TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

いわゆるビンテージもの~更にPSE法

2006-03-31 00:17:18 | Weblog
経済産業省から、「いわゆるビンテージものに関する特別承認制度について」という報道発表が今日ありました。

前に「いったい誰がビンテージものだとういう判断をするの!?」なんて書きましたが、ホンマに経済産業省が判断しちゃいましたねぇ...。で、その「いわゆるビンテージもの」を定義する「特別承認に係る電気楽器等一覧」が具体的にリスト化されてされています。

いや~これがまた、「ビンテージもの」を判断することを目的としたリストではありますが、別な意味で大変興味深いリストです。「そういや家にあるYAMAHAのS80は...おぉビンテージものだぁ」だとか、「昔持ってたTAMAのエレドラは...さすがに滑った商品だけに載ってないなぁ」、「今横にあるYAMAHAのDTXは...と。おっとこいつはACアダプタだから対象外か」「昔カミさんが持ってたKORGのDW-8000もやぁ~っぱりビンテージなのねぇ」「うぉ、しっかりSIMMONSのドラムも対象になってるな~」「はぁ?MOTIF ES6もビンテージなのぉ?」てな具合で、楽器に関わりのある(もしくはあった)人ならば結構見てて飽きないですよ。

しかし、このリストは大手楽器店の協力により作成したということですが、結局のところPSE法ができる前の有名メーカーの楽器はほぼ網羅されている感じですね!しかも今後も申請があるものは順次加えていくってんだから経済産業省も太っ腹(というか全面降伏)。楽器関係は実質PSE法適用外となったと言えそうな感じです。署名した甲斐があったというものですな。

とりあえず小生のメインの反対目的であった楽器関係は安泰と言えそうな雰囲気です。(その代わり直前に安値で売っぱらってしまった業者は怒ってるだろうな~。損害賠償請求でもして、こういう自己中でお間抜けな経済産業省をもっといぢめてちょ)もちろんこれで終わりではなく、一般中古家電も対象にするべく運動は盛り上がっていくんでしょうね。(こんな最新型までビンテージ対象として認められているんだから中古家電も認めろ~という意見が出てくるのは必至でしょう。)

しかし省庁がこれだけの大失態をやらかすのも珍しい。ちょっとしたスッキリ感がありますね~。
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東方見聞録/本多俊之ラジオクラブ

2006-03-30 01:23:17 | J-FUSION
JIMSAKUネタから話が逸れてましたが、ちょこっと戻してJIMSAKUネタ関連から本多俊之ネタということで。

小生の所有する本多俊之ラジオクラブ名義のCDはこれのみ。とはいえラジオクラブとしてはこれがベストな作品だったのかな~なんて思ってます。そりゃ何と言っても野獣王国の母体のバンドですからね~。
レコーディングメンバーは、本多俊之/TOSHIYUKI HONDA(sax,keys)鳴瀬善博/YOSHIHIRO NARUSE(b)是方博邦/HIROKUNI KOREKATA(g)東原力哉/RIKIYA HIGASHIHARA(ds)小川美潮/MISHIO OGAWA(vo)鳥山啓治/KEIJI TORIYAMA(keys)。

タイトル通りアルバム全体を通じてオリエンタルなメロに小川美潮のエギゾチックなボーカル(というかvoice)がフィーチャーされてますが、このメンバーを見ればお分かりのようにかなりやかまし系のハードフュージョンな仕上がり。また、凝ったループも多用していてテクノっぽさもあり、15年以上前の作品と思えぬ新しさ。このメンバーとテクノというのも今思えば妙なミスマッチ感覚で面白いものです。
それに加えてめっちゃくちゃ音がいい!是さんのギターは輝いているし、ナルチョのベースも音の粒粒がはっきりしていて、目の前で弾いているよう。力哉のドラムもヌケがいいし、シンセの音なんか耳が痛くなりそうですわ。高音がヌければイコール音がいいというわけではないんでしょうが、メンバーの皆さんあまりこういうヌケのイイ音を好まないタイプの人たちっぽいですから、ある意味レアな音源かも。

