近い出来ですから、完成度から言えば「A PHYSICAL~」には及びません。
で次回は「A PHYSICAL PRESENCE」のご紹介を。
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そんな訳でLEVEL 42

2005-06-28 00:39:48 | TOTO&FUSION
そんな訳でLEVEL42、木村カエラではありませぬ。
MARK KING(b.vo)MIKE LINDUP(keys.vo)PHIL GOULD(ds)BOON GOULD(g)の4人がオリジナルメンバーでかつ最高のメンバーでした。
ジャンルでよく言われるのがBRITISH JAZZ FUNK。何がすごいかってぇと、今までにないスタイルとでも言いましょうか、インストと歌モノが半々で同居しているというバンドってめずらしいですよね。歌モノバンドがアクセントでインストをやったりとか、フュージョンバンドがゲストボーカリストを連れてきてボーカル曲を入れるとかは普通にありますが、当時のLEVEL42はどっちもが主軸だったわけです。その新鮮さが売りでもあり、逆にフュージョンでもなくロックでもない、もちろんジャズでもない、その中途半端さがセールスに結びつかなかった面もあるんでしょう。そんな経緯から、80年代後半は普通の歌モノバンドに成り下がってしまいつつもセールスを確保していったんだと思います。でもやっぱり、LEVEL42がLEVEL42であったのは80年代前半、ライブアルバム「PHYSICAL PRESENCE」の頃までだと今でも思ってます。だからライブアルバムで83年録音と聞いたとたんに「THE RIVER SESSIONS」も即買いに走ってしまったわけですが。

このバンドの最大の売りはMARK KINGの超絶バカテクベース。右手の親指を石膏かなんかで固めて、ひたすら高速で弾きまくるスーパーチョッパーベースには右に出るものはいないでしょう。それが如実に味わえるのはやはりライブです。スタジオレコーディングではどうも音がカスカスというのか、こもっているというのか、ノリが悪いというのか、イマイチチョッパーが引き立ちません。やはりただでさえ悶絶する高速ベースを弾きながら歌うMARK KINGの野太いボーカルとMIKE LINDUPの美しいファルセットが絡み、スーパーチョッパーを引き立てる軽いノリのPHIL GOULDのドラム、そして...とりあえず普通のBOONのギターのアンサンブルは素晴らしいの一言です。ということでLEVEL42はライブでこそその真価を発揮するバンドなんです!
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DAVID GARFIELDとLEVEL 42?

2005-06-26 23:59:27 | TOTO&FUSION
ついこないだ、DAVID GARFIELDのCREATCHYRECORDS.COMよりDAVID GARFIELDの近々のライブ情報が配信されてきました。

When: Saturday - June 25
Where: LaVeLee Jazz Club - Studio City, CA
Time: 8:30 p.m. and 10:30 p.m.
Join us for a night of great music with Creatchy recording artists POTATO SALAD featuring David Garfield (keys) and special guest Krys Mach (sax) from Level 42!

そこで早速反応してしまったのが、KRYS MACHの名である。いつもだったらPOTATO SALADといえばLARRY KLIMASなんですけどね。ところでこのKRYS MACH、FROM LEVEL 42とうたってはいるが、もちろん正式なメンバーではなく、ライブのサポートメンバーだったわけで、作品としては「PHYSICAL PRESENCE」や「LIVE AT WEMBLEY」、「STARING AT THE SUN」あたりに名が残っている。かれこれ20年前の作品であるからして、未だにLEVEL 42のサポートメンバーであったことが売り文句になっているようなんですけど...。結局LEVEL 42を超えるだけの活動が出来ずに、英国からLAに活動拠点を移したということなんでしょうか...。

以前にもちょろっと触れましたけど、私のFAVORITE BASSISTの1人であるMARK KINGが率いたLEVEL 42、最近再結成されたりしたこともあり、多少ながら話題になっているようで、たまたま昨日会社帰りに久々に数寄屋橋のHMVに行ったら、「THE RIVER SESSIONS」なるライブアルバムが発売されてました。
私もLEVEL 42ファンではあるものの、ごく初期のLEVEL 42に限っているわけですが、このアルバム、1983年にFM番組用に録音されたものということで、まさにBRITISH JAZZ FUNKの名にふさわしい時期のLEVEL 42のライブです。オフィシャルライブアルバムだった「PHYSICAL PRESENCE」とはレコーディング時期が1年くらいしか違わないんで、かなり被っている部分があるんですが、LEVEL 42といえばこの時期ということで、即買いでした。
てなわけでちょっとLEVEL 42を懐かしんでみたいと思います。
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13CATS @ BLUENOTE 東京 1999

