TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

RARE’ XTRA / RX

2007-04-26 00:28:51 | J-FUSION
気を取り直して、RXネタ再開です。

1991年の「CHAMICAL REACTION」から遅れること2年半、リリースされたのがこの「RARE’XTRA」。
1993年の7月にPOWER STATIONで行われたライブ録音なんです。

日清POWER STATIONってのも懐かしいですね。小生結局行けず終いだったんですが、前を通る度にあこがれの眼差しで見ておりました。だってカップヌードル喰いながらライブ見れるんだからこんな素晴らしいことはない。(違うって?)

話を戻してこのライブはRXのライデン、ゼノン、怪人松崎様に加えて宮越雄基もRXメンバーとして名前を連ねてます。更にゲストは和田アキラ、本多俊之、井上浩一、レクターH伯爵(=石黒彰…今度また熊ちゃんとストさんで山本恭司をやりますね!)という豪華なメンバーです。
ジャケットの写真を見ると、レクター伯爵も含め悪魔の皆さんは当然にして悪魔のカッコしてやっているんですね。そんなカッコでフュージョンやっているというのもまた申し訳ないけど笑えます。
ちなみに当時、小生もRXなら見に行きたいな~なんてちょこっと思ってたんものの、その時点での客層を考えて躊躇してしまった経緯があるんですが、このアルバムを聴くとあながちそれが間違いではなかったことがわかります。いや~「らいでん~」とか「ぜのん~」とか「きゃ~」だとかね、黄色い声援が飛びまくる、不思議なフュージョンライブです。そんな雰囲気の中ですから和田アキラさんとか本多さんとか結構やりにくかったんじゃないですかね。

収録曲は9曲。オープニングはJACO PASTORIUSの「SOUL INTRO」という選曲がらしくっていいですね。あとはほとんどが「CHEMICAL~」からの選曲で、それぞれのソロをフィーチャーした「WAR CLOUD」から、本多さんのソプラノサックスによる「TEA FOR THREE」なんてモロジャズな雰囲気をズンチャッチャといろいろ趣向を凝らしながら再現しています。1曲だけ「オヤマニアン」なる新曲らしき曲も入っていて、これがまたファンキーなギターカッティングをフィーチャーしたなかなかゴキゲン!なナンバーでしたね。とにかく、聖飢魔Ⅱのサイドワークなどとは侮ってはいけません。レコーディングだけでなく、ライブバンドとしての演奏も申し分ないことを証明している名演です。
ラストナンバー「FUNKAHOLIC BROTHERS」のブレイクのキメをギターの誰かが思いっきりハズしてたのはご愛嬌ですけどね。

RARE’ XTRA / RX
RAIDEN YUZAWA(ds)XENON ISHIKAWA(b)YUICHI MATSUZAKI(keys)YUKI MIYAKOSHI(g)
AKIRA WADA(g)TOSHIYUKI HONDA(sax)KOICHI INOUE(perc)WRECTOR.H(keys)

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