TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

5STARS LIVE / CASIOPEA with SYNC.DNA

2005-11-29 00:24:19 | J-FUSION
調子に乗ってまたDVD買っちゃいました。5STARS LIVE / CASIOPEA WITH SYNC.DNAです。今度もまたHMVの通販。なんか通販のみで音楽DVD2枚買ったら20%引きとかやってるんで、こりゃ買うしかないなっちゅうことで早速注文。
なんとも1枚だけでも1200円近く安くなるんだからありがたい。
(ちなみにもう1枚のDVDはLARRY CARLTON & STEVE LUKATHERの「PARIS CONCERT」。これまた輸入盤で2000円ちょいで買えました...ってまだ入荷してないんで届いてませんが。)

いや~正直言って全曲を神保&則竹で叩いていると思ってませんでした。しかもちゃんと神保パートと則竹パートに分けてアレンジされてる。超多忙の則竹さん、よくもまあ、あんな細かいキメまで覚えてられるな~と感心するばかり。一応譜面は置いていましたが、譜面見るより神保さんばっかり見てます。ていうかカメラアングルの関係で野呂さんが映ると必ず則竹さんの顔が見えるんですが、ホント楽しそう。よ~っぽどCASIOPEAに参加できるんがうれしいのか、それともやっぱり神保さんと演れるのが楽しいのかわからんけど、とにかく満面の笑みでドラムを叩き、神保さんにアイコンタクト...ちと度が過ぎていて気色悪い気もしなくもないんですけどね。(笑)
とはいえ「GYPSY WIND」や「MID MANHATTAN」、更には「GALACTIC FUNK」なんて鳥肌モノの素晴らしさです。(なんや古いのばっかりかいな、と自らツッコミ入れときます)
ナルチョの「PINK PUNK FUNK」がボーカル付きで聴けるのもなかなか貴重なモノ。
これは買ってよかったです。

それと一言感じたこと。「やっぱCASIOPEAのライブに来てる年齢層ってたっかいな~」そりゃ自分の年齢考えりゃ当然だし、子連れでCASIOPEA行きたくなるのもわかるよな~。ウチも下のがもちっと大きくなったら家族でCASIOPEA更には家族でTRIXもできるのにな~と思ったDVD1枚目であります...。というのもまだ1枚目を飛ばし飛ばしで見ただけなんで、まだまだこれからちゃんと見なけりゃね。何せDVD2枚組、特典映像含めて170分弱という大作ですから、見てる暇あるんかいな。

ちなみにKORENOSの「アブラカダブラ」も店頭では見当たらないので同時に注文したんですけど、これまたお取り寄せ中。
今まで野獣や是方セッションはともかく、3ピースのKORENOSにはあまり食指が動かなかったんですけど、最近の則竹氏を見てるとちょっとライブにも行ってみたくなりました。(あくまでもドラマーとしての魅力ですよ!)KORENANOSだったら間違いなく行くんだろうけどな~。



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1月25日リリースはTOTOの新作のみならず!

2005-11-27 23:06:51 | TOTO&FUSION
今更ではありますが、TOTOの新作「FALLING IN BETWEEN」日本でのリリースは1月25日で確定したようです。やはり日本ではキングレコードから。日本先行発売ということで、ボーナストラックもありということですね。もうここまでくれば間違いないでしょう。
何と言っても話題はプログレテイストのクラシックTOTOの復活!ということのようで、STEVE LUKATHER曰く「たとえこのアルバムがTOTOとして最後の作品になったとしても悔いはない。それ位の出来だ」ということだそうで。TOTOのおかれた現状を顧みるとなんかちょっとシャレにならないコメントと思うのは私だけでしょうか~。

