TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

ツアーのスナップ写真

2008-03-31 01:04:06 | TOTO&FUSION
TOTOの公式サイトで紹介されていますが、TOTO/BOZツアーに同行しているスタッフが、今回のステージの写真を大量に公開しています。(日本のは8ページ目くらいから始まり、今のところ名古屋までの写真でしょうか。)
カメラマンではないので写真の質は素人のスナップ程度のものですが、この歴史的なステージの雰囲気を余すところなくいろんな角度から伝えてくれてます。横浜であったLUKATHERとBOBBYでDAVID PAICHを囲んだシーンも…。これは貴重な記録ですね。
ちなみに移動中に撮影した妙な写真もたくさんあったりして。(この人鉄道オタなのかも…?)とにかく撮影したものを全部アップしているようで、やたら大量にあるのがちょっと笑えたりもします。
是非ともJOSEPHの姿が写った写真もこれからアップしてもらいたいものですね。
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TOTO/BOZ @パシフィコ横浜 セットリスト TOTO編

2008-03-30 00:55:57 | TOTO&FUSION
続いてはTOTO編。
1.GYPSY TRAIN
2.CAUGHT IN THE BALANCE
3.PAMELA
4.BOTTOM OF YOUR SOUL
5.FALLING IN BETWEEN
6.GREG SOLO
7.ROSANNA
8.I’LL SUPPLY THE LOVE
~ISOLATION
~GIFT OF FAITH
~KINGDOM OF DESIRE
~STEVE LUKATHER SOLO
~HYDRA/SIMON PHILLIPS SOLO
9.TAINT YOUR WORLD
10.HOLD THE LINE
11.DRAG HIM TO THE ROOF
ENC.
12. AFRICA
13. WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS (With/BOZ SCAGGS)

凡そ25分のセットチェンジ&休憩(トイレがすんごいことになってましたね)の後、TOTOのステージの始まりです。
最初はSIMONだけが手を振りながらひょっこり現れ、叩き出して始まったのが「GYPSY TRAIN」。ギターの音が加わり他のメンバーが現れるといきなり最初から客席総立ちです。ただ左側の数列だけが立っていないのを見るとGREGが客席近くまで来て煽る煽る。相変わらず根っから明るいGREGです。
DAVID PAICHもLUKATHERの後ろにオルガンとシンセを構えて…踊る踊る。尤もこの曲、元々キーボードパートが少ないものですから、DAVID踊るばっかし…。
ていうかこのライブも既にツアーでやりつくしている曲ばっかりで構成しているだけに、DAVID PAICHの出る幕あるのかな~という心配をしてましたが、見事的中…。時々コードを押さえたりしてるだけで(しかも音のバランスも悪くてほとんど聞こえないし。~「ROSANNA」のソロのときはわざわざGREGのキーボードを使って演奏してました…音のバランスを小さくしてたのは確信犯だったのかな~。)踊ってばっかり。せっかく復帰してるんですから、もう少し見せ場のある曲やってくれりゃいいのに。(「KING OF THE WORLD」で歌うとかね。)ちょっとその辺りはフラストレーションがたまるお客さんのDAVID PAICHでした。やっぱりBOZとは事前にリハをやってきたんであれだけの大活躍ができたんでしょうかね。TOTOはツアーが続いてましたから、どうしてもぶっつけ本番ということでできる範囲のお手伝いというのもいた仕方ないところではありますが。
でも昔の曲で、DAVID PAICHをLUKATHERとBOBBY2人で囲んで演奏する姿は…いろんな思いが交錯して泣けてきますね。
あともちろんアンコールの「AFRICA」のボーカルはDAVID PAICH。まあ、これを聴きにきたと言っても過言ではないかも。会場は最高潮に達します。

そしてラストはBOZと女性コーラスが加わって「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」。BEATLESのナンバーですが、アレンジは「ABSOLUTELY LIVE」に収録されていたゴスペルチックなバージョン。(JOE COCKERのカバー)こないだも書きましたけど、本当にJEFFにTOTOを休むことを問いかけているかのような雰囲気に圧倒されつつ、哀しくもある見事な共演でした。まさにBOZに始まりBOZに終わろうとしているTOTOに相応しい、共演の選曲でしたね…。
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TOTO/BOZ @パシフィコ横浜 セットリスト BOZ編