2005-06-26 03:14:15 | AORとか
13CATSとして、1999年にも国内ツアーを行っています。
特に13CATS名義の新しいアルバムが出たわけではありませんが、沼澤尚のソロアルバム「THE WINGS OF TIME」のリリース、そしてEDDIE M.のソロアルバムのプロモーションを引っ掛けて13CATS FEATURING EDDIE M. & TAKASHI NUMAZAWAという冠にて行われたツアーです。
当時小生は居を関東に移していましたので、今度はBLUENOTE東京でのライブ参戦となりました。
相変わらずノリノリでファンキーなステージでした。でもやっぱりBLUENOTE、1時間半にも満たないステージはモノ足りないですね。しかもBLUENOTE東京は大阪に比べて倍くらいの広さがありますから、ちょっと密着感が足らなかったのが残念でした。
メンバーはその後の佐藤竹善のソロツアーに近い構成で、恐らく13CATSとしては最強のメンバーでしょう。

CAT GRAY(vo.g.keys)KARL PERAZZO(perc)TAKASHI NUMAZAWA(ds)JANE CHILD(keys.vo)
BOBBY G.(g)RAYMOND MCKINLEY(b)EDDIE M.(sax)STEVE BAXTER(tb)

特に注目したのがトロンボーンのSTEVE BAXTER。トロンボーンってファンキーなんだ!と実感する熱演でした。と思ってたら、CRUSADERSの新作にも参加してましたね。

ライブではEDDIE M.の新作レコーディングにTAKAが参加したとか、今CATはJANE CHILDの新作にとりかかっているとかいう話もあったように思うんですが、2001年リリースEDDIE M.のそのアルバムは入手困難ですし、JANE CHILDに至っては???JANE CHILDのHPには全くCATらしき姿もありません。
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UNRELEASED / 13CATS

2005-06-24 00:57:30 | AORとか
1996年ANOTHER SHINING DAYツアーの会場限定で売られていたのがこのミニアルバムです。
文字通り未発表曲を集めたアルバムです。一体何枚作られたんでしょうね。実は貴重な一枚なのかも。

レコーディングの時期は不明ですが、おそらく「MARCH OF THE 13CATS」から「ANOTHER SHINING DAY」リリースの間までに録りだめしてた曲なんでしょうね。3人が集まるとすぐレコーディングを始めたみたいな話もありましたから、この他にもたくさん未発表曲ってあったんでしょう。実際、沼澤尚のソロアルバムからシングルカットされた「YEMAYA」にも13CATSの1991年録音の未発表曲「YOU SHOULD KNOW」も収録されてましたしね。

1.THIS MOMENT
ハープシコードみたいなシンセ?(ギターかも)のコードをバックに歌う2分程度の小品バラード。コーラスが美しいです。
2.TEST OF TIME
13CATSらしい、ノリがよくてカッコいいファンクナンバーです。KARLの金物系パーカッションがめちゃめちゃいいっす!
3.ON THE COVER
TAKAの破裂音ドラムが炸裂するミディアムテンポのファンクです。EDDIE M.のSAXがこれまたEDDIE M.ならではのファンキーな音を出してるし、めずらしく女性コーラス、THE EMOTIONSのボーカルが印象的です。これも未発表としとくには勿体ない曲です。
4.CRY ME A TEAR
CATがお得意のオルガンを弾きながら自分自身にちと酔いしれながら歌い、EDDIE M.がめちゃくちゃにブチ切れるSAXソロを展開するけったいな曲です。
5.DEVIL TALK
CATのシンセがバリバリです。CATの作るシンセの音の見本市みたいな曲ですね。ただ、展開的にはファンキーとはいえないかな。13CATSフリークにとっては面白いかもしれないが、一般受けはしないであろう典型的な曲かも。

