徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

今年も、ひとつの夏が終わりました…2

2010-07-21 09:00:02 | 愛しき野球おバカ達
 また今年も、ひとつの夏が終った…

 18日の日曜日、酒田市営光ヶ丘球場にて酒田東VS山本学園の試合がありました。3年生にとっては最後の大会、そう甲子園予選です。私は控え選手と一緒にスタンドから応援し、20数年前の18の夏に戻っていました。

 試合は緊迫した投手戦。両校のエースがランナーを出しながらも要所を締め、引きしまった試合展開。先制したのは山本学園。4回表にタイムリーヒットで1点を取る。酒田東もランナーを出しながらもあと一本が出ない。スタンドからは歓声と悲鳴が交差する。8回裏に4番のライト前タイムリーで何とか追いついた酒田東。もつれた試合は1-1で延長へと…。

 延長10回から、酒田東は2番手のピッチャーをマウンドへ送る。1アウトランナー無から、7番バッターの打球は左中間を襲う。センターがここ一番のダイビングキャッチを試みる。しかし、無情にもあと数10cm届かず、打球はフェンスまで転がる3塁打。次打者をファーストゴロに打ち取り、2アウト3塁。何とか抑えてくれ、頼む

 9番バッターは2アウトからセーフティースクイズ。しまった、やられた。打球は酒田東守備陣を嘲笑うかのように、サードとピッチャーの間に転がった。サードが素手で取ってファーストに送るも、間一髪間に合わずセーフ。大きい1点はついに山本学園に入った

 もう後が無い酒田東は、10回裏1アウト3塁と一打同点のチャンス。ここで2、3番に打順が回ってきた、期待が持てる。しかし、真夏の日差しが照りつける中、2番三振、3番ファーストフライでTHE END

 春にはピッチャーを含めた守備が崩壊し、大敗を喫する毎日。この1カ月で大きく成長した酒田東ナイン。この日も、延長10回でノーエラー。負ければ悔いは必ずある。しかし、胸を張って顔を上げよう。ここまで成長した酒田東ナインに、球場の観客と酒田市民はきっと拍手を送ったに違いない…。
コメント
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