昨夜、あの「匠」のスペシャル番組(ビフォー何とかという番組)をやっていた。番組の大ファンである娘Hは7時からTVの前に釘付け。「すごい」「へぇ~、こうなるんだ」と独り言を呟きながらの鑑賞。この番組については賛否両論あると思いますが、あえて私なりに意見を申しますと…功と罪が相まみれています。
まずは功。これは一言に尽きます、「建築家」「設計事務所」という存在を一般の人々に浸透させたこと。建築家ってどんなことをしている人達なんだろう?設計事務所の仕事ってどんな内容?という疑問を持っていた世間の人々に映像を通してその疑問を解決させてくれた。この番組をきっかけに建築家、設計事務所の認知度を上げてくれる番組が結構出ました。知人・友人からも「あんなことやってるの?」とよく聞かれるようになりました。
そして罪はというと…。ちょっとメディア的にやりすぎとやらせが垣間見れるということ。実際の我々の仕事は施主との打合せ無しで仕事は成り立たない。「劇的」にするために施主の要望を最初に聞いただけで打合せが皆無の状態でいい建築は生まれないはず。議論があっていい方向(建築)に持っていけるのではないだろうか?最後にはいどうぞと施主に作品をを見せたときに施主自身が納得しなかったらどうするんだろうか?まあ、そういう条件で施主もお願いしてるんだろうし、TV側もそういう内容で施主との契約をしているんだろうけど…。あまりにも演出に走りすぎている感じがする。専門家としては当たり前のことなんだけど、TVは魔法をかけてすごいものができました!というようなかなり誇張した表現も多々あります。
番組が始まった頃は、よく見てました。それは色んな仕掛けにヒント貰ったりとかもありました。しかし何回か見てるうちに見なくなったんです。それは番組自体が上記の演出にあまりにも走りすぎたせいか自分にとってつまらなくなってしまったんです。「こんなことありえない」「これはやりすぎなんじゃない?」「こんなに誇大表現することかな?」「こんな金額じゃできないよなあ?」という気持ちがかなり自分の中に湧き上がってきたからです…。でもたまにスペシャルで見るとそういった感情も少しは風化しますね。昨夜は見てみようかなという気持ちになりました、毎週だと色んな疑問が出てきますけどね…。まあ建築家を紹介してくれるのはいいことだと思うのでスペシャル枠で頑張ってください。
まずは功。これは一言に尽きます、「建築家」「設計事務所」という存在を一般の人々に浸透させたこと。建築家ってどんなことをしている人達なんだろう?設計事務所の仕事ってどんな内容?という疑問を持っていた世間の人々に映像を通してその疑問を解決させてくれた。この番組をきっかけに建築家、設計事務所の認知度を上げてくれる番組が結構出ました。知人・友人からも「あんなことやってるの?」とよく聞かれるようになりました。
そして罪はというと…。ちょっとメディア的にやりすぎとやらせが垣間見れるということ。実際の我々の仕事は施主との打合せ無しで仕事は成り立たない。「劇的」にするために施主の要望を最初に聞いただけで打合せが皆無の状態でいい建築は生まれないはず。議論があっていい方向(建築)に持っていけるのではないだろうか?最後にはいどうぞと施主に作品をを見せたときに施主自身が納得しなかったらどうするんだろうか?まあ、そういう条件で施主もお願いしてるんだろうし、TV側もそういう内容で施主との契約をしているんだろうけど…。あまりにも演出に走りすぎている感じがする。専門家としては当たり前のことなんだけど、TVは魔法をかけてすごいものができました!というようなかなり誇張した表現も多々あります。
番組が始まった頃は、よく見てました。それは色んな仕掛けにヒント貰ったりとかもありました。しかし何回か見てるうちに見なくなったんです。それは番組自体が上記の演出にあまりにも走りすぎたせいか自分にとってつまらなくなってしまったんです。「こんなことありえない」「これはやりすぎなんじゃない?」「こんなに誇大表現することかな?」「こんな金額じゃできないよなあ?」という気持ちがかなり自分の中に湧き上がってきたからです…。でもたまにスペシャルで見るとそういった感情も少しは風化しますね。昨夜は見てみようかなという気持ちになりました、毎週だと色んな疑問が出てきますけどね…。まあ建築家を紹介してくれるのはいいことだと思うのでスペシャル枠で頑張ってください。