徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

今日のお客さん…2

2008-07-10 15:52:10 | 建築つれづれ…
 午後一番に携帯TELが鳴った。K設計事務所のKさんだ。「安藤忠雄の講演会のチケットまだある?」「ありますよ。」
                    
 Kさんが私の事務所に来所したのはTELから30分後の午後2時。Kさんも当事務所が初めてなので、来るや否や事務所の内部をぐるっと見渡します。「広いねぇ~」Kさんだけでなく事務所を訪れた人はみんなこう言います。確かに広いんです。一人当たりの面積が70~80㎡ですのでざっと3LDKのマンションの1室を独り占めって感じです。Kさんは高校の先輩でもあり、同業者でもあるので仲良くさせてもらっています。ですから話が弾みます、安藤忠雄のこと、建築のこと、酒田の設計事務所事情、高校の同窓会のこと…、気がつくと時計は3時半を廻っていました。お互いに暇なのかずいぶんとおしゃべりをしてしまったようです。(実際にKさんも暇だと言ってました、ゴメンナサイもち私は暇です)3LDKのマンションの1室に一日一人でずっといると外に出たくなりませんか?人恋しくなりませんか?私は「オタク」や「引きこもり」と呼ばれるような人間じゃないので、こんな広いところに一人でいると人恋しくなります。
 「いらっしゃいませぇ~」とほんとのお客さん(クライアント)がいきなり来るような職種でもないので、こんな感じで遊びに来てくれるお客さんが今はとても貴重です。もしかしたら、いやもしかしなくても後になっても貴重なのかもしれません。どんなものにせよ人脈は大事にしなきゃね、私のモットーも「人脈は宝だ」ですから…
 Kさん、仕事が暇でも頑張りましょう、酒田のためにも、自分のためにも!いい建築を実現しましょう!そしていい40代を過ごしましょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボヤキとは…

2008-07-09 11:05:51 | 今日のひとり言・雑談
 このブログのタイトルにも使われている”ボヤキ”という言葉。最近では楽天の野村監督の十八番になっていますがどういう意味かわかりますか?ボヤキの語源は、小火(ボヤ)からきていて、大きく燃やさない事なので、小言のことだそうです。
 また、似たような言葉で”愚痴”というのもあります。愚痴の語源は仏教用語で、「愚かに思い迷うこと」なのだそうですが、意味が少しずつ変化し、今では「言ってもしかたがないことを言って嘆くこと」という意味だそうです。
 先日ある酒宴の席で某会社の社長さんにこんなこと言われました。ボヤキは前向きで解決策があるけど、愚痴は後ろ向きで解決策が無くただただ嘆いているだけだと…。ナルホド!そういう意味ではこのブログの記述内容も解決策があることや、未来に向かって前向きな意見・内容でありたいと思います。この2つの言葉の意味を知らずにただ単に”ボヤキ”とタイトルに使った私の教養の無さが悲しいぃぃー

 ここでうんちくついでにもうひとつ。みなさん7月になりましたが、7月の別名を文月(ふみつき)と言いますよね。7月7日の七夕に短冊に詩歌や文字を書いて笹についけて飾りますが、実はあれ昔は文を書くことや習字がうまくなるために願ったらしいんです。その風習から文披月(ふみひらきづき)が変化して文月となったそうですよ。

 どうでしょう、飲み屋での小ネタになったでしょうか!?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日のお客さん…

2008-07-08 17:10:21 | 建築つれづれ…
 本日午後当事務所に来客がありました。といってもそのお客は30年来の友人。建築家安藤忠雄の講演会のチケットを手土産に、初めての当事務所への訪問です。がしかし、このチケットすでに私の手元に5枚の在庫有。当日の私の予定としてはPTAのイベントがあり泣く泣く欠席なんです。

 実は2年前の秋にも彼の講演会を聞きに行きました。そのときの印象はと言うと…「大阪のオモロイおっさん」てな感じでした。でもやっぱ話は上手い。人を引き付ける雰囲気、話術はさすが大阪人!という感じでした。講演を星の数ほどこなしているので上手いですよ、本音半分、冗談半分の話の構成力は…。表現力が豊かな人ってうらやましいですね、自分もこうなりたいと…建築設計やっている上では大事だと思います、表現力って。図面でもなく、絵でもなく、言葉の表現力。クライアントの気持ちをつかむのってこの言葉の表現力ではないでしょうか?
 という訳で30年来の友人とは安藤忠雄講演会の話は1分にて終了し、「全国高等学校野球選手権山形大会」の話で盛り上がりました、そうその友人とは野球つながり。あっ、そう言えば彼の自宅を昨年この私が設計させてもらいました…。そんなこともあって、我が家の改築計画にも興味津々。まじまじと模型を見て感想を言って帰りました。
 それから30分後、事務所の扉が開く音が、やったお客さんだ!!と思いきや現れたのは実の姉…。事務所開設後の初のクライアントが事務所を訪れるのはいつの日になることやら…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする