徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

打合せ三昧の3連休

2012-09-20 08:39:05 | 建築つれづれ…
 15日~17日の三連休…いやいや暑かった。暦の上でももう十分に秋なのに、気温だけがぐんぐん上がった連休でした。息子の運動会に始まった連休は、その後は打合せ三昧となりました…

 運動会終了後、夕方からそのまま打合せ。お客さんも運動会帰りである。お互い真夏の太陽で、肉体的な疲労を背負いながらの打合せはいささか疲労困憊気味。打合せ自体は穏やかに流れて行った。プレゼンから約2カ月、本格的に動き始めた家づくりの旅である

 次の日は午前にリフォームのお客さん宅へ。色んなメーカー、工務店を経由して私の元へ辿り着いた。8月の無料相談会に来ていただいた方で、思わぬ縁が我々を結びつけてくれたリフォーム。この縁も大事にしたい

 午後からは3月のセミナーに来場してくれた方との打合せ。セミナーでは、奥さんが熱心に聞いてくれていたことを思い出す。つい先日、正式に設計依頼のTELを頂いき、この日の打合せとなった。すでにプレゼンは2回行っていて、1回目よりは2回目の方が確実にお互いの距離が近づいた感じがあったのは事実

 連休の最終日は、ファーストプレゼンのお客さん。御主人とは数回会ってはいたが、今回は奥さんも子供も一緒。私としては奥さんが案に対してどんなリアクションをしてくれるのか気になってしょうがなかった。CG、模型を使ってプレゼンを始める…。慎重に言葉を選んで説明する自分。ところどころに、奥さんの笑みが垣間見れる。一生懸命、案の内容を理解しようとする旦那さんと奥さん。私の心配は杞憂に終わった…

 さて、今日はいく分涼しい朝を迎えています。大地も昨日今日の雨にリフレッシュしたことでしょう。三連休の疲れが残っていた私の身体も、昨日のスローダウンで気分一新。今日も元気に行くことにします
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久しぶりの運動会

2012-09-18 10:08:03 | PTA・地域活動
 9月15日(土)は息子の運動会でした。運動会に出席するのは何年ぶりになるんだろうか。4~5年ぶりぐらいですね。さっぱり御無沙汰でした。息子Kも今年6年生。小学校最後の運動会です。来年からは、来なくていいと言われそうですね

 息子は組頭をやりたかったようでしたが、応援団長に納まりました。他の子が組頭をやりたいと言うので、自分は応援団長で組頭を譲ったと言います。でも、本音は組頭をやりたかった模様。さて、その応援団長の活躍ぶりは如何に…

   

 序盤で息子の組はトップを独走。しかし団体競技の綱引き、騎馬戦で勝つことができずポイントを稼げない。案の定、トップから最下位に転落。悔しがってる所で昼食です。一緒にご飯を食べ、午後から挽回すると意気込んでいる

 午後からは団体競技ばかり。最初の種目で勝利を飾ると、低学年リレー、中学年リレーと快勝。そして最終種目、高学年リレー。全員が参加するリレーは、目まぐるしく順位が変わる。見てる分には見ごたえ十分

 最後の最後、ゴール前で抜かれ2位に。しかし全員よく走った。総合結果は、後半の追い上げもわずか届かず惜しくも準優勝。しかし、応援団長の息子としては応援賞を勝ち取ったので、団長の面目は保ったという形か…。

 しかし、気温35℃の中の運動会。暑かった…。これに尽きます。もう彼岸が来るって言うのに、この暑さちょっと異常です…
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めずらしいお土産

2012-09-12 10:30:03 | 建築つれづれ…
 新潟大学建築コースの学生達が事務所訪問してくれた際に、彼らからお土産を頂いた。その名も「新大3(しんだい3乗)トランプ」なるもの。中には、新潟大学の数々の名所や懐かしい場所を写真に撮ったトランプが入っていた。撮影した場所のMAPも添えてある

 キャッチコピーは「新大生の新大生による新大生のためのトランプ」。写真が背景になっているため、新潟大学のアルバムとしての機能も併せ持つ逸品だ。作成したのはもちろん現役の学生達。中々の出来栄えである。

 私の通っていた頃と比べ、ほとんど変わってない校舎群やグランド。良く見ればリニューアルした施設や寮も載っていた。施設の写真だけでなく、講義の風景、学祭の様子、卒業式、入学式…各行事の写真。大学の最寄りの駅や近隣の風景。全てが懐かしすぎるではないか

 少し残念だったのは、大学周辺のお店のマスターや店主の写真なんかも載せると、もっと面白く懐かしさが込み上げてきたかもと思う、OBとしては…

 卒業して20数年…。大学の敷地内に足を運ばなくなって約20年。今度大学に行ってみようと思わせるこのトランプは1個880円也。大学の生協購買部で販売している。

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今日のお客さん…31

2012-09-10 09:26:03 | 建築つれづれ…
 昨日の9月9日、母校新潟大学の建築コースの学生が当事務所を訪問してくれた。総勢10名の大所帯。目的は私の作品「タカハタのイエ」の模型を制作するため。事務所では私のプロフィールや今の仕事の状況から話し始めた。