2008-03-29 01:18:29 | TOTO&FUSION
検索ワードTOTO/BOZ セットリスト で当サイトに来る人が多いようですんで、まだツアー終わってないけど書いちゃいますね。(ツアー中でも若干変わっているという話もありますんで)

まずはBOZ SCAGGS。

1.LOWDOWN
2.JOJO
3.SLOW DANCER
4.DESIRE
5.HERCULES
6.MISS SUN ここからDAVID PAICHI登場。そのまま終わりまでバンドの一員になります。
7.HARBOR LIGHTS
8.WE ARE ALL ALONE
9.SICK AND TIRED
10.GEORGIA
11.LIDO SHUFFLE
ENC.
12.LOAN ME A DIME
13.BREAKDOWN DEAD AHEAD~STEVE LUKATHER登場

まずびっくりしたのはバンドの人数の多さ。ギター・ベース・ドラムス・キーボードはともかくとして、サックスとトランペットが1人づつに女性コーラスも2人。途中からDAVID PAICHも加わりましたから相当な大所帯です。しかもホーンのお2人、それぞれの前にもシンセが置いてあって、ホーンのお仕事が無いときは2人ともシンセで音に厚みをつけます。2台並んだシンセを2人並んで弾く様子は、さながらオフィスで並んで仕事しているかのようでちょっと笑えます。しかもトランペットの人、なんか妙な姿勢でペット吹いてるなと思ったらなんと、片手でシンセ弾きながら吹いてるじゃないですか。シェイカー振ってパーカッションもやってましたから、この人芸達者です。
でもこれだけの音の厚みがありながらも、全体的にはほんわかした音空間。全然うるさくありません。若干ギターの人の音の硬さが目立ったくらいで、ジャズクラブ的な音作りに徹していたようです。
感動したのは1曲目からいきなり。「LOWDOWN」という曲もそうですし、しっかりフルートの音まで加わってくれてレコードそのものを再現しています。さすがは大御所、人手はケチりませんね~。
そして4曲目「DESIRE」は先日紹介したアルバム「DIG」から。しっかりTOTOのDAVID PAICHとGREG PHILLINGANESと書いた曲だと紹介してました。ちなみにJCBホールでは9曲目はやはり「DIG」からこれまたDAVID PAICHとの曲「VANISHING POINT」をやったそうですが、横浜では「ニューオリンズの世界はどうじゃい」みたいなこと言いながら、この「SICK AND TIRED」というめちゃめちゃなロックンロールをやってくれました。小生的には「VANISHING~」のほうが聴きたかったな~。でもこの曲はDAVID PAICHが大活躍。ロカビリーなピアノの早弾きをこれでもかと披露してくれました。
ちなみにDAVID PAICHが登場したのは6曲目「MISS SUN」から。DAVIDの登場で盛り上がる以上にBOZと女性コーラスとの掛け合いがめちゃめちゃ盛り上がりましたね。鳥肌立ちました。
それにしてもBOZの半分以上の曲で大活躍のDAVID PAICH、まさかBOZ側のサポートだったりして…みたいなことを以前書いたんですけど、あながち間違いじゃなかったのかも。(後で書きますけど、TOTOではお飾りに近い存在でしたんで…。)
そしてアンコールはかなりインスト部分が長いブルース「LOAN ME A DIME」。BOZのギターが渋かったですね~。あんまりギタリスト的なイメージはなかったんですけど、インストでも結構イケてるBOZ兄貴です。
そしてラストは「BREAKDOWN DEAD AHEAD」。ここでSTEVE LUKATHERが登場。
登場というより文字通り乱入に近かったですね。飛び跳ねながら登場してまずはBOZにひざまづいてご挨拶。あとはやたらでかい音でギターリフのキメを派手なアクションで盛り上げながらステージ上を右に左に。渋~い大人のステージがLUKATHERの存在だけでお祭り騒ぎになってしまいました。