ラジオクラブを解散して、アルバム「RELAX」以降はスムース系に行っちゃってますから、このアルバムと前作「SOMETHING COMING ON」あたりが小生好みのハード系本多サウンドです。
「SOMETHING~」には名曲「BAGUES」が収録されてますから、これも欲しいンですけどもちろん既に廃盤。MORAでダウンロード販売はされてますが、やっぱりジャケットの付いてるCDとして欲しいんですよ。それにしても本多さんの作品はホントびっくりするくらい軒並み廃盤になってますね。せめてベストの「FOOT PRINT」くらいは残しておいて欲しかったな~。
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TRIX 3rd Album「ART」 発売記念TOUR

2006-03-29 00:45:38 | J-FUSION
FINALは7月18日(火)にBLUES ALLEYですね!!
BLUES ALLEYのスケジュールに掲載されてました。
しっかし前売りテーブル席が4,800円とは...。
やっぱり人気のTRIXライブ、プレミアチケットになりつつあるようです。出世したもんですね...。(なんか遠くに行ってしまったようなーー)どうせなら2DAYSくらいにしてもええんとちゃいます?

おそらくこのツアー、6月24日の三島AFTER BEATからスタートでしょうから、またいろいろ遠征するんでしょうね。小生この時期は動きがとれないもんで、前の山形みたいに追っかけるわけにもいかず、18日は子守り担当でしょうな。また秋のツアーに期待、と。

にしても熊谷氏のHP、相変わらず更新が後手後手でやきもきします。
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君だけに/TOKIO

2006-03-27 00:59:31 | TOTO&FUSION
何でまたTOKIOかいなとお思いでしょうが、TOTOを知る人は鼻でフフ~ンの話。

今日子守用のアニメビデオをレンタルしに行ったついでに、借りてきたのがTOKIOの10周年アルバム「TOK10」2004.9リリース。もちろん目的はこの「君だけに」。この1曲だけTOTOのプロデュース&演奏によるものですからね、いつか聴くぞとは思っていましたが、さすがにこの1曲のためにTOKIOを購入するわけにもいかず、ようやく、というか今更ながらレンタルで入手した次第です。

他の曲はすっとばし、この曲だけPCに落として何遍も聴いております。
イントロからSIMON PHILLIPSらしさ全開のLOOPでニヤリ。ちょっと「99」を思わせるエレピのリフにニヤリ。サビのBOBBY KIMBALLよるコーラスもまた、あのかん高い声で「きっみっだっけっに~~」とやってくれるもんですから再びニヤリ。もちろんラストのギターソロもSTEVE LUKATHER節バリバリでまたまたニヤリ。正直ここまでTOTOらしさ満開とは思ってなかったんで、結構得した気分であります。

ジャニーズの中でもやはりバンド形態ということもあって、小生も一目置いているTOKIOではありますが、このアルバムはセルフカバーの1曲を除いては全て本人達以外の演奏です。
ADRIAN BELEWとか中西康陽とか高見沢俊彦、角松敏生(AGHARTA~V6の名曲「WAになっておどろう」を角松氏本人プロデュースでカバーしてます。もちろんV6版よりもAGHARTA風)、そしてSKETCH SHOW(高橋幸宏/細野晴臣)、TOWA TEIなど、テクノまで含めた大御所の面々によるプロデュースという超豪華版というのもジャニーズ事務所のなせる業なんでしょうか。
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BEAT IT/MICHAEL JACKSON に思う

2006-03-26 00:31:35 | TOTO&FUSION
カミさんが何を思ったか、MICHAEL JACKSONのCDが欲しいと言い出したので、早速「OFF THE WALL」と「THRILLER」のSPECIAL EDITIONをご注文。
特に「THRILLER」なんて、TOTOメンバーが参加している代表作なんだけれども、今更買うのもな~と思ってたんで、これは渡りに船。これでJEFF PORCARO参加CDコレクションが増えましたわ。

改めてクレジットを見るとやはり凄いメンバーが勢揃いですね。
で、この中でも気になったのが「BEAT IT」。そういえばEDDIE VAN HALENのギターソロがフィーチャーされてたんですね。

GREG PHILLINGANES/BILL WOLFER/TOM BAHLER/STEVE PORCARO(keys)STEVE LUKATHER(g,b)EDDIE VAN HALEN/PAUL JACKSON(JR.?)JEFF PORCARO(ds)

