昨年、「オチノメのイエ」をやらせて頂いた。このクライアントを紹介してくれたのは小学校~中学時代の同級生だった。クライアントと彼は従兄弟。そんな縁があって「オチノメのイエ」は実現したのだ。
同級生と十数年ぶりに会ったのが2年前のお盆。大いに昔話に盛り上がったとともに、オチノメのクライアントを紹介してくれたのだ。そして今、そのご縁もあってその同級生の実家の新築を設計している私。
彼の実家はお兄さんが守っていて、お母さんと元気に暮らしている。実家にはよく遊びに行ったものだ。茶の間、台所、彼とお兄さんの部屋…、私の幼い時の記憶そのままである。お母さんの笑顔も、30年分の歳は取ったものの昔と何ら変わりはない。
私の頭の中にあるアルバムの1ページに、間違いなく大きく刷り込まれている彼の実家。その実家の新築を私が手がける意味は大きい。クライアントはもとより、同級生の期待にも応えねばならない。いやそれ以上のものを…。
阿吽の呼吸だった彼と私。お兄さん、奥さん、子供たち、そしてお母さんとも阿吽の呼吸で、このストーリーを組み立てていかねばならない。ストーリーのプロローグはもう終焉し本章に入っている。このストーリーがエピローグを迎えるのは、青々となった葉が赤に変わり落葉する頃。次の正月には、同級生の彼にもいい報告ができることだろう。
同級生と十数年ぶりに会ったのが2年前のお盆。大いに昔話に盛り上がったとともに、オチノメのクライアントを紹介してくれたのだ。そして今、そのご縁もあってその同級生の実家の新築を設計している私。
彼の実家はお兄さんが守っていて、お母さんと元気に暮らしている。実家にはよく遊びに行ったものだ。茶の間、台所、彼とお兄さんの部屋…、私の幼い時の記憶そのままである。お母さんの笑顔も、30年分の歳は取ったものの昔と何ら変わりはない。
私の頭の中にあるアルバムの1ページに、間違いなく大きく刷り込まれている彼の実家。その実家の新築を私が手がける意味は大きい。クライアントはもとより、同級生の期待にも応えねばならない。いやそれ以上のものを…。
阿吽の呼吸だった彼と私。お兄さん、奥さん、子供たち、そしてお母さんとも阿吽の呼吸で、このストーリーを組み立てていかねばならない。ストーリーのプロローグはもう終焉し本章に入っている。このストーリーがエピローグを迎えるのは、青々となった葉が赤に変わり落葉する頃。次の正月には、同級生の彼にもいい報告ができることだろう。