徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

オープンハウスにご来場ありがとうございました。

2014-02-12 08:17:04 | 建築つれづれ…
 2月8日(土)~11日(火)の4日間、らせんに広がるイエのオープンハウスを開催しました。ご来場下さった方々、大変ありがとうございました。

 今回はアーキテクツ・スタジオ・ジャパン(ASJ)庄内スタジオとの共同開催ということで、いつものオープンハウスよりも来場者が多く大変充実した4日間でした。プロパーのお客さんも、ASJの会員の方々も、大変熱心に見学されました。その一人一人に丁寧に対応できて何よりです。

    

 今後もこのようなオープンハウスを随時開催していきますので、よろしくお願いいたします。まずは成功裡に終わり、来場して下さった方々に感謝申し上げます。また、協力して下さったASJ庄内スタジオのスタッフの方々、大変ありがとうございました。
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企画力

2014-02-07 08:49:04 | 今日のひとり言・雑談
 「企画力」。我々の建築家という職業もこの企画力が求められる。その企画について、放送作家・脚本家の小山薫堂さんは学生に対しこう語っている。場所は山形市にある東北芸術工科大学。彼はこの大学の教授でもある。

 「企画力の優れた人材とは?」との問いに、「気の利く人、人を喜ばすのが好きな人」と答え、すぐに具体的な例を出して説明した。「日本人は、お客さんが来た時、その脱いだ靴をお客さんが帰りやすいようにパット揃えますよね。日本人には当たり前ですが、海外の人はびっくりします。ああいう、靴をひっくり返す(お客様に喜んでいただく、気の利いた事を自然にやる)感覚で物を見られるようになれば企画を思いつくようになります」

 「企画者とは、顧客の立場に立って、顧客を楽しませ、気の利いた人であれ」というのが彼の考えだ。我々の仕事、生き様にぴったりの言葉。この精神忘れずに胸に刻もう。

 今一度、自分に問いかけてみる。「顧客の立場に立って、楽しませているか?自分は気の利いた人間か?」同世代の彼に生き様をオーバーラップさせ、自戒する自分。

 さあ、日々「企画力」を磨こう…。
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第一関門突破?

2014-02-05 08:48:04 | 今日のひとり言・雑談
 娘Hは中学三年生。そう受験生なのです。昨日は地元の私立高校の入学試験だった。いつもはギリギリまで寝てる娘も、この日だけは朝早くから支度をしていた。イチローが脳の活性化に朝カレーを食べていたという話をすれば、その日から朝カレーの娘。試験当日も朝カレーを頬張って出発した。

 試験会場の学校までは、私が車で送る係り。仲のいい友達も一緒に乗せて行く。友達の家の前まで着くと、持っていくカバンが違うとてんやわんや。5~10分のロスタイムで学校に到着。時間にはまだ1時間も余裕があったが、自分の中学では到着が一番遅かったらしい。

 そんな娘を尻目に親父は事務所に戻り仕事に没頭。夕方に娘のことを思い出し、外出先から洋菓子屋に向かった。中3になってから志望校を絞り、夜遅くまで頑張ってきた娘に、ささやかなプレゼントを購入。併願の私立高校の受験が終わり、第一関門をクリア(クリアしたかは未だわからないが…)したご褒美だ。

 仕事を終え帰宅するや、娘に手応えを聞くと、恥ずかしながらうっすらと笑を浮かべた。その笑顔が全てを語っていた。親父は一安心。ただ、第一志望は私立高校ではない。もうひとつの山が一番の目標。

 まあ、今日のところはゆっくりご褒美のケーキでも食べて、明日から大きい山を動かすために頑張れ。そんな気持ちでケーキを頬張る娘を、ビールを飲みながら見ていた親父であった。

 戦いはまだ続く…。
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アメリカンって…

2014-02-03 08:45:03 | 今日のひとり言・雑談
 打合せでよくコーヒーを飲む機会がある。コーヒーは好きな方なので、出されれば拒む理由は見つからない。気がついてみると、一日で10杯近く飲んでることも…。そんな日は、「アメリカンで」と頼むこともある。

 ハテ?アメリカンとメニューに載っているが、何故アメリカンコーヒーは薄いのだろうか?そして何故「アメリカン」と言うのか?

 アメリカンコーヒーは焙煎を浅くしているコーヒーのこと。コーヒーに水を足して薄くしたというイメージですが、それは間違いです。焙煎を浅くすると、苦味が弱くなり逆に酸味は強くなるそうです。苦味は弱くて飲みやすいけどカフェインは実は多め。カフェインは、焙煎によって順に減ります。焙煎が浅いとカフェインが多く残ることになるのです。

 18世紀のアメリカでは、ヨーロッパからの移住民が東海岸から西部に向かっていました。そのころに、高度なドリップマシーンやコーヒーミルなどはなかったので、豆はほぼ荒く挽かれて、プレス式の抽出方法だったため、このようなコーヒーが誕生したと考えられているようです。

 またアメリカ西部地域の水質はアルカリ質だったため、豆を浅くローストして水質に合わせたようです。そのままでは胃腸に良くないと言われ、コーヒー豆を浅くローストすることで水質に合ったコーヒーにして飲んだということです。東海岸の水は西部ほどアルカリが強くないので、濃いコーヒーが好まれているとか。

 そして、「アメリカン」という呼び方は日本独特の言い回しなので、アメリカに行っても「アメリカンコーヒー」は通用しません。これ「レギュラーコーヒー」然り。

 さあ今日も、「アメリカンコーヒー」を飲んでから仕事に取り掛かることとします。
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