思えばEDDIE VAN HALENは体調不良により未だ復帰できないようですし、JEFF PORCAROはもちろんあの世の人。JEFFのバンドTOTOにGREG PHILLINGANESが加入し、STEVE PORCAROはTOTOを脱退しているものの、STEVE LUKATHER、そしてGREGも含めたTOTOとして、EDDIE VAN HALENへのトリビュートとして「TAINT YOUR WORLD」を「FALLING IN BETWEEN」に収録。
だからどうということもないんですけど、このレコーディングメンバーだけを巡っても、やはり四半世紀近い時間を経るといろんなことがあるもんだな~と改めて思った、ということですわ。

ちなみに「HUMAN NATURE」はSTEVE PORCAROの曲であることは知ってましたが、演奏はボーカル・ベースを除いたTOTOそのものだったんですね、知りませんでした。

今更ながらやっぱり「THRILLER」って、いろいろと興味深いアルバムです。
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低音シリーズ by KING RECORD

2006-03-25 02:10:10 | TOTO&FUSION
写真はKING RECORDの低音シリーズオリジナルTシャツです。
いや~、BRIAN BROMBERGの新作「DOWNRIGHT UPRIGHT」と「低音」シリーズの他のCDを同時に買ったらプレゼント!とかいうキャンペーンやってたんで、思わず買ってしまいました。

というのも、今日どっかのサイトで、BRIAN BROMBERGの来日公演云々という記事を見つけたんですが、現時点では名古屋と大阪のブルーノート公演の日程しかわからず、東京はやらんのかいな...そうだKING RECORDのサイトに行ったら情報載ってるかもしれん、ということでKING RECORDのサイトに行ったところ、見つけたのがこの「低音」Tシャツプレゼントキャンペーン。しかも、「DOWN~」のCDは本日発売、もう一枚の「低音」シリーズのCDといえば...もちろん納浩一の「琴線(THE CHORD)」を買えばOK!そもそも両方とも買うつもりでしてましたからね、こりゃこの機会を逃す手はない!Tシャツが無くなり次第プレゼントは終了ということなれど、さすがに今日が発売日ですから今日の内に買えば間違いなかろうと、そそくさと新宿のHMVに会社帰りの10時過ぎに立ち寄ったところ、これまたたまたま今日はWポイントデーにGOLD POINT CARD会員には500円引きチケット配布という更なるお得イベントも重なったのもうれしさ倍増。そんなこんなでシャレ半分ながらゲットしてきた次第であります。案の定カミさんには大ウケでした。

面白いじゃないですか!こ~ゆ~センス。まあ日本人が見たら、「何じゃこりゃ」ってなもんでしょうけど、外人が見たらカッコイイのかもしれませんね。しっかり「DOWN~」のジャケット写真で気取るBRIAN BROMBERGが着ているのが笑えます。

ちなみにこのアルバムもまた、スタンダード曲半分(HERBIE HANCOCKの「CHAMELEON」とかJOE ZAWINULの「MERCY MERCY MERCY」とかね)にBRIANのオリジナル曲で構成。納さんの「琴線」もスタンダード曲ばっかりですから、またスタンダード曲アルバムコレクションが増えてしまいました。お二人ともウッドベースの名手でありながら、いかにもジャズジャズしていない、ファンキーさがまさに小生の「琴線」に触れるところです。

これから夏に向かっていくこの季節、(ちと早過ぎるか)「低音」Tシャツを着てビールでも飲みながら「低音」を聴く。う~むなんて贅沢なひと時でありましょうか(笑)

・・・ところで、BRIAN BROMBERGの東京公演はあるのかな~。土日にやるんだったら、とっても行きたい。
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CHICAGO XXXは噂どおり...