そんなこんなでBOZコーナーは終了でした。
どうでもいいけどUDOさん、BOZのバンドメンバー発表してくれよ~。いつまでもその他じゃあんまりですわ。
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あらあら

2008-03-27 23:32:46 | TOTO&FUSION
早速使い始めたTOTOストラップですが…使用2日目にして早速取れてもうた。
前のツアーのストラップは値段相応に結構いいモノだったんですけどね。今回のヤツはケーズでついていながらも値段が安いのはいいけれど、安かろう悪かろうを絵に描いたような…。
まあ、これ付いてなくてもちゃんとロゴとかも型押しされてますから、別にいいんですけどね…。(ていうか、実はこれポケットの中でひっかかったりするんで結構邪魔だったんですわ)
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横浜の帰りに思う

2008-03-26 21:31:19 | TOTO&FUSION
TOTO/BOZのコンサートの帰りの電車の中でいろいろ考えてしまった。

なぜ今活動停止を宣言したのか…。
TOTOはそもそもJEFF PORCAROとDAVID PAICHのバンドである。
それがJEFFの死、DAVIDの離脱と、いつのまにやらLUKATHERがTOTOの看板を背負わなければならなくなってしまった。更にはPORCAROの名を保っていたMIKEも離脱。本人が言うように、見回してみると既にTOTOとは言いながらもまったく別のバンドになってしまっている。
しかも、LUKATHERにとってはやはり自分のバンドではない。傍で見てると、TOTOを我が物にしているかのような印象もあるが、その実いわばバンドへの情熱を失ってしまった、オーナーであるDAVID PAICHに任された雇われ店長みたいな立場に違和感を持ち続けていたのではなかろうか。
加えて、ファンの求めるTOTOは、過去からの流れがどうしてもついてまわる。
「ROSANNA」や「AFRICA」をやりたくなくったって、やらなきゃTOTOじゃないとLUKATHERは責められてしまうことになるだろう。その初期のTOTOの姿をなんとか保っているのがBOBBY KIMBALLの存在。しかしライブを見た人は誰もが既にBOBBYは限界に達していると思うだろう。年も年だし…。厳しいようだが、ライブにおいてはプロとしてお金をもらえるような状態ではない。だけど、ファンはBOBBY KIMBALLだからこそ、それは問わない。我慢している。それを問題にすることはすなわちTOTOを否定することに繋がってしまう。もちろん過去のTOTOであれば、解雇して新しいボーカリストを連れてくる、それこそTONY SPINERをメインボーカリストにもってくることだって出来るはずだし、当然そうしたであろう。しかし、今はそれが出来ない。それをやってしまったら、さすがにTOTOを名乗るのはしんどい。このような中途半端な状態でTOTOとしてバンドを続けていくのは、LUKATHER自身にとっても不幸だし、ファンへの甘えととらえられかねない。
それなら、一度リセットして新しい自分自身のバンドとして再出発をしたほうがいいと思うのは当然だし、「EVER CHANGING TIMES」のリリースはその布石なのかもしれない。
悲しいけど、受け入れざるを得ない現実がそこにあるのかな…。
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こいつぁやられた!