それとJEFF PORCAROネタで1件。
TOMMY DENANDERのプロジェクトRADIOACTIVEの新作「TEKEN」がリリースされました。(日本盤はTOTOとおんなじ1月25日リリース...って合わせたのかな)
1作目と同様、JEFF PORCAROがドラムを叩いている音源が、1曲だけではありますが収録されてます。「TAKEN」の3曲目「STRONGER THAN YESTERDAY」。DEAN PARKS(g)STEVE PORCARO/GREG PHILLINGANES(keys)によるセッションによる録音です。TOMMY DENANDERさん、小出しながらもJEFFネタをたくさんお持ちのようで。これからも何が出てくるかわかりませんねぇ~。今後も目が離せません。
ちなみにこのRADIOACTIVE、NIGHT RANGERのKELLY KEAGYにYNGWIE MALMSTEEN、JOURNEYのNEAL SCHONにお馴染みのMICHAEL LANDAUにBRUCE GAITSCH、もちろんTOTO絡みではBOBBY KIMBALLにFERGIE FREDERIKSENまで参加してます。ところでSTEVE LUKATHERも参加してるんですけど、「NEVER GONNA LET HER GO」というFREDERIC SLAMAの曲。う~んこれってAOR(FREDERIC SLAMAのプロジェクト)の「L.A REFLECTION」に、更には次作の「DREAMING OF L.A」にボーナストラックとして収録されていた曲。多分後者のモノをそのまま収録してるんだと思います。これってどうよ?さすが似たもの同士のTOMMY DENANDERとFREDERIC SLAMA。またまたお互いに素材の有効活用をしてはります。

更に更に!AOR(FREDERIC SLAMA)の新作「L.A ATTRACTION」もリリースは1月25日を予定。奇遇というのかあざといというのかわかりませんが、STEVE LUKATHERも参加しているということですから、これもTOTOのリリースに合わせたのかなぁ~なんて深読みしたくなりますね。
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ビデオアーカイブ CASIOPEA編 ~夢がMORIMORI

2005-11-27 00:59:45 | J-FUSION
CASIOPEA関係の古いビデオの話、他にもいくつかありましたが印象的だったのが、「夢がMORIMORI」。あんまり詳しくは知りませんが、この番組にはよく出ていたようで、実際この番組のライブイベントのプロデュース&出演なんかもしていたようです。

で、手許にあったのが...くまちゃんこと熊谷徳明が初登場した日のビデオ。
番組的には、テレビ番組でよく使われているCASIOPEAの曲のイントロあてクイズを生演奏でやったりしてました。(「CYBER ZONE」のタイトルテロップが「サイバーズオン」なんてなってるヘマもあったりしましたけどね。・・・「この曲何て曲?」「え~とサイバーゾーン!」「サイバーズオンですね、わっかりましたぁ~」なんて光景を誰もが想像したことでしょう)
もちろんですけど若かったですね~。当時20代前半のくまちゃん。髪型もジャニーズ風でさわやか青年。こういっちゃ申し訳ないけど、日山さんはかなりCASIOPEA的には物足りなかったですから、期待の新人がどんな活躍をしてくれるのかと思いながら見てました。
番組で披露された新曲が「FLY TO THE SUN」。確かまだアルバム「DRAMATIC」がリリースする前の放送でしたから、本当に初めてくまちゃんのドラムを見て聴いたのがこの曲でした。ワンコーラスの演奏にナレーションもカブってたりしてたもので、細かくはわかりませんでしたが、くまちゃんのドラミング、神保さんばりのテクニックには感心しましたね。これで本来のCASIOPEA復活!ということで一安心と思ったのを今でも覚えてます。
くまちゃんのデビューアルバム「DRAMATIC」では先ほどの「FLY TO~」とその次の曲「THE TORNADO」が小生にとってのCASIOPEA ベストソングに今でも数えられます。曲そのものもさることながらくまちゃんのドラミングが大きく影響していることは間違いありません。

ちと残念なのはくまちゃんがドラマーだった時代のCASIOPEAのライブ映像がリリースされていないこと。1本位あってもよかったのにねぇ~。「20TH」のライブでド金髪になってしまった後のくまちゃんの姿が見られるのが唯一の救いでしょうか。そもそもあまりくまちゃんの姿を見れる映像が少ないもので、後は大黒摩季とDIMENSIONのライブビデオくらいでしょうかね。是非ともTRIXのライブDVDのリリースに一票入れときます。

ド金髪だったときはどうしちゃったんだろ~と心配になりましたが、渋さも加わった今のくまちゃんが一番カッコイイですよね!
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ビデオアーカイブ CASIOPEA編 ~MUSIC PARTY

