十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

写経体験

2009年04月25日 | 佛教

 24日、三千院にお参りした時写経する部屋があり、自由に写経し納経できるコーナーがあったので初体験してみた。

 七仏通戒偈(しちぶつつうかいげ)を薄く見本書きされた紙があって、それに筆ペンでなぞるだけの簡単なもの。たった16文字のお経の文句なので10分くらいで書上げて名前を記入して納めた。
 
七仏通戒偈は法句経(ほっくきょう)にある短い偈文で

  諸悪莫作(しょあくまくさ:もろもろの悪をなさず)
  衆善奉行(しゅぜんぶぎょう:すべての善を行い)
  自浄其意(じしょうごい:自らの心を浄めよ)
  是諸仏教(ぜしょぶっきょう:これが諸仏の教えである)


 七仏とは釈尊とかれ以前に現れたとされる6人の仏を併せていう。最初が毘婆尸仏(びばしぶつ)で釈迦牟尼仏は7番目になる。


 七仏通戒偈は極く簡単な教えであるが、「言うは易く行なうは難し」である。


 諸悪莫作はまあ簡単、悪の判断は大概の者はつく。
 衆善奉行はむずかしい。善い事とは今目の前にあるしなければならない事が善い事で、探してするような善い事は余計なお節介で秩序を乱し、善い事をした意識、自慢や驕りを生じさせる悪しきこと。


 善い事するのではなく、善い事する。これが衆善奉行である。


 ところでこのブログは好きでやっていることなので、善とも言えず悪とも言えないと言いたいが、いい加減なことを書き散らしているので悪行に違いない。読まれる方はご用心を!!

コメント
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