2008-03-25 00:02:51 | TOTO&FUSION
もちろん見てしまいましたよ、SMAP×SMAP。
こいつぁおったまげでした。
「AFRICA」をGREGとDAVIDが二人で歌ってる。こんなのありですか?こんなの最初で最後じゃないすか?本当はこんなシーンがあっても不思議じゃないはずなんだけど…。これって実現しそうでありえないと思ってた。まさに一度は聴きたかった夢の共演かもしれない。
それから「ROSANNA」でもBOBBYのパートの高い部分だけですけどGREGが歌うというのも、これまたありえないシーンです。
ある意味テレビって凄い。BOBBYの声がもうそこまで出ないのわかっててもステージでは敢えてBOBBYが歌うのに、さすがにテレビじゃ声出なかったらまずかろう、という配慮?なんでしょうか、声出なさそうなところをGREGに歌わせてしまうという掟破り。(SMAPでも出ないんでしょうな、きっと。リハでやってみたら結局GREGしか声出なかった…みたいなシーンがなんとなく思い浮かびます。)
DAVIDとGREGの「AFRICA」といい、フジテレビ側の意向だとすれば、BOBBYには申し訳ないけれどGJです。トークの場面でもそうでしたが、もしかしてフジテレビはGREGを持ち上げたかったんでしょうかね。それにしても改めてGREGってやっぱり凄い人なんですね。
…キムタクがGREGを持ち上げてたとき、ちょいとLUKATHERがスネた顔してたのが笑えた。

SMAPの存在はとりあえず置いとくとして、この映像はJOSEPHとDAVIDが加わった「BOTTOM OF YOUR SOUL」の映像に匹敵する、世界的に貴重なものになりそうですね。
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胸にこみ上げるもの

2008-03-23 17:01:28 | TOTO&FUSION
ネタバレ御免で書いてしまいます。TOTO/BOZ SCAGGS@パシフィコ横浜国立大ホール。
音楽そのものというよりやはりこのシチュエーションに、胸にこみ上げるものがありました。

BOZ SCAGGSのステージ、アンコール2曲目の「BREAKDOWN DEAD AHEAD」にSTEVE LUKATHERが登場します。コールされると同時に飛び跳ねるようにステージに登場。まるでやんちゃ坊主のように、今まで落ち着きはらっていたBOZのステージを駆け回ります。既にステージにいたDAVID PAICHの帽子で遊んだり、派手なアクションで客席を煽ったり…。特にLUKATHERが19歳の頃に初めて自分を認めてくれたBOZの前ではまるで子供になってしまうんでしょうね。「おじちゃん!ボクも立派になったんだよ!」(笑)みたいな微笑ましさには30年という歳月は感じられません。
30年前にもこんなシーンがあって…そこにはJEFFもいてLUKATHERのそんな姿を見ながら苦笑していて…というような映像が小生の脳内で勝手に作り出されてしまうんです。

続くTOTOのステージ。ステージ真ん中にはDAVID PAICHがいるんです。このツアーではず~っと空席だったLUKATHERの後に、PAICHがいる。今までこのツアーを引っ張ってきたLUKATHERを、その存在感でバックアップするかのように…。この感動はやはり今回の日本ツアーを見た人でないとわからないですよね。全世界のTOTOファンが待ち望んだ光景が実現しているんです。それだけで目頭が熱くなってしまいます。

そしてラストナンバー「WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS」でBOZと共演。
思えばこの曲はJEFFを失ったKINGDOM OF DESIREツアーにおいて、JEFFに捧げられた曲でした。当時はそのツアーの終了とともにTOTOは終わるはずだった。
そして、今再びこの曲をBOZとの共演のために選曲した…。
BOZと共に再びこの曲を捧げることにより、TOTOに終止符を打とうとしていることの許しをJEFFにこうてるのか。そんな思いもよぎり、ああ、これで本当にTOTOは終わるのだなと実感した次第です。

感じ方はいろいろあるでしょうけど、小生にとって一生忘れられないステージになりました。
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いよいよです

2008-03-22 16:49:38 | Weblog
結局TOTOバッグまで買うてもうた。
プログラムのデザイン、UDOの仕業かと思ったら、海外でもおんなじみたいなので、このツアーの公式デザインなのね。失礼いたしやした。
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JOSEPH WILLIAMSも来日