おまけ/YOU SHOULD KNOW from SINGLE「YEMAYA」
1991年レコーディングということですから「MARCH OF THE 13CATS」のアウトテイクなんでしょう。確かに「MARCH~」に入っててもおかしくない雰囲気を持った曲です。サビの部分なんて典型的な13CATSサウンドです。間奏のパーカッシブなオルガンソロなんて、CATが鍵盤を上から叩きつけている様子が目に浮かぶようです。
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ANOTHER SHINING DAY TOUR ’96

2005-06-23 00:39:57 | AORとか
続いての生13CATSは正真正銘13CATSとしてのライブ、1996年6月の「ANOTHER SHINING DAY TOUR」でした。
今回もやはりBLUENOTE大阪で、SPECIAL GUESTはやはり佐藤竹善。
13CATSとしてそれなりの人気が出てきているところに佐藤竹善のサポートもあって、充実したツアーだったと思います。
今となってはもう既に10年近く昔のことですからほとんど記憶もないんですが、印象的だったことを一言二言。
ライブ開始前のひと時、カウンター席でKARL PERAZZOと佐藤竹善がなにやら親しげに話してました。しかもカウンターの端っこで、トイレに行く通り道際でしたから、通る人みんなモノ欲しそうな顔で立ち止まりつつ歩いていく雰囲気がちと笑えましたね。
当日は確か月曜日(6/17)、毎週月曜はFM802で竹善の番組生放送の日でしたからホントに竹善来るんかいなと思ってたら、始まってから数曲目で登場。S.L.T.の「BURNIN' LOVE」を1曲歌ってそのままさようなら、タクシーに乗って南森町に向かったのでした。
それから沼澤尚氏の頭がちとレゲエが入っていて、しかも横浜銀蠅のようなグラサン。この日はセンスがダメダメなTAKA氏でカミさんにも評判悪かったです。
いや、もちろんステージは堪能しましたよ。さすがはKARLのパーカッション、見事見事でしたし、CATの例のキーボードのセッティングも相変わらずでしたからカッコ良かったですしね。場所的にTAKAさんのドラムが見づらかったのが残念ではありましたが。

当日のメンバー
CAT GRAY(keys.vo)KARL PERAZZO(perc)TAKASHI NUMAZAWA(ds)
JANE CHILD(keys.vo)RAYMOND MCKINLEY(b)EDDIE M.(sax)POCKET HONERE(g)DANIELA SPAGNOLO(vo)
WAYNE BRAXTON(sax.keys)REGGIE YOUNG(tb)

そういやこのときのライブをテレビの深夜番組(確かヒロT.の番組だったと思う)でダイジェストで10分くらいだったけど、インタビューも交えながら放送されたのを録画したんだけど...どこ行っちゃったんだろ?
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LA ALL STARS@BLUENOTE 大阪 PART2

2005-06-22 01:18:57 | AORとか
実はこのLA ALL STARSが小生のBLUENOTE初体験でした。

今までホールコンサートしか行ったことなかったんで、あれは衝撃でした。
ライブのスタート前にひょこっとCATが現れて我々が飯食って酒飲んでる目の前でシンセの調整をやってるし、結構ステージ際の席だったものですから、歌ってるWALI ALIやシェイカー持って前に出てきたNDUGUと目が合うんですからどんな反応しようかちと悩みましたけどね。

で、CATのシンセというかキーボード(どこのメーカーのモノなのかがナゾなんですが)のセッティングが実に独特で面白い。鍵盤が客席から見えるように前に傾けてあり、(傾けてというより鍵盤部を上にして縦にセッティングしている感じ)文字通りパーカッシブなキーボードテクが客席からもよく見える。あんなセッティングで演奏する人他に見たことありません。なかなか見応えありでした。

もちろんステージではEW&Fの往年のヒット曲のオンパレード。AL MCKAYが巨体を上下に揺らしながら左手首をひたすら動かしている横で、主にWALI ALIがメインで歌って、曲によりCATや女性ボーカルがリードを取ったりしてました。WALI ALIという人についてはよく知りませんが、背広にセミアコという典型的なMOTOWNスタイルの人です。あんまり日本では有名ではないようですが、結構向こうでは活躍されてる人のようです。唯一の日本人、沼澤尚のファンも増え始めていた時期のようで、幸せそうに叩く姿にウチのカミさんもおかげで虜になっとりました。