 学生はほとんどが2年生ということもあり、全体的にフワフワした感じがあった。それは建築コースに上がったばかりというのと、自分の進むべき道がまだはっきりしてないことがその原因に感じられた。

 1時間ばかりで事務所を後にし、高畠町に向かった。

 タカハタのイエに到着すると、早速外観から写真を撮る若者たち。図面だけでは把握しきれなかったものが、実際の住宅を見てクリアになり感動してる者。自分の製作するパーツを凝視しどうやって作ろうかと考える者。

    

 内部を見学させてもらう前に建て主さんにみんなで御挨拶。私も5カ月ぶりに会うが、何故かそんな気がしない。密度の濃い1年間をともに歩んだことが脳裏をよぎる。学生たちが自由に見学してる中、私は建て主さんといろんな話に花を咲かせていた。設計中や工事中の話、住んでみての感想、近所づきあいの話、工事担当者の話…。

 さて、学生たちはというと…写真を小まめに撮っては感動してる様子。私は学生が質問してくることを細かに説明。「なるほど」という顔をする学生たち。私はそれを見てニヤニヤ…。

 一通り見学を終え、建て主さんに学生から質問が飛ぶ。「この家のいいところは?」。建て主さんがきちんと説明してくれた内容に私は感動。何故かというと、事務所見学時に「タカハタのイエ」のコンセプトを説明していたが、建て主さんが言った内容が私の言ったことと全く一緒だったのだ。1年間の濃いお付き合いが、お互いの感性までも一緒になっていた。

 私にとってもアフターフォローにもなったし、学生にとってもいい見学会になった。こんな機会をくれた大学の先生方にも感謝したい。私と建て主さん、私と学生達、素晴らしい関係を築けた感慨を胸に私はタカハタのイエを後にした。
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孤独なマウンド

2012-09-07 08:29:05 | 愛しき野球おバカ達
 二宮清純氏の興味深いコラムを読んだ。野球好きの私は自然に引き込まれていったので以下に紹介したい。~

    

 ピッチャーとは孤独な生き物である。小高いマウンドに上がれば、もう誰も助けてはくれない。つまりピッチャーが成功する条件――それは孤独に耐えられるか否かだと言っても過言ではない。

 この8年間で4度のリーグ優勝を果たした落合中日をヘッドコーチなどで支えた森繁和が『参謀』(講談社)という本を上梓した。我が意を得たり、という件(くだり)があったので紹介しよう。

<グラウンドでの練習中、投手は意外に一人になることがない。ブルペンでは隣で仲間が投げているし、キャッチャーからも声がかかる。
 投内連係などの守備練習は当然、複数の投手陣で行う。外野フェンス際でのランニングも複数で走るのが普通だ。つまり、投手陣はみんなでわいわい話をすることが多いのだ。それはそれで自分のためになることはある。

 一方、これは投手に限らないが、宿舎に帰ると今の選手たちは個室を与えられる。そこで何をしているか、若い選手たちに聞いてみると、たいがいゲームである。

 一人ではいるのだが、これは「孤独に過ごしている」という感じではない。孤独な時間を作るのが重要なのは、それが自分を見つめ直す時間になるからだ。そして自分を見つめ直すことは、すなわち一人で野球を考えることになるのだ。>

 ひとりで考える。ひとりで自分と向き合う――しんどい作業である。しかし、これをやり遂げないことには難局を打開することはできない。

 森は続ける。<オフや試合後、一人でゲームやパチンコをやっている投手はなかなか一人前にならない。それだったら、まだ麻雀で勝負の駆け引きを学び、相手の心理を読む訓練をしてくれたほうがよい。若い選手たちには、たまにこういう話もするのだが、「何をどうやって考えればいいんですか?」などと聞かれることがある。一人で考える習慣ができてないのである。私はそんなときこう答える。「そんなの自分一人で考えろ!」> 

 (中略)

 考えてみれば麻雀も孤独な営みである。誰も助けてくれないし、アドバイスもしてくれない。基本的には三人を相手に戦うため、相手の心理を読まなくてはならない。その意味では確かに野球に適したゲームと言えなくもない。とりわけピッチャーに麻雀の名手が多いのは、そうした理由に依るのだろう。

 成功するピッチャーには我が道を行くタイプが多い。孤独に耐え、そこから何かを掴み取った者のみが生き残る。しかし聞く耳だけはしっかり持っている。つまり孤立はしていないのだ。なるほど孤独と孤立は似て非なる言葉である。

 ~勝負師はいかなるところでも駆け引きをしてるということか…。私は何か感じるものがあった。がしかし、私は麻雀をしない。
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