2006-03-24 01:00:55 | TOTO&FUSION
JOSEPH WILLIAMSが参加してました!!
CHICAGO XXXがとうとうリリースされまして、本日届いたんです。
どうしても聴くより先にクレジットが気になって見て見ると、う~んないなあ...と思いきやゲストミュージシャンリストの一番最後に、JOSEPH WILLIAMSの文字があるではありませんか!噂には、というかどっかの掲示板かなんかで見かけてはいましたが、公式ページやら、いろんなプレビュー記事には一切触れられてなかったんで、デマかな~と思ってたんですけどね。ちなみに、JOSEPH WILLIAMSの上にはBOBBY KIMBALLさんもしっかり参加してはるじゃないすか。「FALLING IN BETWEEN」にJASON SCHEFFとJAMES PANKOWが参加していたお返しなんですかね、JOSEPHもBOBBYも1曲づつではありますがお手伝いしてます。正に小生の理想とする鉄壁のコーラス隊(WEST COAST ALL STARS)の再現です。
JOSEPH WILLIAMSは2曲目「KING OF MIGHT HAVE BEEN」のコーラス。完全にコーラスに取り込まれていて、「BOTTOM OF YOUR SOUL」で聴かれたようないかにものJOSEPH節を感じることはありませんが、JASON、BILL CHAMPLIN、JOSEPHによるコーラスはやっぱり素晴らしい。
それからBOBBY KIMBALL、3曲目の「CAROLINE」で、コーラスを..というよりところどころで吼えてます。BOBBYの声ってコーラスよりもこういう使われ方のほうが実はしっくりきますね。

話は変わりますが、ドラムはTRIS IMBODEN、ギターはKEITH HOWLANDという正式メンバーがいるにもかかわらず、ドラムは4曲がゲストドラマー、ギターはDAN HUFFが半分近くの曲を演ってます。相変わらずドラマーとギタリストの地位がイマイチ不安定なのね~なんて心配してしまいます。ギターはいくらでも被せられますが、ドラマーに至っては自分のバンドで他のドラマーのプレイが採用されているのを見てるのって...どんな気分なんでしょ?

CHICAGO XXX
ROBERT LAMM(keys,vo)LEE LOUGHNANE(tp)JAMES PANKOW(tb)WALT PARAZAIDER(sax)BILL CHAMPLIN(keys,vo)JASON SCHEFF(b,vo)TRIS IMBODEN(ds)KEITH HOWLAND(g)
LEE THORNBERG(tp)JAMES MATCHACK(keys)JAY DEMARCUS(keys,g)DAN HUFF/TOM BUKOVAC/DEAN DELEO/YANKTON MINGUA/JACK KINCAID(g)SHELLY FAIRCHILD/RASCAL FLATTS/BOBBY KIMBALL/JOSEPH WILLIAMS(vo)STEVE BREWSTER/JOHN BROCKMAN(ds)
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米米復活

2006-03-23 00:45:14 | Weblog
米米CLUBが復活だそうで。http://www.komekomeclub.net/
小生米米はホント好きでした。音楽は楽しくやらなきゃ~ね、というのが小生の持論でしたから、まさにそれにぴったり、というよりそれ以上に極端なほどそれに当てはまる、言わばバンドの理想形くらいにまで思っておりました。(ま、ダンサーは横に置いといてね。)別にバカテクじゃないけど、それなりのテクでしっかり音楽をやりつつも、観客をひたすら笑かすステージなんて、ライブがおもろいお笑い系バンド?の元祖みたいなもので、ライブビデオはダビングしまくりましたね。(当時買うまでの財力はなかったですし、そもそもビデオソフトは高かった!)

しかも、オリジナルのメンバー+林部直樹で復活というのもうれしいところです。
「浪漫飛行」の大ヒット以降、どうも売れ線に走ってしまい、米米のいい意味でのアマチュアっぽさが失われてきたな~このままじゃどうかな~...と思っていところで得能律郎、坂口良治という中心メンバーが抜けてしまい、それ以降は小生も聴くことがなくなってしまったということもあったものですから、ご両人の復活は望むところであります。
また、サポートながらも米米の全盛期(ここでは先ほどのご両人の脱退前を指します)を支えた、あの独特のウラ拍子カッティングがめっちゃ好きだった林部氏もしっかり名を連ねているのも素晴らしい。要は小生が望む米米のベストメンバーなんです。(博多めぐみとかMARUは...まあいいでしょう)

ここで期待すべきは大人になった米米CLUB?いやいやぜ~ったい昔とおんなじ子供だましのベタベタパフォーマンスで笑かしてくれるでしょう!でも、そんな米米を見て喜ぶには...小生も年をとりすぎましたかな?