ところでこのライブにおいて唯一EW&Fの曲でなかったのが、「PERFECT LOVE」。JANE CHILDのオリジナルです。EW&Fの爽やかさとは一味違う、ねちっこさを持った結構インパクトのあった曲で、1回聴いただけではすぐ忘れてしまう小生でも、サビのフレーズは耳に残りましたね。CATが奥様を連れてきた手前、CATのわがままを通したんでしょうかね。この曲JANE CHILD「HERE NOT THERE」という1993年のアルバムに収録されております。先日のKARIZMAで来日したJAMES HARRAHの全面バックアップで制作されたものです。

LA ALL STARS転じたAL MCKAY ALL STARSは今でも大阪ブルーノートには1~2年に1回位のペースで出ているようです。もちろんメンバーは全く代わりましたけど。本当のEW&Fが失ってしまった、本来のEW&Fの姿を受け継ぐこのバンド、メンバーは代われど楽しめますよ。

さて、次の生13CATSはもちろん「ANOTHER SHINING DAY」ツアー、やっぱりBLUENOTE大阪公演でした。

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LA ALL STARS@BLUENOTE 大阪 PART1

2005-06-21 01:01:07 | AORとか
13CATSの話の続きです。

私が13CATSを知った後、13CATSの名を冠したライブが1995年3月、大阪BLUENOTEでありました。
13CATSとしてのライブではなく、LA ALL STARS として。
LA ALL STARSってえとえらい大層なバンド名ですが、要はAL MCKAYのプロジェクトで、EW&Fの曲をひたすらやるライブです。数年前にAL MCKAY ALL STARSと名を変えてスタジオレコーディングとライブのアルバムをリリースしています。
ちなみにこのAL MCKAY古くからのEW&Fファンの方にはおなじみの、カッティングが売りの左利きギタリストです。(こないだのMARCH OF THE 13CATSのエントリーでAL MCKAYのカッティングを称して右手首が忙しいと表現しましたが、左手首の間違いですね。ごめんなさい)結局EW&FのレコーディングにもTOTOメンバーなどのスタジオミュージシャンが採用されるようになったのを嫌って脱退したということのようですが。何でも自身のギターソロをSTEVE LUKATHERのソロに差し替えられたのが直接の原因だったとか...。(とか言いながらALのプロデュースしてFINIS HENDERSONのアルバムにもLUKATHERはしっかりクレジットされてますが)
ひとまずそれはおいといて、このLA ALL STARS、FEATURING AL MCKAY、CAT GRAY、TAKASHI NUMAZAWAということで、KARLは残念ながら参加してませんでした。その頃はNED DOHENYのライブでも同様にKARLなしでやってたようですね。やっぱりSANTANAが忙しかったんでしょう。

で、そのメンバーは下記の通り。
AL MCKAY(g)WALI ALI(g,vo)CAT GRAY(keys,vo)LEON"NDUGU"CHANCLAR(perc)JAMES JAMERSON JR.(b)
EDDIE M.(sax)STEVE BAXTER(tb)CHARLES BIGGS/WILL MILLER(tp)
JULIE DELGADE/DEBORAH PERSONS/ANASTASIA NEWKARK(vo)
ということだったんですが、これはチラシに掲載されていたメンバー。
元々SAXはGERALD ALBRIGHT、ボーカルはPHIL PERRYが予定されていたんですが、キャンセルになってしまった上に、実際チラシのメンバーからも異なっていて、ベースはRAYMOND MCKINLEYだったように思います。そして女性ボーカルは3人ではなくて実際は2人、しかも1人はベースのRAYMONDと同様13CATS一派、というかCATの奥様JANE CHILDでした。

長くなったのでちょっとだけ次回に。

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TRIXのTシャツ

2005-06-20 01:55:05 | J-FUSION
金曜日はTRIX@BAJでお祭りしてたようですね。行けなかった小生としては悶々としておりましたです。
何でも熊谷クンの秘密兵器やら窪田氏のバーコード、須藤氏の鼻血発言やら平井クンの熊本の夜再現で爆笑を誘っていたとか・・・。って演奏よりもやっぱそっちの方での話題ばっかりかい!というくらい笑いあり笑いありそして笑いありの3時間だったようですね。

で、写真は土産モノのTRIXのTシャツ。写真裏焼きと違いまっせ、これで正しいんです。着て鏡で見て初めてなるほどってなもんです。結構際どいセンスかも知れませんが、これ街で着ている人を見かけたら皆さんTRIX兄弟(姉妹の方が多いか)。
FUSIONISMさんとこによればステッカーも存在していたそうな。売ってなかったようですけど確かにこれも欲しいですね。