2005-11-26 01:04:15 | J-FUSION
DVDレコーダーを購入したこともあり、昔録りだめたVHSをDVD化する作業を最近やってます。ホントビデオって見ないですよね~。録画しただけで一度も見てないビデオがどれだけあるか...。早送り巻き戻しの鬱陶しさはCD・DVDになれてしまうと耐え難いものがあります。

そんな中で久しぶりに見たのが...CASIOPEAの「MUSIC PARTY」。
正確な放送日はわかりませんが、JIMSAKUのご両人が脱退する直前の頃だったんじゃないかと思います。昔は単発ながらもCASIOPEAが単独で地上波の番組ができたんですね。確かTBSの深夜放送枠での放映で、CASIOPEAのライブてんこ盛りに加えてCASIOPEAがホストとしてゲストを迎えてました。それが久保田利伸と土岐英史です。

いろんな意味で貴重なライブ映像です。普通にCASIOPEAのライブもありますが、何と!久保田利伸の「流星のサドル」を共演しちゃってましたから。原曲はよく知りませんけど、やっぱりCASIOPEAの演奏はカッコいい!
それと面白かったのが、フュージョンCASIOPEAとジャズスタイルCASIOPEAの映像をメンバーそれぞれ並べて合成し、「CONJUNCTION」を通常バージョンとジャズバージョンを交互に(しかもアットランダムなスイッチングで)演奏するという、まさに画期的な?企画もありました。なかなかJAZZっぽいCASIOPEAって見る機会ないですからこれも貴重な演奏でしょう。

そして圧巻はCASIOPEAと久保田利伸に土岐英史を加えてセッション大会。曲は名曲「SPAIN」です。この曲を聴いたのはこれが初めてだったんですけど、難しい曲ですね。とはいえさすが神保さん、こんな変則的なドラムも難なくさらっとプレイしてました。すげぇ~!

惜しむべきはこの番組、単発番組でしたから文字通り単発に終わってしまいましたけど、どっかのCSとかBSデジタルあたりでこんな企画をまたやってくれないかな~なんて期待しております。
まあ、今じゃ地上波でCASIOPEAが単独で番組を持つなんて考えられませんからね、当時はまだフュージョンの良き時代であったのかな~と思います。

そういやなんかの歌番組で、CASIOPEA WITH 西城秀樹が「SUN」を演るなんて企画があったのを思い出しました。それとタモリの「今夜は最高」にもCASIOPEAがゲストとして出たなんてこともありましたね...。思い出してみると結構覚えているもんです。
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CANTINA BAND from STARWARS

2005-11-25 01:08:52 | Weblog
買ってしまいました...。
何って、スターウォーズのDVDです。しかも6作品を一遍に。
昨日エピソードⅢが発売になったのと同時に全作品が再発になったのを機に、まとめ買いしました。HMVの通販で買ったんですけど、びっくりするぐらい安かった。エピソードⅠとⅡなんざ定価で4000円超えるのに、2500円で買えちゃいました。ほとんどCD買うのと同じ感覚ですね。テレビで一所懸命録画しなくたって、特典もついてて画質もいい、CMもなければ字幕と吹き替えが選べるDVD買った方がいいという時代になったんですね。VHSのビデオソフトが2万円近くしていた頃とは雲泥の差ですわ...。

ところで以前、小生が初めて買ったレコードがANDY GIBBであったというようなことを書きました。これは実を言うとロック・ポップス系では初めてということであり、本当に生まれて初めて買ったレコードというのが、このSTARWARSのサントラ。もちろんテーマ曲のシングルレコードでした。多分小学生5~6年の頃であったと思います。作曲者はご存知JOHN WILLIAMS。言わずと知れた元TOTOのJOSEPH WILLIAMSの父君であります。
ところが、実際にハマったのはA面のスターウォーズのテーマではなくて、B面に収録されていた「CANTINA BAND(酒場のバンド)」だったんですね。オビワンとルークが運び屋を探すために入り込んだ怪しげな酒場。そこで酒場のハウスバンド?が演奏していたのがこの曲です。スチールドラムの音をメインに、木管系の楽器が奏でるファンキー?で軽い横ノリのJAZZでした。思えば小生がJAZZというものを意識して聴いた初めての曲だったことに今更ながら気が付きました。

スターウォーズといえばやっぱりそのテーマ、それに続くのがダースベイダーのテーマといったところがメジャーで、その後のシリーズでもずっと使われてますが、この「CANTINA BAND」もそれに続く名曲と言っていいと思います。そういえば昔G-クレフがカバーしてたりしてましたしね。(さすが目の付け所が違う!)