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本多俊之 RELAX ツアー

2006-03-21 01:27:52 | J-FUSION
本多俊之&JIMSAKUの話の続き。

ということで、本多俊之氏のアルバム「RELAX」リリース後のライブツアーでは、しっかりJIMSAKUのお二人も参加してました。

メンバーは本多俊之/TOSHIYUKI HONDA(sax)櫻井哲夫/TETSUO SAKURAI(b)神保彰/AKIRA JIMBO(ds)そして、今更ながら売れっ子プロデューサー・アレンジャーである土方隆之/TAKAYUKI HIJIKATA(g)元SQUAREのキーボーディスト宮城純子/JUNKO MIYAGI(keys)、ロックオルガンの名手といえばこの人、元VOW WOWの厚見玲衣/REI ATSUMI(keys)(余談ながら~3/26の山本恭司のライブは体調不良で参加できなくなったそうで...代わりに石黒彰~SHAMBARAにも名前を連ねていた人です~が参加ということです。ちなみにdsは熊谷徳明、bは須藤満というヘビメタとフュージョンが融合するという凄そうなライブですね。)というナルチョの抜けたラジオクラブを再編成したメンバーにJIMSAKUが加わった形になってました。
小生は、1992年2月の大阪のCLUB QUATTRO心斎橋に見に行きました。一番印象的だったのは「BAGUS」がカッコ良かったこと!何でこんな名曲の入ったアルバムが廃盤なんでしょうか!それから厚見氏のオルガンが凄かったこと!いやヘビメタのキーボーディストが参加って、どうも気分的に違和感あったんですが、それが全くの杞憂であったことを実感しました。器用な人なんですね、厚見さんって。
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RELAX/本多俊之

2006-03-19 02:47:44 | J-FUSION
唐突ですが、本多俊之です。
1991年12月にリリースしたアルバム「RELAX」、実はJIMSAKUのお二人はこのアルバムに2曲だけですが、参加しています。
しつこいようですが、ナルチョがCASIOPEAに連れ去られてラジオクラブのメンバーチェンジを余儀なくされてしまった本多さん、JIMSAKU派になってしまったんでしょうか、JIMSAKUの「45℃」にゲスト参加した直後にリリースのこのアルバムでは、アルバム~ツアーにJIMSAKUの二人が参加しています。ラジオクラブというバンド名ではその後「CHAMELEON」などのアルバムをリリースしていますが、結局パーマネントな活動にはならずに「ラジオクラブ」というネーミングを返上してこのアルバムのリリースに至ってます。

JIMSAKUが参加しているのは最初の2曲、「UPDRAFT」と「IN THE MIDDLE OF REEF~微風のまなざし」です。
「UPDRAFT」はゆったりとしたバラードナンバー。神保さんの8と片手16を組み合わせたハイハットワークがポイントです。
「IN THE MIDDLE OF REEF」は一転して元気元気なポップナンバー。神保さんのハネるようなノリが感じられる、曲とドラミングがマッチした曲です。最後に一瞬だけですが軽いドラムソロも入ってます。バランス的にベースが目立たないのが若干残念な面はありますけどね。
ちなみに他の曲では御大HARVEY MASON、NEIL STUBENHAUSのリズム隊とPAUL JACKSON JR.に、鳥山啓治を加えた編成でレコーディングされています。ラジオクラブのクドさから一転して爽やかさを前面に押し出した軽めのフュージョンアルバムといったところでしょうか。

既に日本のフュージョン界の重鎮といってもいい存在でありながら、リリースされた作品は軒並み廃盤の憂き目。現在入手可能なのは一部のサントラと最近再発売になった初期の1作品くらいでしょうか。今更ながらラジオクラブの作品とかが再発されたら絶対買っちゃうんですけどね。

RELAX/TOSHIYUKI HONDA
TOSHIYUKI HONDA(sax,keys)AKIRA JIMBO/HARVEY MASON(ds)TAKAYUKI HIJIKATA/JUN KAJIWARA/PAUL JACKSON JR./FRED TACKETT(g)TETSUO SAKURAI/NEIL STUBENHAUS(b)REI ATSUMI(org)MAKOTO KIMURA/MICHAEL FISHER(perc)KEIJI TORIYAMA(syth)
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