JEFFの死後、TOTO待望の新作が1995年に発表されました。それが「TAMBU」です。
いやびっくりしました。当時、私にとってTOTOが結局どうなったのかわからないまま、月日が過ぎていたので、確か心斎橋のタワーレコードでこのアルバムを目にした時は思わず「ウソ!」と声に出していました。
SIMON PHILLIPSが正式メンバーとして加入した最初のアルバムということでしたが、基本的なスタンスとしてはKINGDOM OF DESIREの路線をそのまま継承して、単にドラマーがSIMONに変わっただけ、という感じで大きな違和感は感じません。ただ、STEVE LUKATHERのソロアルバム「CANDYMAN」に比べればやはり重さを感じずにはいられません。ある意味あえて従来の路線を続けることへのこだわりが、また気負いを生んでいたのかも。
ただ、このアルバムの曲作りには前作に引き続き、そして前作以上にSTAN LYNCHの存在が大きくなっているようで、もしかしたら結局DANNY KORCHMAR、STAN LYNCH路線が大きく影響しているのかも知れません。いずれにせよ、いわゆるノリのいい曲は少ないですね。
また、前作では完全にSTEVE LUKATHERをフロントマンとしていましたが、このアルバムではサブメンバー的な扱いでボーカリストが二人クレジットされています。さすがにLUKATHER一人に頼るのはTOTOとしてどうかと思いますし、単純にライブでも大変ですから。
とにかく、SIMONを正式なドラマーとして迎え、今後のTOTOの路線をどうするべきかの試行錯誤の1枚というのが最初に聴いた時の印象です。
いやびっくりしました。当時、私にとってTOTOが結局どうなったのかわからないまま、月日が過ぎていたので、確か心斎橋のタワーレコードでこのアルバムを目にした時は思わず「ウソ!」と声に出していました。
SIMON PHILLIPSが正式メンバーとして加入した最初のアルバムということでしたが、基本的なスタンスとしてはKINGDOM OF DESIREの路線をそのまま継承して、単にドラマーがSIMONに変わっただけ、という感じで大きな違和感は感じません。ただ、STEVE LUKATHERのソロアルバム「CANDYMAN」に比べればやはり重さを感じずにはいられません。ある意味あえて従来の路線を続けることへのこだわりが、また気負いを生んでいたのかも。
ただ、このアルバムの曲作りには前作に引き続き、そして前作以上にSTAN LYNCHの存在が大きくなっているようで、もしかしたら結局DANNY KORCHMAR、STAN LYNCH路線が大きく影響しているのかも知れません。いずれにせよ、いわゆるノリのいい曲は少ないですね。
また、前作では完全にSTEVE LUKATHERをフロントマンとしていましたが、このアルバムではサブメンバー的な扱いでボーカリストが二人クレジットされています。さすがにLUKATHER一人に頼るのはTOTOとしてどうかと思いますし、単純にライブでも大変ですから。
とにかく、SIMONを正式なドラマーとして迎え、今後のTOTOの路線をどうするべきかの試行錯誤の1枚というのが最初に聴いた時の印象です。