HMVの試聴ページもありますんで、ディスク1の11曲目、是非是非聴いてみて下さい。また新たなスターウォーズの魅力になるかも知れませんよぉ。
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TRIXライブの一考察

2005-11-23 01:45:01 | J-FUSION
TRIX 秋のくりくり祭りも大盛況のうちに終了したようで何よりです。

そこでいろんなBLOGやライブレポを見ているうちにたどりついたのがtakatakatokotokoさんのblog
感心したのが、「"野獣王国"が即興的な笑いを中心とした"ひょうきん族"系な笑いなのに対し、"TRIX"は"ドリフ"系の作りこんだ笑いであるということ」なんだそうです。
いや~鋭い。ちょっとお若い方にはわからないかも知れませんが、小生この表現にいたく感動致しました。まさに言い得て妙です。

確かに"野獣王国"は言ってみればたけし、さんまに匹敵するような独特のキャラが立っているナルチョと是方さんを中心に、時に下品に、時にブラックにその場その場の思い付きの会話とツッコミで笑わせる、というのが主な笑いです。難波さんもあまり前面には出ませんが、しゃべり出すととまらない、外見に似合わぬ言動がまた笑いを誘うわけです。

対するTRIXは須藤さんという独特の体育系キャラに、イジられ役の平井クン、自身のイメージを自らぶち壊す窪田さんに宇宙人のくまちゃんというこれまたバラバラなキャラ構成ではありますが、キャラを活かした場面でのMCで笑いをとりつつも、曲の演奏そのものでも笑いがとれる、しかるにあらかじめ"笑うところ"を仕込んでいるんですね。(窪田さんの平井クン教育コーナーとか、平井クンのミニアンプのかき消し音量演奏とか、"AN INDEX"の途中終了とか、枚挙にいとまがありません)バンド時代のドリフがどんなライブを展開していたのかは知る由もありませんが、やっぱり演奏にもいろいろ仕込んでたんでしょうね。くまちゃんのMCで「TRIXのリハは演奏よりも段取りの打ち合わせの方が重要なんです!」という言葉が物語ってます。(それってやっぱりコミックバンドなんじゃ...なんて声は聞こえませんとも!?)

てなわけで、"笑える"FUSION界を代表するこの二つのバンドの笑いについてでした。
もちろん小生両方とも大好きであります。やっぱり音楽は楽しまなくちゃね!
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ALIVE AND KICKIN' / 佐藤竹善

2005-11-21 23:52:56 | AORとか
また10日ほど間が空いてしまいましたが13CATSネタ最終回。

佐藤竹善が「FACT OF LIFE」ツアーを開始したのが2000年の冬でした。
ツアーメンバーはレコーディングと同様
TAKASHI NUMAZAWA(ds)CAT GRAY(vo.keys)SATORU SHIONOYA(keys)BOBBY G.(g)
RAYMOND MCKINLEY(b)EDDIE M.(sax)STEVE BAXTER(tb)
です。当時KARL PERAZZOは既にSANTANAのツアーに入ってましたから、当然のことながら参加してません。

このライブの模様は「ALIVE AND KICKIN'」というタイトルでライブ盤としてリリースされました。CD EXTRAのおまけで、ライブ映像も収録されてて、CATのお姿も見ることができます。

