ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
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この雨で、一週間前に蒔いた庭の小麦が
いっせいに、針のようにぴゅんぴゅんと芽を伸ばした。

春~秋の稲、秋~春の麦の二毛作が、えんえんと続く。




頭・絹の紅花染め
マスク・木綿の紅花染め(真っピンク)
持っているつぶて・紅花の黄色素で染めたウール(羊)
マント・昔染めた藍染の大あさ。
これたちみんな風呂敷。

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この日は、防寒や非常用のさまざまな風呂敷、手ぬぐい、ヒモの術も披露します。
バンダナを機能的なルームソックスに結ぶ方法、ヒモと手ぬぐいによる締め付けない
レッグウォーマーなどなどなど、てんこ森で。リンパを締めない快さ。

お腹をひねらない、無駄のない忍者の動き=大自然に任せた動きを覚えて、
みなで、ワカサギのようにぴゅんぴゅんと動きましょう。
人生には祈りが大切だけど、基本はやっぱり体です。

・11/10(土)代々木上原 忍者歩きと風呂敷使い方講習
恒例となった、忍歩×ふろしきWS。自然で無駄のない古来の歩き方を練習し、ふろしき技も身につけます。
14:20駅集合~17:00 その後夕食付き 参加費3000円(2回目以上の方は2500円)
申し込みは isamix@gmail.com までお願いします。

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今日は、紅花染めをしていました。

昨日から、乾燥花びらを水に浸していましたが
それで抽出された、黄色い色素の液で、

ウール(羊)の小風呂敷を煮込んで
きいろい風呂敷を作り、これは靴下用に結びます。

紅い色素は、重曹を熱したソーダ灰を溶かした
アルカリ性の水に、黄色を抜いた花びらを浸しておくと紅色が還元されます。

一般的には、ここにクエン酸を入れて中和させてから
布を浸して染めるけれども、
アルカリ性の液のほうが布に染み込みやすいそうなので

布を浸してから、少しずつクエン酸を足していった。

しゅわあああ~と、微細な氣泡が膨らみ
布が、草木染めとは思えないショッキングピンクに色づく。

しかも、材料は紅花の花びらと重曹とクエン酸という
安全なものだけ。

まあ、紅花染めはデリケートで、色が少しずつ褪せたりというのはあるけれど、
その時は染め直せば問題ない。
逆に、花の量が多いと 化学染めと見まごうビビッドな蛍光色のようになるので
ほっこり感に欠けちまうのか・・・
なんて思うなら、染め上がった布にアイロンでもかけると、
熱で紅色が少し褪せて、なかなか穏やかな色に落ち着く。

小学校で紅花染め教室をするので、どのように組み立てていくか
思案しながら あれこれ実践しております。

木綿や麻は、紅液に残った黄色は染まらないので、
前述の真っピンクに染まりますが
絹は、ややオレンジがかります(ピンクに染める方法もある)。

染め全般にいえることですが、刺し子糸など縫い糸を染めると、
一回の染めで数年分を染めることも可能で、効率がよいです。

だだ寒くなる前に、染めて素材を準備して、冬ごもりに備えるとしよう。
・・・僕は寒くても外に飛び出るタイプだけど。

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