徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

フィーバーの影に。

2015-10-29 09:15:38 | 今日のひとり言・雑談
 ラグビーW杯で見せたエディー・ジャパンの快進撃。グループリーグを3勝1敗で堂々たる成績だったが、勝ち点の差での敗退。しかし、南アフリカを破るなどセンセーショナルなプレーを随所に見せ、日本中を興奮の坩堝にした。

 

 一躍スターになった、リーチマイケル、五郎丸歩は今でもメディアに引っ張りだこだ。ちなみにうちの息子もこのところ五郎丸カットにしたようだ、全然関係ないが…笑。

 

 今から30年も前の1980年代に一代ラグビーブームがあった。花園ラグビー場や国立競技場には女性ファンの姿があちこちに見受けられた。フィールド上のスターといえば、平尾であり、吉田であり、堀越、今泉と言ったところか。

 あの松任谷由実ことユーミンが、「ノーサイド」というラグビーをモチーフにした曲を作ったことも重なり、スポーツ紙の一面を飾ることもしばしばだった。

 30年前と同じように、今日のブームは一過性のものなのか。30年前は、ラグビー日本代表が世界で闘えるものではなかった。しかし今は違う。

 ラグビー界がここ数10年背負ってきたもの、野球やサッカーに後塵を舐めさせられていたもの。そんなものがあったからこその今日の飛躍。

 ルールが分らなかったら、実況しているアナウンサーがTVを通じてルールを教えればいい。Jリーグが発足した当初もそうだった。当時よくアナウンサーがオフサイドの説明をしてたことを思い出す。今でこそ、サッカー観戦してるほとんどの人が、オフサイドというルールを知っている。

 ラグビーもそう有って欲しい、野球に押されてたサッカーがJリーグの発足とともにそうなったように。ラグビー界は今がチャンス。今回の日本代表の躍進、4年後のW杯日本開催、そして2020年の東京五輪が控えている。

 1980年代を繰り返してはならない。今ラグビー界の隆盛を切に願う。しかしそこには悪人面した偉い方の顔は見たくないものだ…。
 
コメント
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