また、このツアーの合間をぬって「NOTHING BUT THE FUNK」というタイトルを冠した沼澤尚主催のライブも行われています。ついこの間も「NOTHING BUT THE MIDNIGHT FLASH GROOVE」と称してMARCOS SUZANOと演ってましたしね、沼澤氏主催のライブとして今でも定着しています。で、当時のメンバーは単に上記ツアーメンバーから佐藤竹善を抜いただけ。
そして、このツアー終了直後の4月にもまた「NOTHING BUT THE MIDNIGHT FUNK」が行われました。この時はSANTANAのツアーでKARLが来日していたことに加え、更にEW&Fのメンバーも加えた編成だったわけですけど...。CATがいません。というか、佐藤竹善のツアーが終わったあと、CAT GRAYの情報がぷっつりと途絶え、それ以降全く表舞台に現れることが全くなくなってしまいました。その代わりと言ってはなんですが、以降沼澤氏の重要なパートナーとなる森俊之がこのライブから現れています。
深読みすれば、このツアーで何らかの問題が発生し、沼澤氏とCATの縁が切れたのかも知れません。小生の勝手な思い込みかもしれませんが、以後いろいろなインタビュー記事において沼澤氏は13CATSに関する話題を意識的にと言ってもいいほど避けているように感じます。
このあたりが結局のところ13CATSの終焉だったと言えるんでしょう。

好きだったバンドがこんなはっきりしない形で消えてしてしまうのはなんとも寂しいものですね。
残されたのは何枚かのCD。過去のものとはなってしまいましたが、大切な愛聴盤です。


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またまたHMVでのお買い物 2

2005-11-20 01:18:08 | Weblog
こないだ購入したCDのお話。

3.OKRA / 佐藤竹善
先日ここでもご紹介した「FACT OF LIFE」以来となる佐藤竹善のオリジナル・ソロアルバムです。前作ではCAT GRAYサウンドにヘヴィなギターサウンドを絡ませたような印象でしたが、今回もギターサウンドを中心とした音作りを継承しつつ、RAPとビッグバンドジャズをコラボレイトするなど更にバラエティに富んだ作品になってます。
でもやっぱり注目しちゃうのが、ボーナストラック扱いになっている「JOJO」。JEFF PORCAROも参加していた「MIDDLE MAN」の1曲目収録のBOZ SCAGGSのカバーです。(そういや紙ジャケでリイシューされますね)本来「CORNERSTONES」シリーズ向けの曲ですからボーナス扱いになっているんでしょうか。アレンジがビッグバンドジャズっぽくなっているところが賛否両論かもしれませんけど、やっぱりAORの伝道師、佐藤竹善の選曲には琴線に触れるものがあります。

4.ALL THAT I AM / SANTANA
続きましては、スーパーコラボレーションアルバム3部作のラストとなるSANTANAの最新作「ALL THAT I AM」です。輸入盤を購入したんで、例のBMG SONYによるコピーコントロールウィルスもどきの問題からPCで再生するのにビビってたんですが、搭載されていないようだったので一安心です。
引き続き他の著名ミュージシャンとのコラボレイトということで、ある意味あざとさも感じ得なくもないですが、3部作の最終作品ということもあってかオリジナル曲も含めて最も完成度の高い作品になっている気がします。やっぱりSANTANA、誰が歌ってようが、ギターはSANTANAそのものであり、全ての曲をラテンをベースに料理してしまう力量はさすがとしか言い様ないですね。
個人的には前作に引き続くMICHELLE BRANCHとの共演による「I'M FEELING YOU」のベタベタなキャッチーさ、AEROSMITHのSTEVEN TYLERとの「JUST FEEL BETTER」の大仰なサビ、オリジナルの「DA TU AMOR」の持つ、らしからぬジャジーな渋さがお気に入りであります。(褒めてんだかけなしてるんだか自分でもわからん)
相変わらず元(って言っちゃっていいんですね)13CATSのKARL PERAZZOが大活躍。パーカッションのみならず、ボーカル、更には「DA TU AMOR」はドラムも叩いているようです。
また、DENNIS CHAMBERSも引き続き参加してますが、ドラマー界を代表するようなこれほどのバカテクドラマーがSANTANAに拘束されているのはちょっと惜しい気もしますね。
NIACINの活動再開に一票入れときます。

あんまり一度に買っちゃうと聴く暇がなくなるんで買わなかったんですが、HIRAM BULLOCKの新作「TOO FUNKY 2 IGNORE」もなかなか良かったです。次回購入予定ということで。

