https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200217-00010000-php_s-bus_all
ひどいよねこの記事。
リストラされるのは、利益を生まない従業員、ここでの例としては奇抜な開発ばっかりする人、トラブル対応ばっかりする人がその対象になるんだとか。
コメントにも一杯あるように、これってあくまでも短期的な利益しか見てない話だよね。
とにかく利益を、という利益至上主義。
でもそれって今の世の中では否定できない。
今時こういった考えの経営者がどれだけ多いことか。
つまりはこういう要求をする投資家がどれだけ多いことか、ということなんでしょう。
投資家って短期的な利益を求めるのが大多数であるが故、経営者にもそれを求める。
だから・・・ということにほかならない。
そんな世の中だから、転売ヤーみたいな自分が儲かりゃそれでいい、という思想が支配するようになってくる。
とはいえ利益を生まない企業は存在悪である、と言われたこともある。
利益を生まなくなった企業は他人に迷惑をかける存在にもなり得るからそれも間違いじゃないいのは頭ではわかってはいるんだけれど。
でもね、改めて企業には必ず理念というものがある。
顧客至上だとか人に優しいとか信頼と貢献とか新しい価値の創造とか・・・。
それって、まさにリストラ対象となるような人が担っている役割にも見えて仕方ないんだけど、どうでしょう。
矛盾、でしかないですよね。
そこは評価軸のバランスだと思うんですけどね・・・。
この記事書いた人物にその矛盾の説明を求めたら、今の国会の首相答弁のやりとりみたいになるんでしょうな。結局力のある者がねじ伏せる構図。
こんな本音と建前が当たり前のようにまかり通る世の中ってどうなんでしょうね。
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