2008-03-21 00:04:56 | TOTO&FUSION
とうとうTOTO/BOZのツアーが始まっちゃいましたね。
ところで、今回のツアーにはDAVID PAICHの他にもう1人、STEVE LUKATHERの言うところの”MYSTERY?GUEST”が参加するということでしたが、TOTOの公式サイトでそれが明らかに…JOSEPH WILLIAMSでした!
さすがにLUKATHERが息子連れてきてMYSTERYもないでしょうから、まず最初に浮かぶのがMIKE PORCARO…とはいえJOSEPHもアリかな?とは思いましたけど、やはりJOSEPHが参加ということです。…しかし29日31日の東京国際フォーラム公演だけだって…。
全くもってこれは残念無念。小生の行く22日の横浜では見られません。なんてこったい。
こいつはとにかく映像に残して欲しい。PAICHも復帰してしかもBOZとの共演、そしてJOSEPHまで出て来るんですから、これぞまさに30周年記念ライブと言えそうですね。もちろんDVDになるんだったら絶対買います。WOWOWで中継するならWOWOWに入りなおします!お願いですから映像に残して下さい!

で、公式サイトでもこれからしばらくTOTOはお休みという宣言。無期限の活動停止というようなエキセントリックな表現ではないのが救いです。各メンバーはソロ活動にいそしむようで、LUKATHERはもちろんソロツアーを、SIMON PHILLIPSは自身のバンドのツアーを(5月にはまた来日して自身のユニットでSTBとかでツアーをやるようです…どんな曲演るのかな~)、BOBBYもソロアルバムの制作に入るんだそうな。
…ちなみにLELAND SKLARは更に顎鬚を伸ばすというのが当面の予定だとか。
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DIG / BOZ SCAGGS

2008-03-20 00:36:52 | TOTO&FUSION
「SILK DEGREES」をMDに録音した余りの時間に入れて聴いてるのがこのアルバム、BOZ SCAGGSの2001年リリースのアルバム「DIG」です。

実はCD時代になって以降、BOZのアルバムを買ったのは「HITS!」くらいだったんですね。「HITS!」以降のBOZにはほとんど興味無かったというのが正直なところです。
ところがこのアルバムがリリースされた頃、たまたまCDショップで手に取り、"PRODUCED BY DANNY KORTCHMAR & DAVID PAICH"という表示を見掛けて、即買いしたというのがその経緯であります。

そう、いわばTOTOとBOZが再びタッグを組んだアルバムと言えるのかもしれない。DAVID PAICHはもちろん、STEVE LUKATHERも参加。後付けですけど、GREG PHILLINGANESも参加してます。とはいえ一連のJEFF PORCARO参加作品ほどの力強さは感じない。むしろもう1人のプロデューサーDANNY KORTCHMARの独特の雰囲気が漂います。例えるならDON HENLEYの「BUILDING THE PERFECT BEAST」。このBOZバージョンといった感じでしょうか。とはいえ、DAVID PAICHが曲作りにも多数参加していることもあり、1曲目「PAY DAY」なんてPAICH節にニヤリとさせられたりもします。9曲目「YOU'RE NOT」なんてこちらはモロにDANNY KORTCHMARの世界。ていうか、DON HENLEYが歌っていても全然おかしくないし。そしてもう1人このアルバムの立役者がROY HARGROVE JR.。氏のユニット、RH FACTORのサウンドを彷彿させる脱力系のホーンセクションが更にこのアルバムを黄昏させてくれてます。
また、「GET ON THE NATCH」なんてラップナンバーも興味深い。とてもBOZの声とは思えないダミ声のラップが不思議なナンバーだったりして。
良くも悪くもBOZの個性というよりはまさにプロデューサー、参加ミュージシャンの世界に染められたこのアルバム、70~80年代のような活きの良さとは違う、肩の力が抜けた21世紀のちょいとひねくれたAORが堪能できます。
さて今度のTOTO/BOZではこのアルバムの曲は演ってくれるでしょうか?(無理だろうな~)

DIG / BOZ SCAGGS
BOZ SCAGGS(vo,g)DANNY KORTCHMAR/RAY PARKER JR./STEVE LUKATHER(g)DAVID PAICH(keys,vo)MICHAEL RODRIGUES/GREG PHILLINGANES(keys)NATHAN EAST(b)ROBIN DIMAGGIO/STEVE JORDAN(ds)ROY HARGROVE JR.(horns)MONET(vo)JOE BONADIO(perc)
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