ついでに小野塚晃&三好"3吉"功郎によるデュオアルバム「FIRST TOUCH」もカミさんが買ってました。音楽が存在する根源的理由とも言える、"大人が求める心地よさ"を感じるアルバムですね。とはいえあまりに大人すぎて基本的子供の小生向きではありませんが、ガシガシビシビシばっかりのビート重視もいいですけど、普通にこんな心地よい音楽も聴けるようにならないと大人にゃなれんな~と思う今日この頃であります。
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またまたHMVでのお買い物 1

2005-11-19 01:02:08 | Weblog
こないだHMVで買ってきたCDのお話。

1.THE STATE OF THINGS / DAVID GARFIELD & FRIENDS
正直言って騙されました...。
HMVで試聴コーナーもできていて、DAVID GARFIELDには珍しく大量に入荷してたものですからてっきり「TRIBUTE TO JEFF(REVISITED)」と同時期にリリースされる予定の、DAVIDの新作と勝手に思い込んで即買いしたんですけどね...。どうも今までにDAVIDが関わった作品からチョイスされた欧州仕様のベスト盤だったようです。(恐らく未発表曲も入っているようですし、今ひとつどのような位置付けになるのかよくわからないアルバムなんですけどね)ベスト盤は買わない主義ではありましたが、DAVID GARFIELDをコンプしているわけでもないんで、初めて聴く曲も半数以上あったものですからまあ、それはそれで貴重なものと思うことにしてます。でもせっかくだったらCARLOS VEGAのみならずJEFF PORCARO参加作品も入れて欲しかったな~。
(ちなみにTRIBUTE TO JEFFからは「IF SIX WAS NINE」が収録されてます)

2.IMPRESSION / DIMENSION
DIMENSIONの新作です!
既にあちらこちらでレビューされていますが、ご多聞に漏れず小生もこのジャケット脱がすんに往生しました。
前作がカバー集的な企画でしたが、今回はオリジナル曲に回帰してます。第一印象としては、このところドラムは打ち込みがメインだったんですけど今回は石川雅春氏がほとんどの曲で叩いてることもあって、初期の頃のサウンドと最近のクラブ系?サウンドをミックスして更にジャジーさを加味したような感じでしょうか。「14TH HEARTS」「15TH INTO A NEW WORLD」あたりが大好きな小生としては、前々作の「MELODY」で拍子抜けしてたことを思えば、結構バラエティー豊かで、DIMENSIONらしさが溢れた仕上がりじゃないかと思います。とはいえまだまだ聴きこみが足りないので、聴きこむうちに印象も細かく、深く変わっていくんじゃないかと思いますけどね。そのうちDIMENSIONにも触れていくことにもなろうかと思いますんで、またその時ということで。
関係ないですけど、昨日のエントリーでLINKしたCOOL SOUND中田師匠の日記に、LOS LOBOTOMYSに最適な日本人ギタリストは?という下りがありました。なかなかSTEVE LUKATHERに近い存在のギタリストって難しいとは思いますが、小生真っ先に思い浮かんだのが実は増やんだったりして。(でもやっぱ違うよな~)

他にもまだありますんで、この続きは次回ということで。
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TRIBUTE TO JEFF (REVISITED)のリリース情報

2005-11-18 00:35:59 | TOTO&FUSION
以前にも書きましたが、DAVID GARFIELD & FRIENDS/TRIBUTE TO JEFFのリマスター版、REVISITEDが近々リリースされるようですね。
CREATCHY RECORDSからのメルマガにも"COMING SOON"ということで公式に告知されましたし、既にCREATCHYのHPのTRIBUTE~のページはREVISITEDバージョンに差し替えられています。
ちなみにボーカルバージョンの「BABYLON SISTERS」「LOWDOWN」が試聴できます!
どうも位置付け的にはREISSUEに近いようで、2曲のボーカルバージョンとボーナストラック以外はオリジナル版と同内容になるみたいですが、それも仕方ないでしょうね。
日本ではCOOL SOUNDの中田師匠が絶対出す!と言ってましたので、まだ正式な告知はありませんが、COOL SOUNDからのリリースになるんじゃないでしょうか。輸入盤が先か、日本盤が先になるのかはわかりませんが...。

ついでながら中田氏の日記にTOTOの新作についても触れられています。今回のアルバムはかなりプログレッシブ!らしいです。久々に「HYDRA」みたいな雰囲気だったらいいのにな~。
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