今日はこんだけ。
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ANOTHER SHINING DAY / 13CATS その2

2005-06-19 00:08:14 | AORとか
ANOTHER SHINING DAY / 13CATS

「MARCH OF THE 13CATS」から5年の歳月を経てリリースされたこのアルバム、なんとなくリリースできなかった苦悩がにじみ出ている感じもしないでもない。以前に比べCAT GRAYの音作りへのこだわりがラフになってるかな~という印象です。逆に言えば本来の楽器の音に回帰したとでもいいましょうか、シンセでリアルなホーンの音作るんではなくて、本当の生楽器を使うことにより、ライブで再現することを前提にしたアルバムにしたというところでしょうか。日本でツアーをやることを前提にリリースしたという経緯もあるようですし。故にファンキーさが若干薄く感じるのかもしれません。

1曲目「STRAIGHT TO THE POINT」はEW&Fっぽいファルセットコーラスで始まるナンバー、最後の方で申し訳程度に佐藤竹善のコーラス?が入ってます。どうせならもちっと歌って欲しかったけど。2曲目「ASK ME WHY」はかなりベタなモータウン?っぽいラブバラード。そしてお次がタイトルナンバー「ANOTHER SHINING DAY」。CATがクラリネットやらピアニカやらまで駆使してます。SAXはEDDIE M.ですがそれ以外のホーンセクションはいくらなんでもシンセじゃないでしょう。クレジットはありませんけど。そして4曲目、JAMES BROWNばりのスーパーファンクナンバー「LOOK AROUND」。これはノれます。EDDIE M.のSAXも決まってます。5曲目はめちゃベタなアコギじゃらんじゃらんのバラードかと思いきや、BEATLESのホワイトアルバムを思い起こすようなプログレハードな展開を見せます。そしてサビのコーラスが美しい「YOU NEVER KNOW」。CATのパーカッシブなオルガンがフィーチュアされたシャッフルナンバー「MELANIN」。続く「DANCE ON A RAINDROP/RAIN」はイントロに突然SANTANAワールドが展開します。「JINGO」ばりのKARL PERAZZOのラテンパーカッションとボーカルの嵐が過ぎると「RAIN」というタイトルとは似つかない脳天気なファンクナンバー。9曲目は13CATSらしさが漂うバラード。バラードってちと間違うとベタでつまんない曲になりがちですが、際どいところでいい感じになってます。やっぱりDAVID T.WALKERの渋々ギターとJANE CHILDのコーラス、そしてバラードにも違和感なく溶け込むKARLのパーカッションが効いているんでしょう。しっとりとしたバラードの後はベースをCAT?の声で演奏するモータウンのコーラスのグループのような奇作、「PRETTY LITTLE KITTY」を挟んで「BELIEVE ME」。なんかSING LIKE TALKINGを13CATSがコピーしているような雰囲気のAORチックな曲です。13CATSらしくはないんですけど、やっぱりほっとしますね。そしてやけに賑やかしいパーカッションが効果的なバラード「WHERE WOULD I BE」。続くラストは洋モノのシャンプー(WELLAでしたっけ?覚えてない)のコマーシャルにも使用された「TEAR THE HOUSE DOWN」。CATのパーカッシブオルガンがここでも炸裂するファンキーナンバーです。「ゲロッパ!」って言ってる気がするのが笑えます。ファンクのパーカッションってイマイチイメージが掴みにくいんですけど、ホントのKARLのパーカッションってラテンというイメージにとどまらずファンキーですね。この曲で実感します。

以上、13CATSのラストアルバム「ANOTHER SHINING DAY」でした。

CAT GRAY/CHIKUZEN SATO/JANE CHILD/DANIELA SPAGNOLA/ED SANDERS(vo)
CAT GRAY/BOB METZGER/DAVID T.WALKER/ROSS BOLTON/POCKET HONORE(g)
CAT GRAY/RAYMOND MCKINLEY/ANDREW FORD(b)CAT GRAY(keys)TAKASHI NUMAZAWA(ds)
KARL PERAZZO(perc)EDDIE M.(sax)STEVE BAXTER(tb)
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